首で切ると血が飛び散って大変

「首を切ると血が飛び散って大変ね、では」

王女は剣で頭をくり抜いていく、カポッと顔面に穴があいて、そこから血をたらしながら男達は倒れていく

「ふん!」

王子がナイフを投げると、それが目や鼻に刺さった男達は体をぴーんと硬直させてそのまま倒れる

戦闘はすぐに終わって、静かになった頃、私達は窓を蹴破って2階に飛び込む

と、そこには妹と、何か変な男が

「なんだお前たちは!殺すぞ!」

そこに王子が階段から上がってくる、王子がナイフを男に投げると、まるで感電したかのように男は倒れた。

「最新鋭の電刺ナイフだ」

「とかいってるけど、ナイフを投げる時に電痺の魔法をかけるだけだけどね」

王女が種明かしをする

男は痺れようになって倒れている

「おねえちゃん、こわかったあ」

紐を解くと麻衣が私に抱きついてきた

「おおよしよし、もう大丈夫だからね」

それを男が見ていた、男の目に死相が浮かぶ

「安心しろ、しばらく体が動かないだけだ」

王子が男に言う

「体が動かなくても口は動くわね、さあ、誰に頼まれたの」

私が聞くと男は

「署長だ、俺が行ったら署長がビデオを見せて、そこにお前が映っていた、で、お前の住所とか、」

「それで家に来たというわけね、どうオトシマエつけてくれるのかしら」

男の傷口をグリグリと

「うぐ」

「とりあえずこのお金、貰っていこうか」

私は部屋の隅のロッカーを開けて中からお金を出す

「あとこれは、銀行のカードね、おい、暗号を教えなさい」

私は男に暗証番号を聞くと

「く、糞、だれか」

「そう、では教えたくなるようしてあげよう」

男の下半身に手をあて、電撃をあてると

「ぐあおっ!」

男が身をよじらせて30センチ程はねた。

下半身から湯気、焦げた匂いが

「どうですかあ、喋りたくなりましたかあ」

ニコニコ顔で男に迫る

「しゃ、喋る!だから、もう止めてっ!」


王女と私で銀行に行く

「クミコ、最近は銀行は隠しカメラとかで顔を写しているという事を聞くわ、ですからココは私が」

と、王女が顔を撫でるとさっきの男の顔に

「え〜と、1度に200万ですか、そんなもんで大丈夫ね」

私と王女はそれから色んなカードで、まあそこそこの金額を抜き出した。


「はーい、男、いきてましたか?じゃあ、このお金をいただいていかせてもらいます。それと、海水は電気を通すとききますので、貴方の体を海水に浸けたら体の痺れも早く治ると思いますのでね。」

私は男の体を担ぎ上げると、階段を降り、倉庫から出ると、男を海に投げ込んだ。


「さ、皆さん、かえりましょうか」

男の車で3人は家に帰る

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