概要
わたしはレスポールが嫌いだ
わたしはレスポールが嫌いだ。
重くて、古臭くて、弾きにくいから嫌。
わたしはストラトが好きだ。
丸っこくて、軽くて、弾きやすいから。
ギターを弾くことくらいしか取り柄のないわたしは、高校の軽音楽部に入部してもうまく馴染めなかった。
今の今まで友達と呼べるような人間すらいなかったのだ。今更バンドなんか組めるわけがない。
そして、この軽音部の同級生に、レスポールを弾くやつがいた。
チビで、癖っ毛で、不愛想なわたしと正反対なあの子。
背が高くて、サラサラのロングヘアーで、いつも笑っている。
そんな彼女が、わたしには眩しすぎて、大嫌いだった。
*小説家になろうにも掲載してみています
重くて、古臭くて、弾きにくいから嫌。
わたしはストラトが好きだ。
丸っこくて、軽くて、弾きやすいから。
ギターを弾くことくらいしか取り柄のないわたしは、高校の軽音楽部に入部してもうまく馴染めなかった。
今の今まで友達と呼べるような人間すらいなかったのだ。今更バンドなんか組めるわけがない。
そして、この軽音部の同級生に、レスポールを弾くやつがいた。
チビで、癖っ毛で、不愛想なわたしと正反対なあの子。
背が高くて、サラサラのロングヘアーで、いつも笑っている。
そんな彼女が、わたしには眩しすぎて、大嫌いだった。
*小説家になろうにも掲載してみています
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