このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(141文字)
ヤクザにピストル購入依頼の電話が入る。自殺したいという購入希望者に対して、ヤクザはカウンセリングのようなものを行う。電話越しの他人という距離感を上手く利用した作品。
健康的でなくて、レトロでキラキラと妖しい色で誘う、でも猟奇というほどじゃなくて癖になる、駄菓子。「あのたまらない駄菓子を売る神出鬼没のお兄さんが帰ってきた!」ということで、喜んでおります。お兄さんじゃなくて実はお姉さんだったらごめんなさい。
冷静かつ親切かつ知識量豊富な八九三さんの命のでんわ。ギャップが面白いです。 現代の八九三の皆さんは詐欺などに走らず、この事務所の八九三のような文学的な人物になってほしいと思います。