王族も貴族も気にしない、こんなスカッとする作品は初めて。

インドラの、敵対する者、した者への容赦のなさが清々しく、大好きです。
作品中では『病んでいる』と書かれていますが、むしろ、そこは変わらないで欲しい。
『国や家を追い出される主人公』という作品は定番で、ほとんどの作品で主人公は『追放されたのに未練たらたら、結局救いに行く』『理不尽な命令をなぜか受け入れる』『どんなにひどいことされても、謝られると許す』というパターンですが、この作品の主人公インドラは、そんな事は受け入れません。
敵対し、攻撃してきた者には拷問。
王族、貴族でも気にしない。
庇う者も敵として認定。
後で謝ってこようが完全無視、空気扱い。
こんなスカッとする作品、初めて読みました。