応援コメント

第二章 5-2」への応援コメント

  • 設定がとても細かいですね

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    ここら辺は中国の故事(出典不明)を使いました。
    外国の有能な人物を冷遇して無能を厚遇する、というのはどこかで聞いた覚えがあるのですが、案外とルーツが明確でないのは興味深いですね。

  • どこかで聞いた流れのお話と思いましたが、これも歴史書にある(と言われている)ものでしたか。
    その時代の帝国にも、相当やり手の人材(もしくは皇帝本人?)が居たのですね。質素と華美を巧みに使い分ける、いわば合理的なところもあり、本当に油断のならない強国です。

    作者からの返信

    これは割りと有名な兵法、説話ですね。でもどうも原典が分かりませんでした。
    検索すると六韜に書いてあると出て、実は誤りであるとも出る不思議なものですね。
    自分が最初に見たのは司馬遼太郎の関係だった気がします。

    編集済
  • レイネリア、弾んだ気分のときに、なかなか嫌なことを思い出しましたね笑
    帝国内なので、浮かれてばかりもいられないようですね。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    このエピソードは中国の兵法書「六韜」を基にしてまして、「使者が有能なら冷遇し、無能なら厚遇せよ」というものです。実際には書いてないという話もあるようですが。

    油断大敵というやつですね。レイネリアは箱入りなので、しっかりしているようでどこか抜けたところもあるので要注意です。

    編集済
  •  世界観の歴史も非常に事細かに設定がされていて、まるで史実の歴史小説を読んでいるかのように思ってしまいました。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    この辺の逸話は、ネット界隈では古代中国の兵法書「六韜」にあるとされています。(実際にはないとも?)
    私は確か司馬遷の史記でこのエピソードを知りましたが、作中でも古代中国の逸話はよく出てきます。
    本作の重要な事項である封禅の儀も、史実では秦の始皇帝が始め、歴代の有力皇帝が引き継いだ儀式から取りました。

  • こんにちは。
    過去存在した大国の滅びた経緯を興味深く読みました。
    こういう、細部の設定までなされていると、空想世界が厚みを持って見えますね。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    このエピソードは古代中国の兵法書「六韜」から取ったものでして、他国の使者が有能なら与えず返し、無能なら与えて歓待する、そうすれば無能が重用され、いずれ国は滅ぶ、というものです。(実はそうは書いてないという話も?)
    覇者や封禅の儀など、古代中国の用語や故事成語をモチーフにしている部分も多いですが、独自の世界観を築けていけたらなと思います。