<主な登場人物・補遺>

リューマ・アグティ:粟口あわぐち龍馬りょうま

 主人公。会社から帰宅途中で勇者召喚に巻き込まれた社会人一年生

 ホブランドを管理するアルノス幼女神が召喚場所への転移を抑止し、加護をつけてホブランドの地上に送ってくれた。


アルノス:

 リューマの巻き込まれ召喚を解消し、創造魔法、錬金術、言語能力、インベントリなどの能力を付与し、女神の加護を与えて安全な場所に転移させてくれた幼女神。

 ホブランドを管理する女神ながら地上に直接干渉する力は持たない。



シレーヌ・バイフェルン

 リューマがホブランドで初めて出会った人たちの一人

 ジェスタ国近衛騎士、女性、分隊長


コレット

 ジェスタ国第二王女


ザイル

 ジェスタ国第二王子


パメラ

 ジェスタ国近衛騎士、女性、ヒーラー


レイナ

 フレゴルドの冒険者ギルドの受付嬢


マリアン

 フレゴルドの錬金術・薬師ギルドの受付嬢




ゲーレン

 フレゴルドの錬金術・薬師ギルドの試験員


サラ

 フレゴルドの錬金術・薬師ギルドの事務方嬢


マーグリッド・エラステス

 大昔の人、薬師の大賢者


オハラ・ベルハルト

 フレゴルドの商業ギルドの受付主任


グルーアント

 フレゴルドの悪徳代官


カリメラド

 フレゴルドの裏ギルドの仕事師のリーダー


サレナ

 近衛騎士、女性


ジェリオン・イスタ

 女性冒険者パーティ「胡蝶乱舞」のリーダー、Cランク


リドビッチ・レンコフ

 冒険者ギルド・フレゴルド支部のギルドマスター


カレン

 フレゴルドの冒険者ギルドの年増の受付


ケント・ブライアン

 フレゴルドの冒険者ギルドの買い取り主任、鑑定能力を有する


ハンナ

 フレゴルドの商業ギルド、不動産担当職員


アリス・エーベンリッヒ

 幽霊屋敷の主


ハイル・エーベンリッヒ

 アリスの父親、自殺している


クラリス

 アリスのメイドをしていた女


グレマン・オイゲン:別名テッドリー・カッソラー:

 詐欺師


ナンシア

 フレゴルドにあるアルノス教会のシスター長


タマラ・ブランディング

 フレゴルドの武具商人、ドワーフ女性


キャスリン・オマール

 元フレゴルド代官夫人、寡婦


ギャラン

 オマール邸の執事


バレットご夫妻

 フレゴルドの冒険者ギルドに屋根修理を頼んだご夫妻



<参考>

ー 冒険者のランクとカード: ー

 冒険者のランクはG,F,E,D,C,B,A,S,SS,SSSの10ランクがある。

 Gランクのカードは鉄板、

 Fランクも鉄板だが赤い縦ラインが右脇に入る。

 Eランクは、それにもう一本の赤い横ラインが下部に入ることになる。

 Dランクになると銅と灰銀と呼ばれる金属との合金からなる板になり、全体が薄赤色になる。

 Cランクは、黒鉄(くろがね)と呼ばれる黒色合金となり、Bランクではそれに白い横ラインが一本入り、Aランクでは縦の白ラインが加わり右下隅で交差するようになる。

 更にその上はSランクで、金と灰銀の合金で金色を呈している。

 SSランクは、白金と呼ばれるプラチナ合金で白色を呈し、更にSSSランクになると紅白金と呼ばれるピンク色に近い色合いになり、光を浴びると虹色を呈することからレインボーカードと呼ばれるらしい。


フレゴルド

 リューマがホブランドで最初に訪れた辺境の街、ジェスタ王国に所在する


ジェスゴルド

 ジェスタ国の王都

 フレゴルドから駅馬車で三日の旅程にある


モントリア

 ジェスタ国西部の辺境、かつてモントリアランドと呼ばれる古王国があった場所



キライアの荘館

 フレゴルド随一の宿、主に王族や金持ちが宿泊する高級宿



錬金術師のマーク  :天秤

商業ギルドのマーク :ウロボロスの変形



ー 通貨 ー

 銅貨  ≒20円、

 大銅貨 =銅貨十枚  ≒2百円、

 銀貨  =大銅貨十枚 =銅貨百枚  ≒2千円、

 大銀貨 =銀貨十枚  =大銅貨百枚 =銅貨千枚 ≒2万円、

 金貨  =大銀貨十枚 =銀貨百枚  =大銅貨千枚=銅貨1万枚 ≒20万円

 白輪金貨=金貨十枚  =大銀貨百枚 =銀貨千枚 =大銅貨1万枚≒2百万円

 白金貨 =白輪金貨十枚=金貨百枚  =大銀貨千枚=銀貨1万枚 ≒2千万円

 紅白金貨=白金貨十枚 =白輪金貨百枚=金貨千枚 =金貨1万枚 ≒2億円



ー 度量衡 ー

 長さ:1イード≒日本での165.4cm

    1ケール≒日本での1.5km


 広さ:1ベード≒日本での2.73571㎡ (1イード四方)


 重さ:1ボレム≒日本での700グラムに相当


ー ホブランドでの時間: -

 モントリアランド古王国では概ね二時間を一刻とする一日十二刻の時間制度があった。

 凡そ100年前にその制度が変わり、一日20時間の時刻制度になっている。

 ホブランドでの午後10時(深夜)は即午前10時になる。

 午前は10時から逆順で減って行き、南中時の午前0時即ち午後0時を境に順次数が増えて行くのがこの世界の時刻の数え方である。

 それぞれ午前の時間を「アラ」、午後の時間を「ワブ」と呼ばれている。

 午前の三の時を言うには「アラ三の時」若しくは「朝三の時」、午後の三の時を言うには「ワブ三の時」若しくは「昼三の時」と言いまわすこともある。

 この「時」は教会の鐘の音で伝えられる。

 ホブランドの一時(いっとき)は地球時間で1時間11分ほどで、1日は元の世界の23時間40分ほどとなる。


ー ホブランドでの季節 -

 ホブランドは月がとっても早い周回運動をしており、一日に凡そ四回とは言いながらかなりの時間的ずれがある。

 ホブランドでは「月」という期間の概念がない。

 くくりとして120日毎に春夏秋冬の季節の区切りがあり、それぞれ30日で季節ごとに初春、中春、盛春、晩春の様に区分されている。

 便宜上、リューマは一つの区切りを一月と呼ぶことがある。

 ホブランドの一年は480日、季節の変化はほぼ正確で狂いが無い模様。

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