大好き「だった」人
Aube
第1話
思い出の写真。
2人でたくさんでかけて。
たくさん笑って。
将来のことをたくさん話したりした。
とても楽しかった。
なによりも、幸せだった。
でもそれは思い出であり、過去のもの。
今はもうない。
私はあなたが大好きだった。
「だった」過去形だ。
でもそうじゃないと今でもあなたを
探して。
追いかけて。
涙を流してる。
そんなの諦めの悪い女に思われちゃうでしょ?
残念でした。
あいにく私は過去に囚われたりしないんです。
これは大好きなあなたへの意地だ。
ばーか。
大好き「だった」人 Aube @Cako
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます