最終話への応援コメント
設定も内容も面白くて最後まで読んでしまいました。
他の作品も順に読みたいと思います。
作者からの返信
こんにちは。九頭龍一鬼です。
hekisei様。応援のみならず星までいただき、まことにありがとうございます。
hekisei様のことは、たしか、Unknown様のエッセイをつうじて識ることができました。この御縁に感謝いたします。
愚生の作品群には、ハードなものからソフトなものまでございますので、時間がございましたら、おすきな作品を劉覧いただければと存じます。
今後とも、よろしくおねがいいたします。
最終話への応援コメント
大変面白く素晴しい、作品でした。下手な教誨師よりも、優秀な暴力団員さんとお見受けいたしました。
相変わらずの不勉強で、秀逸で難解な九頭竜文学の深淵を読み取ることが出来ていない可能性がありますが、それはいつもの私の力不足です。(笑)
しかし九頭竜さんは文系も理系も強くて、凄いですね。ちなみに私は典型的文系の人間ですが、九頭竜さんには両方とも全然及びません(笑)
それでは、これからもよろしくお願いします。
作者からの返信
こんにちは。九頭龍一鬼です。
田渡芳実様。コメントありがとうございます。
『しかし九頭竜さんは文系も理系も強くて、凄いですね。』とのことですが、まことにありがとうございます。
といえども、愚生は持病(統合失調症)が理由で、最終学歴が中卒となっているため、文系や理系というカテゴライズはできません。高校での勉強以上に相当する知識は、すべて、本を読み、独学で獲得したものです。ですので、相当に間違った知識も多分にまぎれこんでいるとおもわれます。すみません。
ちなみに、愚生も、十代で大検を受験して、一応、センター試験の模試をうけたことがあります。たしか偏差値は35でした。いわゆるFランク大学の判定がCだったとおもいます。
斯様な愚生でも、数十年間、本を読みつづけた結果、これくらいの作品は書けるようになりました。本統に本というのはいいものです。
微衷を披瀝すると、愚生は、いまの日本で一番の知的階級は低学歴者や不登校者ではないかと存じます。上記のように、学校にゆく時間をすべて読書にささげれば、部分的には、高卒者や大卒者に匹敵するくらいの知識は獲得できるからです。(本作における暴力団員が、そのイメージかもしれません)
ただし、知識が専門化すると、どうしても高学歴者にはかないません。愚生などは、輓近、二桁のかけ算ができずに、われながら喫驚して、小学三年生の問題集にとりくんで勉強しなおしました。個人的に、アインシュタインの運動量方程式から、一次元ディラック方程式と、三次元ディラック方程式のみちびきかたは説明できるのですが、実際に、ディラック方程式を解いてみろといわれると、斯様に、二桁のかけ算もできない状態なのです。
なんだか、愚痴のような返信になってしまい、もうしわけございません。
では、今後ともよろしくおねがいいたします。
第二話への応援コメント
こんにちは。
第一話から、非常にきさくで、ユニークな組事務所ですね。
「刑務所暮らしで暇だから読書をする」とのことですが、格闘家で物書きの瓜田純士さんを想起しました。
ユーモアがあっていいですね。
作者からの返信
こんにちは。九頭龍一鬼です。
田渡芳実様。コメントのみならず、星での評価と、レビューまでいただき、本統にありがとうございます!
『非常にきさくで、ユニークな組事務所ですね。』とのことですが、本作の暴力団員の語り口は、『暴力団事務所にいたずら電話かけてみた』というような、Youtubeでの動画を参考にしております。
その動画で、暴力団員が、普通の企業とおなじように、慇懃に電話に対応していたのが印象的でした。
『「刑務所暮らしで暇だから読書をする」』というのは、安部公房の『方舟さくら丸』からいただいた知識です。なので、現実にはどうなのか、曖昧な知識ではあります。
では、今後ともよろしくおねがいいたします。
編集済
最終話への応援コメント
ギャグは普遍的な客観との対比によって成立するものですから、オヤジギャグ研究家の私にはその中立性を判断することが出来ます。しかし、普通の人はパーソナリティの情報に引き摺られて笑っていいのか分からない場面がこれから出てくるかも知れません。
九頭龍さんの作品が面白すぎて何作も続けて読んでしまいましたが、いずれも作家として正しい狂気を感じます。それを別の価値に置き換えるのは勿体なさ過ぎます。
PS.
とても伝わりにくい書き方をしてしまいました。申し訳ございません。私としては最大級の賛辞であることだけご理解頂ければ十分です。
作者からの返信
こんにちは。九頭龍一鬼です。
褒められているのか、そうではないのか、峻別しかねますが、最後まで読んでいただき、まことにありがとうございます。
『九頭龍さんの作品が面白すぎて何作も続けて読んでしまいましたが』とのことで、本統に感謝しております。同時に、どうやら、須藤様のお読みになられた作品群は、どちらかというと、愚作のなかではライトなものがおおいようですので、いささか、複雑な気持ちではあります。愚生本来の作風は、どんどんハードになっており、読者様から敬遠されているのですが、偶然にも、手軽な作品を読んでくださった御蔭で、須藤様の御期待にそえられたようですので、安心しております。
『それを別の価値に置き換えるのは勿体なさ過ぎます』というところがよくわかりません。すみません。愚生はコメディにむいているとか、逆に、シリアスにむいているというような御指摘でしょうか。孰れにせよ、愚生は書きたいものを書いていこうというわがままなスタンスで書いております。カクヨムの読者様や、知人からも、『SFのほうがむいている』といわれるのですが、それでも、いまはどちらかといえば『純文學を窮めたい』とおもっています。ただし、『どうしてもSF要素がぬけない』ので、『SF純文學』になってしまい、SFのコンテストでも、純文學の新人賞でもなかなか予選通過できずにこまってしまいます。
追伸
『私としては最大級の賛辞であることだけご理解頂ければ十分です』とのことで、まことに失礼いたしました。愚生のはやとちりのようです。わざわざ、御返答くださって、ありがとうございました。今後ともよろしくおねがいいたします。
第五話への応援コメント
普通に怒鳴られる方がましに思えるくらい怖い。
作者からの返信
こんにちは。九頭龍一鬼です。
本作の暴力団員の口吻は、『暴力団事務所に電話してみた』という、実際のYouTubeの動画を参考にいたしました。暴力団といえども事務所の電話です。よほどのことがなければ、一般人が怒鳴られるようなことはないようです。
第三話への応援コメント
暴力団員個人の見解がしゅごい。
作者からの返信
こんにちは。九頭龍一鬼です。
『「まあ 人生では一度や二度くらい逮捕されるものです(暴力団員個人の意見です)」』の箇所でしょうか。実際に、愚生は発狂した爾時、主人公の物語るように逮捕されたのですが、警察車輌のなかでいろいろと尋問されただけで解放されました。ちなみに、愚生のように不審者が拘束されると、まず、パトカーのなかで、氏名住所電話番号などとともに、『どんな薬のんでるの』と訊かれます。此処で、抗精神病薬などの名前をきちんとこたえると、刑法三十九条で起訴できないとおもわれ、釈放されるようです。あのときは、沢山のひとに迷惑をかけてしまいました。
第二話への応援コメント
面白すぎる組事務所。
作者からの返信
こんにちは。九頭龍一鬼です。
正直なところ、愚生としては、饒談ではなく、シリアスな作品として本作を構想いたしました。統合失調症の陰性症状になやまされたまま、鉄工所に勤務することで、精神的に限界にきており、『おなじような氣氛のかたに読んでもらえたら』とおもっていたのです(現在、仕事はやすんでおります)。が、発表してみると、みなさん『笑えた』と仰有ってくださり、戸惑っております。まだまだ、愚生は書き手として未熟です。
第一話への応援コメント
面白いです。こんな賢い電話番はなかなか居ないと思うのですが、そう言えば前に一ッ橋と慶應の人がいたのは確認しているので無いとは言い切れないですね。
作者からの返信
こんにちは。九頭龍一鬼です。
『こんな賢い電話番はなかなか居ないと思うのですが』とのことですが、本作は、安部公房の『箱舟さくら丸』に登場する暴力団員から着想いたしました。『箱舟さくら丸』の暴力団員は、「やくざだって『資本論』くらい読むんだぜ。刑務所にはいっていると読書家になるんだ」というような台詞をいいます。ですので、素粒子物理学や宇宙物理学に造詣のふかい組員もいるのではないかとおもったのです。
東大卒の立花隆氏が、所謂キャリア組の東大の後輩たちにむけた講演で、「あなたたちは馬鹿です。人間の知性は社会にでてから、どれだけよい本を読んだかで決まります」というように鞭撻をふるっていました。愚生も同意見です。自慢になりますが、愚生自身中卒であるものの、読書家である御蔭で、精神病院で出逢った早稲田大學経済学部卒の患者様から、賢者のようだといわれたこともあります。自慢になりますが。すみません。
最終話への応援コメント
何年も前から読ませていただいた作品ですが、コメントを送るのは初めてかもしれません。
自分も、成就しなかったけど愛した人がいます。今でもかなり愛してます。でももう2度と会えないことは分かっています。たまに彼女が夢に出てきます。精神病である彼女が少しでも幸せであってほしいと祈るだけです。
愛という名のバグが人間をここまで増やしたんだと思います。でもそれは素晴らしいバグかもしれません。
誰かを好きになるという感情は、人を何よりも生へと導く物だと思います。
作者からの返信
こんばんは。九頭龍一鬼です。
Unknownさん。星マークとコメント、真にありがとうございます。
『でももう2度と会えないことは分かっています。たまに彼女が夢に出てきます。精神病である彼女が少しでも幸せであってほしいと祈るだけです。』とのことですが、つまり、彼女はまだ生きているものの、Unknownさんには二度と逢えない理由がある、ということだと察します。
無論、愚生はUnknownさんの私生活を穿鑿することはしません。
愚生の場合は、もし長生きしたら、片思いのひとと再会できるかもしれません。
そのときは、お互いに、老爺と老婆になっているかとおもわれます。
精神科医フランクルの研究者で、『生きる意味』について、たくさんの著作を上梓している諸富祥彦氏も、青春時代に最愛のひとがほかの男に奪われて、死にたくなるほど悩んだといいます。
諸富氏の場合は、死にたいとおもったとき、そのひとの面影が髣髴されて、『わたしが七十歳になったすがたをみてくれないの』といわれた気持ちがして、死ぬのを諦めたそうです。
ひとを愛することのむずかしさと素晴らしさを思い知らされます。
『誰かを好きになるという感情は、人を何よりも生へと導く物だと思います。』ということも、愚生は賛同いたします。
なによりも、愚生はUnknownさんがこのように、愚作を、ポジティブに受け取ってくださったことがうれしいですし、Unknownさんの人生にも光がさしこんでくれたら、とおもいます。
では、今後ともよろしくおねがいします。