日常の光景をあざやかに切り取った短歌集です。言葉の選び方や比喩がとても巧みで美しいです。星空の下を散歩するように、一句一句を味わってください。
痞え。やるせなさ。もどかしさ。苦悩。未練。etc 決して表に出せないような胸の内を吐き出したような詩。 吐露した想いはどこにいくのか。空に溶ける?風に攫われる?誰かの心を打つ? 虚無も共感できれば笑顔になるのかもしれない。 短いからこそ深い。思わず唸るものもあつた。