あらすじ
俺、浅野信は小中学校の時にいじめられていた。いじめと俺の情け無さのせいで母さんが首を吊って自殺をしてしまっていた。もういじめられたくなかった俺は小学校、中学校の時の俺を知らない高校に入った。
高校二年の五月、美少女転校生がやってきた。だがその女は小学校の時にいじめの主犯の女、佐々木香奈だった。
同じ小学校と隣の席だったこともあり学校案内を任される。そこで佐々木は母さんの悪口を言って俺の中の怒りがこみ上げてきてつい手を出してしまった、そこからいじめが再開した。
いじめが耐えられなくなった俺は自殺をしようと思った。母さんと同じ自殺をしたら同じところにいけると思ったから首を吊ろうとした。なぜかそこで俺はふと遺書を書こうと思って紙を探していたらある手紙を発見した。
母さんの手紙だった。
母さんの手紙を読んだ俺は一生懸命生きることに決め、いじめをなくすことにした。
結果的にいじめをなくすことに成功した俺だったが、次は佐々木がいじめられていた。
最初はざまぁみろ、と心で言ったし自業自得だと思った。けどいじめがつらいことは誰よりも知っている自信があった俺は放っておくことができなかった。
佐々木が自殺しようとしたところを止め、佐々木は泣きながら助けを求めた。俺はカッコよく「おう、任しとけ」と言った。今思えばクソ恥ずい。
仕事仲間の長谷川さんの助言のおかげで無事いじめはなくなった。しかし佐々木は友達が欲しいと言い、それを手伝うこととなった。
ターゲットは孤立になった寺田で最初は無視され続けられ俺と佐々木は精神的にキツかった。森と近づけることを条件に佐々木と寺田は晴れて友達(?)となった。
だけど友情の無い友達なので会話も盛り上がらないしただ一緒にいるだけの状態だった。その状況を打破するために夏休みを遊び倒すこととなった。
俺の高二の夏休みは一筋縄ではいきそうにない。
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