いつからか考えるのをやめた、あの問題。ずっと隣にいる幼馴染みを、好きなのか嫌いなのか。隣にいるのが当たり前で。いなくなるなんて想像もしなかったのに。卒業して巣立ってゆくとはそういうこと。ならば、放り投げたあの問題にも答えが必要なのかも。好きなのか。嫌いなのか。とっくに見えている(としか思えない)答えと向き合う(かもしれない)28冊目です。