硬質で地に足の着いた格闘もの

テーマとして闘い、強さそのものに力点を置いているだけに
魔法、拳、武器何でもありのその戦闘描写は熱く緻密。

その一方心理的駆け引きや読みあい、強さを求める登場キャラクターの心理描写の方もおろそかになっていないので読んでいて薄っぺらさを感じません。

一押しキャラはやっぱり主人公の西田君。初心なところと達観したところを併せ持ったいいヤツです。冒頭で手もなくひねられた剣鬼にリベンジを果たす日を楽しみにしています。

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