あれ?私、欠勤したことになってない・・・

会社行ってレコーダーを、確認すると、あ?、私、欠勤したことになってない。

つまり、私はこの世界から異世界に行って、すぐに帰ってきたことになってるのか?

だったらあのネチネチとした嫌味はなんだだたんだろう。

「おーい、平井サーン、課長が呼んでる」

「はーい」

課長の席に行くと、「あーこの集計やって」って書類を渡された。

いつもの事だ


課長が立ち上がってみんなに言う

「昨日、この近所で、妖怪が現れた!この時期は多分また、魔物がたくさん出てくる時期に入ったようだ。だから、みんな、日が暮れないうちに、早めに帰るように!」

えーいつからそんなホワイトになったの?

「ほれほれ、平井さんも早く仕事にかかって!でないと帰れなくなるよ、また、机の下で寝るつもりか・・・」

やっぱりブラックだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る