状況説明における、細部に至る丁寧な描写には、いつものことながら驚かされます。
それが『適度に』固い文体によって、緊張感を持ったまま展開されている。このバランスは、容易に他の著者様に真似できるものではないでしょう。
そして今回発生した『村』での事件。単純に書いてしまえばそれまでのところを、スリリングに、しかし単に娯楽色に染めることなく描き切っておられる手腕には、これまた驚嘆させられます。
そんな中で、メインヒロイン二人の存在が実に瑞々しく描かれており、彼女たちの視点で情緒的にも受け取ることができる。
毎度のことながら、改めて貴作の素晴らしさを実感させられた次第です<(_ _)>
作者からの返信
ありがとうございます。
これほどまでに丁寧で詳細な評論を頂き、また好評を頂けて嬉しく思います。
あちこちで書いてることではありますが、一度映像としてイメージし、それを文字に起こすようにしておりまして、アニメや映画ならこんな感じかなと思いながら書いています。
あとは何度も読み返して、引っ掛かったり、イメージしにくかったりした場合は直しています。
それでもまだ、色々と不十分なところはありますが、作品自体を先に進めねばと思っております。
編集済
色んな知らない単語があり、このように使うのか、ととても勉強になります。
語彙力豊か過ぎて一体どんな生き方をされたらこうなれるのだろう、と本気で思っています(笑)
やはり勉強するしかないですよね(^^;
『指輪物語』のような昔ながらのファンタジーの重厚感と、『ゲームオブスローンズ』のような暗さやずっしりとした雰囲気があってとても好きです。(比べているわけではありません、気分を害されましたら申し訳ありません……)
アニメ映像ではなく最初から実写で私の中で投影されて進んでおります(^-^)
ハリウッド映画を見ている感覚に近いです。
これからも楽しみです。
作者からの返信
ありがとうございます。
過分なお褒めの言葉だけでなく、レビューまで頂いてしまい、感謝感激しております。
文章力のようなものにつきましては、作品紹介にもあるように、いつの間にか書けるようになってまして、小説というよりはノベルゲーや資料集などが由来なのかも知れません。後で自分の書いた文章を読み返して、よくこんな文章を書けたなあと酷い自画自賛をしております(笑)
ただ、読み直しと書き直しにはかなり労力を割いてまして、各文を20回は読み、10回は書き直しているような感じです。
そのために日常的に更新が遅くなってまして、特に最近は書く時間が取れない有り様です。。(読むのは空き時間でも出来るのですが)
また、ファンタジー作品の大作と比べて頂いて、気分を害するどころか嬉しさと恐縮でいっぱいです。指輪物語は特に前日譚のホビットの映画が好きでして、たまに流しながら書くこともあります。
なるべく自分でも情景を浮かべながら書いてまして、読んだ方にも感じて頂けているようで良かったです。
凛々サイさんの作品も楽しく読ませて頂いておりますので、今後ともお邪魔させて頂きますね。