第665話 二足2


 

 俺が『人型戦車』を操縦できると証明する為、トラックの荷台に乗せられた『不沈アンスィンカバル金剛・ヴァジラ』に乗り込むこととする。


 正直、パルティアさんの前で良い恰好をしようと調子に乗り過ぎた感はあるものの、口に出した言葉は引っ込められない。

 ならば、ここは宣言通り、カッコ良く重二足を動かせる所を見せるべきだろう。


 俺だって偶には『スゴイスゴイ!』と称賛されたいのだ。

 ネット小説の主人公が当たり前に享受している特権を、俺が少しぐらい求めても罰は当たらないのではなかろうか?



 念の為の見張りとして、秘彗と胡狛、刃兼と森羅を左右の通りへと派遣。

 今の所ガレージ街の通りに人影は無いが、万が一人の目に触れると色々煩く言われる可能性があるから。


 基本的にガレージ街でのこういった重兵器(重量級機械種・戦車等)の稼働は禁止されており、破ると少しばかりの罰金を受ける。

 だが、ガレージへの出し入れで動かすこともあるし、ちょっとした荷物の積み下ろしは暗黙の了解で認められているのだから、その線引きは曖昧。


 まあ、見つからないに越したことはない。

 誰か来たら搬入の途中でしたとでも言い訳をしよう。

 

 

 さて、ギャラリーがお待ちかねだ。

 久しぶりの『人型戦車』の操縦。

 はてさて、上手くいきますかどうか………


 

 この場で俺の重二足への搭乗を見守るのは、

 人間では、パルティアさん、パルミルちゃん、ガイの3人。

 機械種では、白兎とパルミルちゃんの従属機械種であるラトゥの2機。

 

 皆から見守られる中、横たわった鉄巨人の機体の上に立ち、上半身の装甲の隙間に手を入れて開閉パネルを操作。

 事前にパルティアさんから聞いていた認証番号を打ち込むと、内側から胸部装甲がパタンと開く。


 この機種の操縦席のハッチは胸部部分にあり、そこから機内へと入ることができる仕組み。

 ハッチの開口部は直径80cm程しかなく、足から身体を滑り込ませるようにして操縦席へと入り込む。


 操縦席と言っても、全高5m程度の人型戦車の中だ。

 軽く腰掛ける程度の座席に、高さ1.6m、幅奥行きが1m×1mくらいしかない息苦しささえ感じる狭い空間。



「うわ…………、なんか久しぶりな感じ…………」



 と言っても実体験ではなく、あくまで未来視での経験。

 当時は人型ロボットを操縦できると聞いて、必死に操作方法を学んだ。


 男の子なら当然だろう。

 自分の手でロボットを操縦するなんて夢みたいな話。

 夢中になってマニュアルを読み込み、何日も訓練シミュレーターで練習を行ったのだ。


 まさか、現実世界でもコレを操縦することになるとは思わなかった。

 全く以って奇妙な縁を感じてしまう。



「そうだ。縁と言えば…………、残念ながら宝貝の気配は無いな。まあ、ブルハーン団長とは少しぐらいしか会話していないしなあ………」



 プレゼントしてくれた人の俺への好感度+俺からの好感度が影響するとすれば、ブルハーン団長からの感謝の気持ちは十分のはず。

 しかし、俺自身の方がそこまでブルハーン団長に親しみを感じていないのだ。

 鉄杭団に入団した未来視をもう少し先まで見ていたら、話は違ったのだろうけど。



「もしくは、こういった機械製品が宝貝の材料としては不適当とか…………」



 宝貝が古代中国時代の生まれとするなら、余りに文明の進んだ機械製品は対象外となっても不思議ではない。

 ザイードからもらったヒートエッジや、ハザンから貰ったグレイブは、中身こそ機械製品であったりSFチックなアイテムであったりするが、その外見は分かりやすいくらいの武器。

 この全高5mのロボットだと、その形状に当てはまる宝貝が見当たらないという可能性も。

 


「いや………、確か封神演義に『黄巾力士』というゴーレムに近い宝貝があったような………」



 まあ、今の段階で宝貝の気配が無いのだから、どうしようもないのだけれど。



 さあ、それよりも、今はこの重二足を操縦することに集中せねば。


 

 再び、意識を乗り込んだ重二足へと移し、稼働準備に取り掛かる。

 

 

「ふ~ん………、操縦席は『魔弾の射手』がメインに使っていた『鋼鬼メタリック錬兵ミリタリー』とそう変わらないな。まあ、こういう兵器は操縦にも互換性を持たせないと意味無いし………」



 操縦席の周りには計器の類はほとんど無く、操作する為のレバーやハンドル、ボタンさえ見当たらない。

 ロボットアニメで見られる操縦桿のようなモノもなく、左右の壁にグリップが備え付けられている程度。


 あまりに簡素な操縦席内。

 何も知らぬ人間が乗り込んだのなら、『どうやってこの鉄巨人を動かすんだよ!』と嘆いたであろう。


 

「俺も初めはビックリしたけどさ………」



 座席の後ろの引っ掛けられていたヘルメットを被る。

 頭どころか顔全体をグルリ覆ってしまうフルフェイスヘルメット。

 

 ヘルメットの耳の部分から伸びるベルトを顎の下に通して固定。

 また、ベルトから枝分かれする吸盤が付いたコードを首や耳の下にペタリ。


 まさかこのヘルメットで巨大ロボットを動かすとは誰も思うまい。

 これこそ、操縦者の脳波を読み取り、人型戦車へと動作信号を送る為の『感応ヘルメット』。



 人間型のロボットをレバーや操縦桿、ボタン、ハンドルだけで操作するのは困難だ。

 前に歩くだけなら行動パターンを埋め込み自動化させることができるのだろうが、戦闘行動となるとその動きは千変万化。



 『走りながら』『銃を後ろに向けて』『トリガーを引く』

 『銃の反動を逃がす為に肘を曲げて』『体を少し斜めに傾けさせながら』

 『少しだけ重心を左に』『視線は斜め95度をキープ』

 


 こんな動きをイチイチ操縦桿やボタンで操作できるわけがない。

 黄式晶脳器がサポートしてくれるとはいえ、操作しないといけない部位は軽く20を超えてしまう。

 

 なので、この世界のロボット操作は感応ヘルメットを使った思考読み取り型。

 ただし、思考を読み取ると言っても、人型戦車が100%正しく読み取れるとは限らない。

 人間にはできても人型戦車にはできない行動パターンがあり、もちろん、その逆もしかり。

 

 そういった差異を学ぶのが『人型戦車の操縦マニュアル』。

 正しく人型戦車の仕組みや性能を理解する為の教本。

 これを全て頭に入れておかないとまともな運用ができないのだ。

 

 


「よし! セットオッケー。起動せよ、3503号!」 



 

 感応ヘルメットを装着し終えたのを確認してから、左右の壁のグリップを両手で握りしめながら、音声入力にて人型戦車の起動を行う。 


 すると、ヘルメット内に駆動音が響き、真っ暗であった俺の視界に映り出す外の景色。

 ヘルメットの内側が全周囲モニターとなっており、操縦席の中にいながら遮蔽物無く周囲を見渡せる仕様。


 さらに、コックピット内側の壁がまるで風船のように膨らみ出す。

 操縦者である俺の身体を座席に固定すべく、また、外部からの衝撃を和らげるべく。


 俺の身体の輪郭に沿いながら隙間無く風船が膨らみつづける。

 少々鍛えた人間でも呻き声が出そうになるくらいの圧力。

 しかし、人間が鉄巨人に乗り込んだまま激しい戦闘を行うことを考えれば、これくらいしっかりと固定・保護しないと危険。

 

 車での事故を考えれば当然だろう。

 シートベルトを付けていたって、大きな事故に巻き込まれたら、簡単にむち打ちや骨折を引き起こす。

 重量級機械種の攻撃を受けるという事は、時速100kmの車と正面衝突をした以上の衝撃が加わるのだ。

 故にこうした安全装備『バルーンバンディング』は必須となる。

 


「これだけは慣れないなあ………」



 痛みがあるわけではないが、身体中を押さえつけられているような感覚がずっと続く。

 少しの間なら我慢できなくはないが、何時間もこのままというのはできるだけ遠慮したい。


 だが、世の『人型戦車乗り』や『重二足使い』『超重二足使い』はこの環境に耐えつつ戦果を稼いでいるのだ。

 この状況に耐えながら長時間の戦闘を続けられる精神力こそ、『人型戦車』を扱う為の才能なのかもしれない。

 だとすれば、俺が『重二足使い』にも『人型戦車乗り』にもなれなかったのは当然であろう。




「まあ、それでも、この辺境じゃあコイツを少しでも扱える人間は珍しいだろう」




 俺が操縦方法を覚えたのは今から3年後で、それなりにマニュアルやシミュレーターが揃ってから。

 今の段階だと、教育環境が全くと言って良いほど整っておらず、指導方法も手探り状態。


 パルティアさんの話では、彼女自身がそれなりに『人型戦車』の扱いを知っていそうではあったが、はてさて、今の俺よりも上手なのかどうかは怪しい。


 ひょっとしたら、パルティアさんは、コレの使い方を俺に教えると言う名目が欲しかったのかもしれない。

 俺と縁を繋ぎたくて、わざとこの『重二足』を用意したという可能性も考えられる。


 そうすれば少なくとも数日間は俺とのマンツーマンでいられただろうから。

 金髪美女からの甘い指導が受けられなかったのは少々残念ではあるが………




「フフフ、役に立つとは思っていなかった人型戦車の操縦スキル。まさかこんな所で披露できようとは…………。さあ、パルティアさんやパルミルちゃんの度肝を抜いてやるとしますか。ガイの奴も腰を抜かすくらいにね」




 ヘルメットの内側に移る3人の様子を見ながら呟き、身体の力を抜いて自分の体重が軽くなったようなイメージを投射。


 頭にかぶった感応ヘルメットが俺のイメージを受け取り、機内に装備されている『マテリアル重力器』を稼働。

 個人兵装では扱いきれない『マテリアル重力器』も、人型戦車に備える『黄式晶脳器』のサポートで限定的な発動が可能となる。




 ブオオオオオン………




 重力軽減機能が働き、十数トンもある『重二足』の機体重量が何百、何千分の一にも減少。


 あとは、機体を起こして、軽くスラスターを吹かせながら荷台から地面に降り立つだけ………




 プシュッーーーーーー!!!


 ドシンッ!!



 少しばかりの地響きを立てつつ、両足で地面へと着地。

 ふらつくことも無く、堂々と胸を張った体勢を保ちながら雄姿を晒す。


 

 たったそれだけの動きではあるが、これができるまでに詰め込まれる知識の量と練習時間はそれなり。

 車の免許を取るぐらいであろうか?

 堪え性の無い人間なら辿りつけず、ここまでに半分近くが脱落するのだから。




「う~ん………、武装は接触型重力攻撃である張り手、肩の二連粒子加速砲。そして、トラックの荷台に積んだままのガトリングガン、あとは頭部に備わっているバルカン砲か……」



 

 ガトリングガンや粒子加速砲、バルカン砲を街中でぶっ放すわけにもいかないし、重力攻撃は俺が慣れていないので危険。

 

 中央ではこの『戦闘用車両』や『人型戦車』を街中に持ち込む際には『攻性マテリアル機器』を一時的に封印されることが多い。

 機械種なら白の恩寵で無差別の破壊活動を封じられるが、戦車は対象外であるからだ。


 だが、この辺境ではそこまで厳重ではない。

 そんなことに人手や金を裂く余裕はないということなのだが。



「軽く準備運動でいいか。この巨体ならそれで十分迫力がある」



 グッと壁の横のグリップを握りしめながら、自分の意思と人型戦車の機体を同調。

 

 この全高5mの重二足が自分の身体の延長であると思い込む。

 頭に被った感応ヘルメットが人間の俺と人型戦車の境目を曖昧にさせていく。



 俺の腕は巨人のごとき勇ましさ。

 俺の脚は恐竜のごとき逞しさ。

 俺の身体は人の手で造られた巨大兵器、人型戦車。


 


 ゴオオオオ………




 俺の意思を受けて、重二足『不沈アンスィンカバル金剛ヴァジラ』が動き出す。



 まずは拳を前に。

 腰を捻りながら右手を突き出す。



 ブンッ!!



 これが人間の動きなら遅すぎるパンチ。

 素人だって余裕で交わすに違いない。


 しかし、この巨体で繰り出されたのならどうだろうか?

 

 通常のパンチの五倍近くの射程であり、敵が重量級なのであれば的の大きさは10倍以上。

 決して当てられないスピードでは無い。



 ブオオッ!



 続けて、反対の手で水平チョップ。

 これも動きは遅いが、当たれば大木をも両断する破壊力を秘める。



 さらにワンツーのジャブを挟み、ガタッと膝を落としての肩から当たりに行くようなタックルを披露。


 そこからクルッと機体を翻しての回避行動。

 足の裏のローラーを上手く使いながら滑るように移動。

 ギュギュギュギュッ! とアスファルトを削りながら、飛んでくる弾丸を回避する為の蛇行での走行。



 そして、最後は締めとばかりの両手をグイッと腰に引いた構え。

 力強さをアピールするべくグッと胸を張っての仁王立ち。



 ほんの30秒程度の短い演武。

 パンチとチョップ、タックル、ちょっとした回避行動というショボい内容。

 だが、全高5mの人型戦車が成したとすれば、その評価は逆転。

 

 最低でもビーストタイプの重量級ぐらいなら、銃が無くても素手で戦えるという証。

 後衛の盾になり味方の陣営を防御、または要塞級戦車や陸上戦艦の上を動き回りながらの移動砲台を務めることができる………


 俺の場合、普通に撃っても当らないから、重二足で銃を使っても当てることなんてできないんだけどね………

 

 

 


「おお! ヒロの奴、本当に動かしやがった!! スゲエ……、あんなにデカいのに、あれだけ動けるのかよ!」



 感応ヘルメットが拾った周囲の音を俺の耳へと流して来る。


 チラリと声の方向に視線を向ければ、目を剥いて驚いているガイの表情が見えた。


 また、その傍のパルミルちゃんも同様。


 俺が求めていたように『スゴイ! スゴイ!』と大絶賛。

 その場でピョンピョン飛び跳ねながらの大興奮。

 足元のラトゥ、そして、なぜか白兎もそれに合わせてピョンピョン。


 栗鼠型機械種とウサギ型機械種に挟まれ、無邪気に跳ねる金髪碧眼のヘルメット少女。

 年相応の可愛らしく愛らしい仕草。

 ジャンプする度にヘルメットがずれていくのがご愛敬。

 

 

 う~ん…………

 パルティアさんの娘だけあって属性がてんこ盛りだねえ。



 幼いながらも美少女になる片鱗を見せ、母親のスタイルを見ればいずれ素晴らしい美女になるのは確定事項。

 しかも実家が秤屋で機械種使いの才能を持つとなれば、その将来は無限に広がっているであろう。


 アルスやレオンハルト、アスリンにも匹敵しそうな主人公属性。

 パルティアさんの色気の前だと霞んでしまうが、やはり何歳であろうと女性は侮れない。



 いずれ世に名を轟かすかもしれないなあ。

 栗鼠型機種とウサギ型機種を伴った美少女機械種使い………って、白兎の奴、なんでそっちにいるんだよ!



 いつの間にか、パルミルちゃんのお供である機械種ラタトスクのラトゥと仲良くなっているらしい白兎。

 

 今はパルミルちゃんの周りで、ラトゥと息の合った喜びのダンスを踊りまくる。

 クルッと身体を捻りながら飛び上がり、空中でラトゥと重なるような交差を繰り返す。

 まるでアイドルを引き立たせる為のバックダンサーかのよう。

 2機の軽量級機械種がパルミルちゃんを中心に組み上げられた見事な芸を披露。

 


「アイツ、何、はしゃいでいるんだか………」



 とにかく自分が可愛いアピールを欠かさない白兎。

 おそらくパルミルちゃんとラトゥに混じったのは、可愛い×可愛いの相乗効果を狙ってのことだろう。

 

 相変わらずの白兎の節操の無さに苦笑。

 白兎の野望の一つがウサギの可愛さを世間に知らしめることなのだから、その夢に一途なだけ、とでも言えるのだろうが……



「おっと、肝心のパルティアさんは………」



 感応ヘルメットの内側のモニターでパルティアさんを探すと、



「なんで? 私より上手いじゃない………」



 愕然とこちらを見つめるパルティアさんの姿が見えた。

 

 何かショックを受けたような表情でブツブツ呟きながら呆然と立ち尽くす。



「折角、用意した重二足なのに………、ヒロさんと縁を深めるチャンスだったのに………」



 感度の良い集音センサーが、小さく呟くパルティアさんの独り言を拾ってくる。

 フラフラと身体が揺れ、今にも崩れ落ちそうなくらいに落ち込んでいる様子。


 

 どうやら俺の想像通り、この重二足を鉄杭団が持ち出してきたのは、使い方を教える為として俺との接点を増やすことが目的であったのだろう。


 確かに、この重二足を受け取り、パルティアさんが使い方を教えてくれると申し出てきてくれたら、二つ返事で返すのが普通。

 人型戦車の基本的な操縦方法を教えるとなれば、1週間以上はパルティアさんがこのガレージに通い詰めることになったであろう。


 そうなれば、誰がどう見ても俺と鉄杭団の間に友好関係が出来上がったと噂される。

 そして、鉄杭団は、将来、中央で活躍することが確定している俺との縁を強固なモノにできる。

 

 超一流の狩人とのコネは、秤屋としても猟兵団としても、喉から手が出る程欲しいモノ。

 数千万Mを注ぎ込んだとしても、十分に元が取れる貴重なつながり。


 それを狙ってパルティアさんはこの重二足を差し出してきたのだ、

 

 しかし、俺が人型戦車の操縦方法をある程度習得していたことでご破算になってしまったのだけど。

 



「すみません、パルティアさん。俺もぜひとも貴方とのマンツーマンでの指導を受けたかったのですが………、ご縁が無かったという事で」




 感応ヘルメットを脱ぎながら、パルティアさんの無念さを想像して合掌。


 コックピットから出る為に身体を包む『バルーンバンディング』の解除を行った。


 



『こぼれ話』

機械種使いの才能を持たない人間達が集まり、機械種に頼らない戦力を探し続け、ようやく見つけた答えの一つが『人型戦車』になります。

その発展の大きな歩みとなった技術が『マテリアル重力器』の限定的な解明。


中位以上の重量級機械種のほとんどは機内に『マテリアル重力器』を持ちます。

その主な使い道は自重を軽くしての移動の負担を軽減。


これを人型戦車に活用して、人型戦車の大きな課題の一つ、『二本足ではその重量を支えきれない』を解決。

巨人型や鬼神型から取り出した『マテリアル重力器』を人型戦車に搭載し、『黄式晶脳器』で調整することで、重力を操り自重を操作することができるようになったのです。


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