編集済
こんばんは。新年明けましておめでとうございます。
執筆がある程度落ち着き、時間もある程度出来たので拝読させて頂いております。
途中まで三人称の硬派な文章が、三人称一人視点になり、今まで冷たい兵器のように感じたミストリアが転じて、今回、暖かい人肌の優しさを見せてくれたのでとても魅力的に感じました。
そういう狙いがあったのかも知れませんね。だとすれば僕は気持ち良くギャップの罠に嵌まりました。
ところで、ちょっと尋ねたいのですがよろしいですか?
「ミストリアがここまで他人を褒めることは珍しかった。
しかし、老魔術師がそれを聞いたら、きっと喜ぶどころか怒り出すだろうなと思い、彼女は苦笑いした。
それは心に余裕が出来始めた証でもあったが、ふとミストリアが老魔術師を彼と呼んだことに違和感を覚えた」
という文章の「彼女が苦笑いした」ですが、これってレイネリアですか?
今までレイネリア主観だと思い、文章にも彼女=レイネリアだと思わせるところが多く勝手に進めてたのですが、でも、老魔術師を彼と呼べるのは天変地姫であるミストリアだけですもんね……。
すいません、こんがらがってしまって。良ければ説明下さい。
作者からの返信
ありがとうございます。
三人称のあたりは少し文法(?)的にどうなのかなと思うところはありますが、基本的には作品内で表記の規則は統一しています。冒頭などを除くと三人称かつレイネリア主観なので、まさにおっしゃるとおりですね。
また、いざというときには、彼女(レイネリア)を私に変えて、一人称にしても良いような書き方にはしています。(他のキャラの心理には確定的な表現をしていないなど)
彼女という表記もレイネリアのものでして(一部例外もあるのでいっそ全部そうしようと思いますが)、今回の苦笑いもレイネリアのものですね。
意図としては、ミストリアに「すごい魔術師」と褒められても、老魔術師が陣幕で驚愕していた様子を考えれば、かえってプライドを傷つけてしまうだろうと想像したわけで、そこまで周りが見えてきたことは、レイネリアが落ち着いて心に余裕が出来たから、といった感じです。
ミストリアへの想いがよく伝わってきます
作者からの返信
ありがとうございます。
本作はW主人公&Wヒロインを標榜しておりまして、大体はこの二人を中心に話が進んでいきます。
あと、当方を読んで頂き、更にはレビューまで頂いてしまい、重ねてありがとうございます。
また、後ほど静内さんの作品も読み込んで、こちらからもレビューさせて頂きますね。