　いきなりですが、今月のはたぶん人をえらぶお話です。自死遺族や虐待などをテーマにしているので、苦手な方はご無理なさいませんように。

　また、内容的には同題異話SR第１期『愁いを知らぬ鳥のうた』の続編にあたりますが、それぞれ独立しているので、特に前作を読まなくても問題ありません。

『願いをさえずる鳥のうた』

（全２話／約7,000文字）

　さっそくお読みくださった皆さまありがとうございます。

　以前公開していた、わたしの自伝的エッセイをお読みくださっていた方のなかには、主人公の生い立ちに『おや？』と思った方が、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。それはたぶんあたりです。だからなにということはありませんが（え）

　いや、デリケートな題材なのでね。内面に踏みこんだ描写をするなら取材が必要だと思うわけです。その対象が身のまわりだったというだけです。←

　しかしまさか、愁い〜の続編を書くことになるとは思ってませんでした。鳥のうたタイトル第２弾ということで、内容もつなげることにしたんですが、このタイトルがなければまず書かなかったでしょうね。まあ、愁い〜自体、あのタイトルがなければ生まれなかったんですが。

　なんにせよ、前作が救いなくおわっていたので今回書けてよかったです。

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