ニートが犬猫を保護したら人生変わった

@noritaka1103

第1話 記事

ついこの前まで勤務していた工場に忘れ物を取りに行った帰りに、コンビニでパンと飲み物の他に新聞をたまたま購入。

家に帰ると、買ってきたパンと飲み物・新聞をコンビニ袋から取り出す。


新聞を広げ、何となく目を通していると、小さな記事ではあるが「保護犬猫の引き取り」の記事があった。

自分は実家に居た時に、犬や猫・魚などを飼っていた経験があり、飼育の仕方はある程度分かる。

まあ、独り身で寂しいから話し相手が欲しいとは正直思っていた。


数日後、記事に載っていた施設を訪ね、犬猫と初対面。

緊張していた為、ぎこちない状態で犬猫にご挨拶。

「こ、こんにちは。み、皆さん!あの、良ければ家族になりません?」

自分でも何を言ってるのか、分からない。

施設の職員の人も、あまりに緊張しっぱなしの自分の姿に見かねて、声を掛けてきた。

「大丈夫ですか?少しお茶でも飲んで落ち着いてから、皆さん(犬や猫)の所に行きましょう。今の状態ですと、犬猫まで緊張してしまい、よろしく無いですからね。」


その後、落ち着いて再度ご挨拶。

少し遊んだりしたりと交流の末、4匹の犬猫を引き取った。

(内訳は犬2匹・猫2匹の計4匹)

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