「それよか、何か言うことあるんとちゃうか」

「それよりさあ、言うことあるんと違う?私、あんたら助けたんだけど、私があれやっつけなかったら、アンタら今頃蜘蛛の餌だよ」

さっきから人を犯罪者あつかいしおってからに

「いやでも、素手の人間が大蜘蛛をやっつける事ができるなんておかしい・・・・」

「銃刀法違反・・・・・」

なんかブツブツいってる

「ならさっきのは妄想か?漫画か?」

私がそういうとみんなさっき目の前で起きたことが信じられないみたいだけど。

まあ私が異世界召喚された事も信じてないみたいだけどね

「でもさあ、おねーちゃん、3年も戦ってたっていうけど、一晩だけじゃん!」

「そらあっちから帰って来る時に・・・・・え?」

「だからあ、3年も異世界に言ってたっていうけど、一晩!それも夜中の2時!」

妹の後ろで男の警察官がニヤニヤしてるんだけど・・・・・

たしかにねえ、昨日の夜は家で飯食ってるし、その前の日も、その前も、家で飯食ってるんだよね

そうだなあ、これで信じろというのは・・・・無理かも

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