71話 祖父との語らい(後)
「サシャは天空神クラールがこの世界最古の神のひとつで、今は眠りについていることは知ってるよね」
底知れない叡智を碧の瞳にたたえ、ローベルトは語りはじめた。
彼は気さくなようでいて、伝説の魔法使いヤン=シェダの末裔、ハイエルフの血を色濃く受け継ぐ魔法の名門シェダ一族の当主だ。そうして顔から表情を消し去ると隠しようのない威厳が滲み出てくる。
サシャはごくりと生唾を飲み込み、真剣に耳を傾け始めた。
「世間では、クラールは眠りにつく代わりに新しき神々を呼び寄せ、それから自身は長き眠りに入ったと言われている。その新しき神々が人々に魔法という力を授け、クラールの代わりに世界を守っていると」
え、でもその神々は――と口を開きかけたサシャを微笑みで抑え、ローベルトはそのまま言葉を継いだ。
「そう、昨日の話は覚えているよ。その魔法をもたらしてくれている新世代の神々が、裏で奈落と通じているかもしれない、そんな話だったよね」
そのとおり。
話の行き先に若干の不安を抱きつつも、無言でゆっくりと頷くサシャ。
「かなり思い切った仮説だよね。ザヴジェルには今はないけれど、大陸中の神殿も敵に回すぐらいの。……今の神殿は皆どこもクラールと一緒に、新世代の治癒神ゴザと魔法の神々を大々的に祀っているのだから」
「あ」
サシャは思わず目を見開いた。
考えてみれば神殿は自分を異端認定して、追手を差し向けてきた相手なのだ。そのお陰でザヴジェルに来れたし、この地には神殿はないしですっかりそれを忘れていたのだが。
となると昨日の発言は、聞きようによってはそれを逆恨みした悪口に取れなくもない。そんなつもりは毛頭なかったのだが。
「…………」
「いや、責めている訳じゃないんだ。むしろよくそこに辿り着いた、と感心しているぐらいだよ」
……本当に?
そんなサシャの無言の問いが顔に出ていたのだろうか、ローベルトは笑顔のままで頷いた。
「そうそう。どこの神殿も認めていないけど、大陸各地に出所不詳のこんな民俗神話があってね――人類黎明の時代、この世界で神々の争いがあったと。ふたつの陣営に分かれた、それはそれは壮絶な争いだったと伝わっているんだ。クラールもいるこの世界本来の神々と、どこかよそから来た外来の神々。そのふたつの陣営がぶつかり合って」
「…………」
「クラールが眠りについたのはその争いで力を失ったからだ、その神話ではそんな風に伝えられていてね。負けた訳じゃない。双方ともに力を失って、今は勝者不在の自然発生的な休戦状態ってやつ? 神殿が謳っている玉虫色の神話と違って、結末のない中途半端な話だけに、妙に真実味があって印象に残ってるんだ」
……うわお、もしかしたらその神話、真実味どころか真実そのものを伝えているのかもしれない。
知らず知らずのうちにサシャの心臓が大きく脈打ちはじめた。
辻褄が合うのだ、サシャが知っているあれこれと。
姉ダーシャは言っていた、クラールが過去にも狙われたことがあると。
その時はふたつの陣営という話はなかったように思うが、ヴィオラやイグナーツの神剣に宿っているという古の神は、もしかしなくてもクラールの味方な訳で。
つまり、それらの神は過去にクラールが狙われた時のクラール側の陣営にいた神、そう考えると綺麗に収まる。そして今は……双方ともに力を失っていた長い長い休戦状態が終わり、目を醒ました神々がゆっくりと戦いを再開しようとしているのかもしれなくて――
「で、そのふたつの陣営の内訳なんだけど」
――サシャの神々にまつわる壮大な考察は、ローベルトのそんな言葉によって現実に引き戻された。
ふたつの陣営の内訳、それが伝わっているのであれば是非知りたい。
ソファから身を乗り出したサシャに合わせるように、ローベルトも身を乗り出してきて、二人は内緒話をするように互いの瞳をじっと見つめ合った。
そして徐にローベルトが口を開く。
「……よく分かっていないんだ」
「え」
「いや、何者かによって伝承を破壊された、と言った方が正しいかな。片方にクラールがいたのは間違いないんだけど、残りの神々の名前は全て遠い昔に伝承から掻き消されているんだ。ちょっと不自然なぐらいにね」
「……不自然なぐらい?」
「そう。そもそもこの民族神話自体は、大陸全土にほぼ同様のものが散らばっているんだ。けれどもどの国どの地方に伝わっているものにも、クラール以外の神の名前は残されていないんだ。辛うじて残っているのは幾つもない。敵陣営については皆無で、味方陣営の神がどうにか三神だけ。それは――」
ローベルトは魔法使い特有のしなやかな指を三本立て、サシャに頷いてみせた。
「
「マティ……?」
耳慣れない言葉と発音にサシャが思わず首を傾げると、その正面でローベルトも同じように首を傾げた。それは傍から見れば血の繋がりが如実に分かる微笑ましい光景。ただし二人は昨日対面を果たしたばかりであり、その知識量には大きな隔たりがあった。
「あれ? 聞いたことない? マティカは実在すら危ぶまれているからしょうがないとして、ゼーメはイグナーツ君の神剣に宿っているし――ああ、そうか。彼は禰宜だったから俗称は口にしないのかもね」
「あ、そういえば古の大地神とは言ってたような」
「そうそう、それそれ。昨日本人からちらりと聞いたんだけど、彼も神託を受けてこの地に来たんだってね。神話が事実であれば、その大地神はクラールと同じ陣営にいたんだよ」
「おおお、やっぱりそうだったんだ……」
その話には大いに頷けるところのあるサシャ。となると気になるのはあとひとつである。
「じゃあ、マティ……がヴィオラの神剣の神さまってことかな?」
「いやいや、マティカは古の生命神さ。ヴィオラ嬢のレデンヴィートルに宿っているのは同じ古の神でも死を司る麗しの女神、
「そうなんだ……」
「でもほら。名前が残っている三神の最後の一神、混沌と創造の神ケイオスは多分だけど、サシャの父親のヤーヒム君とダーシャ嬢に、天人族の翼を授けた存在だよね?」
「えええ!?」
唐突に飛び出してきた未知の情報に、サシャは思わず声を上げてしまった。
ダーシャからは翼についてはカラミタ禍の最中になんやかやで手に入れたとしか聞いておらず、短い滞陣期間の中ではそこまで詳しい話は聞けずじまいだったのだ。
「え、これも聞いてないの? そうか、サシャがダーシャ嬢と顔を合わせていた時間て、南領境の戦いの最中に何日かだけだったね。たぶん間違っていないけど、直接本人たちに聞いた訳じゃないから間違っていたらごめん。ヤーヒム君もダーシャ嬢も、僕とはどうしても距離があるからねえ」
「え……そうなの?」
「残念ながら、ね。二人とも努力はしてくれてるんだよ? でも、二人って生粋のヴァンパイアだからね。どうも魔法使いの僕の前では緊張するみたいで」
悲しいねえ、と肩をすくめるローベルト。
サシャは何と言っていいか分からず、口をパクパクさせるだけである。考えてみればこの気さくな祖父はあのオルガが委縮するほどの、ザヴジェル魔法界きっての大魔法使いなのである。
サシャは全然意識していなかったが、サシャやダーシャの身を守っている高速治癒の加護、そんなものは眉ひとつ上げるだけで消し飛ばせるだけの魔法を放てる人物なのだ。もちろんサシャに対してそんなことは絶対にしない、という信頼はあるのだが。
「いや、仲が悪いとかじゃないよ? ヤーヒム君は行方不明になっちゃったけど、二人ともそれはそれは律儀で好感の持てる人柄だし。ただ、やっぱり本能的な部分なのかな? 天敵である魔法使いの前では身構えちゃう部分があるんだろうねえ。僕の前じゃどこかぎこちないんだよね」
「…………」
「だから、こうしてサシャが僕に対して自然体でいてくれるのは、本当に嬉しいんだよ」
「おじいちゃん……」
いつだったか姉ダーシャがちらりと垣間見せた、ヴァンパイアとしての魔法使いに対するわだかまり。それを訳もなく個人に向ける姉ではないが、混血のサシャには到底感知できない、生粋のヴァンパイアならではの危機感覚が魔法使いに対して無意識に働いているのかもしれない。
「まあ、話が逸れてしまったけどね。本題に戻すと、件の民俗神話でいうところのクラールの陣営の神々が、徐々に動き出しているのが分かるかい?」
サシャの父ヤーヒムと姉ダーシャに翼を授けたという、混沌と創造の神ケイオス。
実在すら危ぶまれている生命神マティカは別として、自らを祀る禰宜に神託を授けて動かした大地神ゼーメ。民族神話から名前こそ失伝しているものの、同じく自らが宿る神剣を通じてヴィオラに神託を授けた破壊神ゼレナ。
「うんうん、確かに。みんなどこかで何かしら影響を受けているよね」
「何をそんなにのんびりしてるんだい。一番影響を受けているのはサシャ、君じゃないか」
「へ? 翼もないし神託なんかも――あ、ザヴジェルに来たのがそれっぽいといえばそれっぽいかも――」
「いやいやいや、神託なんかよりも、生まれてすぐに神隠しにあったじゃないか。それも陣営の首魁、クラールにさらわれたと聞いているよ? すぐに解放されたようだけど、誰にとってもひどい災難だったじゃないか」
あ、それも入るのか。
間抜けなようだが、サシャからしてみれば記憶のない赤子の時の出来事。すっかり意識から抜け落ちていたのだ。
「それらの動きは徐々に加速してきている。ヤーヒム君とダーシャ嬢が翼を授かったのがおよそ百年前。サシャが神隠しにあったのが二十二年前。ヴィオラ嬢が神託を受けたのがおよそ三月ほど前かな。イグナーツ君が神託を受けた時期は聞いていないけど、長くても一年は前じゃないだろう――」
そこでローベルトは意味ありげに言葉を切り、大きく息を吸い込んで、そしてゆっくりと吐いた。
「――そして今回の奈落騒ぎだ。クラール陣営のこれまでの動きがあらかじめそれに対応していたものだと考えると……さっき話した民俗神話に、ぴったりと当てはまらないかい? サシャがザヴジェルに来たのが偶然じゃないとすると、尚更だよ。事実、クラール陣営に関係がある人物の活躍で奈落の先兵を駆逐できた、そう言っても過言ではないんだからね」
「……そう、とも言えるのか」
サシャ、ヴィオラ、イグナーツ、そしてダーシャ。
確かにさっき神さま関連で名前が挙がった人はみな、対奈落で中心的な働きをした者ばかりだ。シルヴィエの名前がないのが寂しいが、彼女の活躍の元となったのがサシャが渡した神槍と考えれば、まあそういうことなのかもしれない。あの時の戦いの光景を思い出しながら、サシャはゆっくりと頷いた。
そして際立つひとつの蓋然性。
もしそれら全員が神々の導きによって集まり、戦ったとなると――
「ねえおじいちゃん。ということは、つまり」
「そう。件の神話の戦いが、再び再燃しつつあるのかもしれない。眠っていた神々がまさに今、目を醒まして動き始めているのかもしれないね」
ごくり、と生唾を飲み込むサシャ。
やはりそうなるんだ、という思いと、状況を外から見ていただけのローベルトも同じ結論に辿り着いたんだ、という驚き。
この話を聞いたのがひと月前――ザヴジェルに向かう船の中――だったら、何を言っているのやらと笑って流しただろう。だが、それから様々な人と出会い、様々なことを聞き、様々なことを体験した今。
サシャの理性が、直感が、本能が、それがただひとつの真実だと告げている。
ヒントはたくさんあった。
ダーシャに話を聞き、ヴィオラやイグナーツの話を聞き。そして今、祖父ローベルトの話も聞いた。ヴィオラとイグナーツが言っていたことは今ひとつ理解できなくて、若干聞き流し気味ではあったけれど。
皆が同じことを、違う立場から違う言葉で言っていただけなのだ。
「――それで、そこに昨日サシャたちが言っていた、奈落と新世代の神々が繋がっているという話を合わせると……妙に符合する部分があるんだよね。断定までは到底できないけど、クラールに敵対していた陣営、外来の神々がそれら新世代の神々だとするとね」
「……符号する?」
「そう。例えば誰が敵対していた神々の名を各地の神話から抹消したか、とかね。そんなことが出来る存在というと、神殿ってものが真っ先に浮かばないかい? どの国どの地方にも共通してあって、共通してそれらの神々を祀っている」
「…………」
「だから僕は感心しているのさ。同時に、心配もしている。聞くところによると、サシャが育ったアスベカを出奔したのは、神殿に異端認定をされて害されそうになったかららしいじゃないか。その後クラールの導きがあってザヴジェルに来たってヴィオラ嬢に聞いたけど、それすら符合して見えてきてしまうんだよね」
新世代の神々が奈落と繋がっているとすれば、自らを祀っている神殿を動かすことなど容易いことである。その後ザヴジェルに来たサシャがキリアーン奈落の撃退の原動力となったことを考えれば、その芽を摘もうとして神託のひとつでも下したのではないか。
幸いにしてサシャはその追手の第一陣を見事に躱し、一足飛びでザヴジェルにやってきた。
そうして神殿権力の強い大陸中南部を一気に脱し、神殿のない辺境ザヴジェルに来たこと。そこにクラールの導きがあったとすれば、全てをただの偶然と言い切ることは難しい。まさにそこからして、神々の見えざる戦いは始まっていたのではないか――そうローベルトは語る。
「それでね。今のクラール陣営の動きはサシャ、君を全ての中軸としているように見えるんだ。【ゾーン】という奈落に対する強力な武器を持っている者と考えれば、同じクラールの系譜であるダーシャ嬢も中心的存在にはなっていくんだろう。けれどもイグナーツ君といいヴィオラ嬢といい、彼らが神託で導かれてきた先はサシャ、君なんだ」
「………………」
「はあ。なんで神々はこう、下々を駒として扱うんだろうね。まあそう簡単に現世に降臨して直接力を振るわれても困るけどさ。僕はこの先サシャに何があっても、例えばヤーヒム君やダーシャ嬢のように翼を授けられても驚かないよ? でも本当に気をつけて。神の力というものは理不尽で途方もないものだ。そんな神々の戦いに巻き込まれるサシャが、僕は心配で心配でしょうがないんだ。せっかく会えた、血の繋がった孫なのに」
「……………………おじいちゃん」
「あはは、ちょっと重たい話になっちゃったね。けど渦中にいるサシャに、この話だけはしておきたかったんだ。注意を促して、そして僕たち家族は何があってもサシャの味方だと伝えるために」
ひたと見つめてくる深い碧の瞳に、サシャは家族の情愛を見た。
きっとこれを言いたいがために、ローベルトはサシャがヴァンパイアであることをまず口にしたのだろう。たとえヴァンパイアであっても、味方でいると宣言するために。
無条件に信じ、無条件に手を差し伸べ、無条件に支え合う――ずっとずっと憧れていた、何よりも尊いもの。それが、サシャを見つめる碧の瞳から溢れ出てきている。
もし。
もし自分が、現時点での神々の戦いの只中にいるのなら。
それがどういうことなのか今ひとつ理解はできないけれど、こんな素敵な家族のために、そんな中でも出来ることがあるのなら。
「――おじいちゃん。僕、戦うよ。この先も奈落と、戦う。青の力ならあるから。そしておじいちゃんと、おじいちゃんが大切にしているもの全部を、ザヴジェルごと守ってみせる」
「サシャ……」
サシャが力強く祖父ローベルトに約束をした、その時。
「――あの、ローベルト卿? 騎士団の方がお迎えに見えていますけれど」
遠慮気味なノックと共に、扉の外から女性の声がかかった。
「うわ、もうそんな時間か。融通の利かない堅物どもめ、せっかくの孫との時間を……いっそのこと居留守でも使ってしまおうか」
「え、行った方がいいよおじいちゃん。今から居留守を使っても、もうバレてると思うよ? また会いに行くから」
「サシャは優しいなあ。仕方がない、今日はこれで戻るとするか。まあお陰で僕も戦えるようになったし、いざまた奈落が攻め寄せてきても、そこまで離れ離れになる訳じゃないからね」
「戦う? 魔法使いなのに?」
「何を言ってるんだいサシャ。古代魔法なら戦えるって、サシャが教えてくれたんじゃないか。今はさすがにオルガ女史には敵わないけど、なあに、十日で追い抜いてみせるから」
むっふ、と胸を張ってみせる魔法界の大御所。
そして、あれえ?と内心で首を傾げる神父服姿の少年。
サシャはすっかり、魔法使いである祖父は奈落との戦いの場に出れないと思い込んでいたのだ。だからこそ、戦う術がある自分が守るという決意だし、さっきの約束だったはず。もしかすると、いやもしかしないでもこの祖父は驚くべき早さで古代魔法を習得し、奈落の先兵相手に自分以上の大活躍をしてしまう気がする。
……ちょっと失敗、失敗。
ただまあ、サシャも戦うことは嘘じゃないのだ。
その決意を再度固めたということで良しとしよう、そう自分に言い聞かせて祖父と一緒にソファから立ち上がるサシャであった。
「――そうだサシャ、さっきのをもう一回言ってくれないかい? あの、おじいちゃんを守るってやつ。間違いなくここ百年で一番の名言だし、さっそくアドリアナに自慢しないと」
「……アドリアナって?」
「言ってなかったね。僕の奥さんで、つまりはサシャのおばあちゃんだよ。今はブシェクって街の自宅にいるけど、サシャが帰ってきたって知ればシェダの一族を引き連れて飛んでくると思うよ」
「おばあちゃん!? いるの?」
「いるとも! ダーシャ嬢を着飾らせるのがここ百年の趣味でね、きっとサシャの服をいっぱい持ってくるんじゃないかな!」
「き、着飾らせるのが趣味……?」
「そう! そんなアドリアナに自慢してやるんだ! サシャにおじいちゃんを守るって言われたって!」
「あ、あの……おじいちゃんと、おばあちゃんも守ります……」
「わはは、そうかそうか! それは頼もしい! アドリアナも喜ぶよ!」
ローベルトが上機嫌で笑いながら応接室の扉を開き、外で待っていてくれた<幻灯弧>の女魔法使いに礼を告げた。
最後はなんだか締まらない終わり方となってしまったが、ここで過ごした時間はとてもいい時間だったとサシャは思う。最後にちらりとそんな応接室を振り返り、丁寧に扉を閉じて外に出るサシャであった。
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