名もなき神 上 六話までの感想になります。
まず、私が(現状で)星2の評価と、小説のフォローを決めたのは、
名もなき神 上 四話。
この話に触れたからです。
謎めいた会話劇の形で紡がれる、一話一話は短いこの物語。
行間も広くとられ、それは演出のためと徐々に理解できていくのですが、初見では「あけすぎ」の印象を受けるかもしれません。
そして、一話一話が短いがゆえに、「もういいかな」という気分が、途中で生まれてしまうかもしれません。
ただ、それはすごくもったいないと思うよ。と、控えめに言わせてください。
『あっ、神話に入った』という感覚。通じる方は、たぶんいらっしゃると思います。
そんな方に向けて、ぜひ。こちらはおすすめしたい、物語です。