第587話 休憩
ここにいる全員で地下35階へ向かうことが決定。
しかし、すぐに出発できるわけではない。
レオンハルトはまだ体調が万全ではないのだ。
白兎と白志癒の癒しの舞でも、全快までには少々時間がかかってしまう。
故にこの場でしばらく休憩時間を設けることにした。
時間にして約2時間程度。
ちょうど昼過ぎであった為、昼休みも兼ねて『詩人』が作成した異空間にて身を休めることにする。
ただし、このままでは狭すぎるので、皆で出し合ってマテリアルを詩人に投下し、異空間を広げてもらった。
教室3つ分の広さから体育館2つ分程の広い空間へと早変わり。
詩人曰く、これが『コンサートホール』であるらしい。
「白いウサギ~ ♪♪♪♪♪~ ♪♪♪♪♪~ ♪♪♪♪♪~」
何倍も広くなった異空間、コンサートホール内に『詩人』が謳うバラード調の歌が響く。
間違いなく俺も知っている、ドラマで主題歌にもなった曲の替え歌バージョン。
当然、この世界の機械種が知っているはずの無い曲だから、おそらく白兎か白志癒が『詩人』に教えたのであろう。
ピョンッ クルッ トントン
フルッ! トトト………、ピョコンッ!
流れる音楽に合わせて踊る3機の軽量級機械種。
白兎と白志癒、そして、廻斗。
どうやら同じダンスを踊り続けるのは飽きてしまった模様。
今は廻斗を追加して、曲に合わせた緩やかな振り付けの新しい踊りを披露。
「白いウサギ~ ♪♪♪♪♪~ ♪♪♪♪♪~ ♪♪♪♪♪~」
自称『詩人』だけあってその美声は天上の調べ。
歌詞の内容はともかく、歌声は素晴らしいの一言。
碧い………じゃなくて、白いウサギなんだな。
しかし、アイツ等、寂しくて死んでしまうようなか弱いウサギじゃ絶対にないぞ。
むしろ寂しかったら周りの人間を自分のフィールドに引きずりこもうとするだろう。
内心、原曲歌詞の不一致にツッコミながらも、気が付けば目の前の舞曲に見入ってしまう。
詩人の歌声もさることながら、白兎達の舞もなかなかに見事。
白兎と白志癒は短い前脚をゆっくりと動かし、日本舞踊のような所作で癒しの舞を踊り続ける。
それに続く廻斗は似たような動きで追従。
時折その両手を何かのシグナルを送るような仕草を見せながら舞う。
3機とも実に息の合った動き。
まるで機械のような正確さで寸分狂わぬ動作を見せる…………まあ、機械なんだけど。
そして、踊る白兎達の中央には機械種メデューサのロベリアを侍らせたレオンハルトが鎮座。
俺が出してやったクッションの上に腰かけ、この場の主であるかのようにデンと構えた姿で白兎達の舞を鑑賞。
傍では『詩人』が文字通り吟遊詩人のごとく音楽を奏で歌を謳い、白い軽量級3機が舞妓のごとく舞い踊る。
美女を傍らに置き、そうした芸を見物するレオンハルトはまるでお殿様みたい。
本人も白兎達の踊りを鷹揚に楽しんでいる様子。
大丈夫か? レオンハルト…………
白兎達の汚染を受けているんじゃないだろうな………
とはいえ、レオンハルトの回復には白兎達の踊りは必須。
少なくともあと一時間はこのままでいる必要がある。
う~ん………
悩ましいが、他に手段が無いんだ。
多少不思議なことが起こるかもしれないが、これも助かったことの必要経費だと思って諦めてくれ。
レオンハルトの方に心の中で合掌してから他の場所へ移動する。
「胡狛、毘燭。どうだ? 執事………、セインさんは直りそうか?」
「はい………、ある程度動くようにするだけならば、何とかなると思いますが…………、完全な修理はちょっと………」
俺の問いに神妙な面持ちで答える胡狛。
いつもの小気味良い返事ではなく、奥歯に物が挟まったような言い方。
その口調からやや難易度の高い修理なのだと分かる。
「元がありませんからな。腕や足が残っていれば拙僧が『接合』でつなぐこともできたのですが…………」
毘燭からも歯切れの悪い回答。
元々、僧侶系の『修復』は時間がかかる上、決して効率が良いとは言えない手段。
あくまでその場の応急修理がメインなのだ。
胡狛が難しいと判断する修繕を、『修復』を以って対処するには少々荷が重いと言える。
胡狛や毘燭が診断したのは、アルスの執事である機械種バトラーのセイン。
聞けばアルスを庇って大破したという。
下半身と四肢を失い、全く行動できなくなったので、ずっとスリープ状態で運んでいたそうだ。
幸い上半身が無事である為、失った部分を補えば元通りになる。
普通なら藍染屋に持ち込まないといけないが、ここには通常の藍染以上の腕を持つ胡狛がいるのだ。
「ヒロ、コハクさん、ビショクさん! セインをお願いします!」
俺と胡狛、毘燭に向かって頭を下げるのはアルス。
いつも以上に真剣な表情で胡狛へと頼み込む。
小さいころから面倒を見てもらってきた機種だけあって、かなり思い入れが強いのであろう。
俺としても知らない仲じゃないのだから、直せるモノなら直してあげたいのだけれど………
チラリと胡狛と毘燭に視線を向ける俺。
目だけで『何とかならないか?』と問いかけると、数秒程考え込んだ胡狛が意を決したように口を開く。
「……………マスター、収納しておりますベテランタイプ機械種ファーマシストの残骸を使わせて頂いてもよろしいですか?」
「機械種ファーマシスト? …………ああ! 薬師系の………」
地下25階で倒したヤツだな。
従属させる予定は無かったけど、とりあえず機体だけは確保したな。
「でも系統も違うだろ? ノービスタイプの機械種バトラーに流用できるのか?」
「同じ内政型なので、その辺りは何とか致します………、ですが………」
眉毛を少しだけ下げながら、申し訳なさそうな口ぶりで言葉を続ける胡狛。
「この場での突貫修理となりますので、思った通りの性能は発揮できないでしょう………、とても戦闘に参加できるような仕上がりにはなりません」
「まあ、それは仕方ないな」
下位機種に上位機種の部品を使用して性能アップを図るのはよくある手段なのだが、あまりに仕様が異なり過ぎると逆に具合が悪くなってしまうケースがある。
だが、その辺りは藍染屋の腕の見せ所。
作業を行う者の腕次第でその出来具合が異なるという。
しかし、今回、時間が無さすぎるのが問題なのであろう。
通常、一週間以上かかるような大破からの修繕だ。
いかに胡狛といえど、1人で出来ることには限りがある。
しかも休憩時間の2時間以内に終わらせるなんて、無茶ぶりも甚だしい。
動くようになるだけも十分であろう。
「どのみち、この面子でわざわざ内政型の機種に戦闘をさせることはない。自分で歩けるようになればいいだろうさ………、アルス、それで構わないか?」
「うん、それで十分! ずっとこのまま荷物代わりはあんまりだから………、動けるようにしてくれるだけで助かるよ」
アルスは目に歓喜の色を湛えながら大きく頷く。
愛着のある従属機械種が破損したままと言うのは、なかなかに心理的負担が大きい。
それから解放されるのだからアルスの喜びようも分からないでもない。
「修理代はきちんと払うから!」
「ああ………、その辺は後で清算するとしようか」
一応、アルスやハザン、レオンハルトも今後の分配について話をしている。
ガイやアスリンと同じように、アルス、ハザン、レオンハルトにそれぞれ10%の配分を行うこととした。
アルスとハザンを別々にしているのは、その実力を換算してのこと。
アスリンにおんぶにだっこ状態のニルやドローシアと違い、ハザンの力量はガイにも匹敵し、すでにたった一人で一般的な狩人チーム以上の戦闘力を持つ。
この先の戦いでもきっと強化人間としての力を見せてくれるはず。
アルスのオマケ扱いは流石に失礼というモノだろう。
「じゃあ、胡狛。頼んだぞ」
「はい! お任せください!」
俺から声をかけられた胡狛は弾けるような元気良い返事を返す。
そして、隣の毘燭へと振り返り、これまた良い笑顔でニッコリとお願いを口にする。
「では、ビショクさん。機械種ファーマシストの残骸を用いてセインさんを修理したいと思います。手伝ってくれますね!」
「…………………少し良いですかな? コハク殿」
「はい? 何でしょうか?」
「セイン殿の修理にベテランタイプ内政型の機体を使うのは分かりますが、なぜ、機械種アーチテクトではなく、機械種ファーマシストを?」
あ………、
そういや、地下25階で確保したベテランタイプ内政型の機種は2機。
そのうち、機械種アーチテクトを仲間にしようと推してきたのが胡狛。
逆に機械種ファーマシストを要望してきたのが毘燭だったな。
そのことについて、毘燭は一言物申したいという感じであろう。
対して、胡狛は狼狽える素振りも見せずに堂々とした態度で、
「機体の形状が近いので、機械種ファーマシストを選びました」
一片の曇りも無い無垢な笑顔のまま、毘燭の問いに答える胡狛。
ただそれだけで何もかも許してあげたくなる天使の笑み。
何となく画面の向こうのアイドルが浮かべていそうな笑みだと思った。
しかし、毘燭はそんな笑みにも絆されることなく追及を続け、
「拙僧が見るに、機械種アーチテクトは太く、機械種ファーマシストは細身。作業を行うのなら大を削る方が簡単なのではありませんかな?」
「作業的にはそうですが、機械種バトラーという機種の仕様を鑑みますと、機械種ファーマシストの方が馴染みやすいと判断しました………………、これは私の晶脳の蓄えた整備知識と経験から導き出した答えですよ」
「……………………なるほど」
「はい。お疑いですか?」
「……………いえ、滅相も無い」
「今後もビショクさんとの共同作業が増えると思います。ですので、お互い仲良くやっていきたいものですね。それが結果的にマスターの利益につながりますから」
「誠に…………」
胡狛の言い分に理を認め、大人しく引き下がる毘燭。
そこまで専門家に言い切られてしまっては、交渉事が得意な毘燭も二の句が継げられない模様。
まあ、胡狛も嘘をついている訳じゃないだろうけど…………
意外とチャッカリしている所があるからなあ…………
「さあ、張り切って作業を開始致しましょう!」
何事も無かったかのように、腕まくりしながら元気良く声を張り上げる胡狛。
しかし、ふと、思い出したかのように動きを止め、俺の方に向き直って、
「マスター、整備専用車を使ってもよろしいですか?」
「…………ああ、できることは全部やってくれ」
「はい! 承知致しました」
俺からの指示を受け、胡狛は自身の亜空間倉庫から早速整備専用車を取り出す………フリ。
実際は整備専用車は俺の七宝袋の中なので、胡狛が出したように見せかけながら床の上に召喚。
「うあっ!! ビックリした!」
ドンッ! と出てきた巨大なトレーラーにアルスは吃驚仰天。
「これって…………まさか?」
「ふふふ、恐れ入ったか」
中央の出身であるアルスも、いきなり現れた超貴重な整備専用車には驚きを隠せない模様。
俺の仲間達でも保有していない創界制御を持つ機種を手に入れたアルス。
その事実は俺を随分と驚かしてくれたが、規格外の成果で周りの人を驚愕させることについては俺の右に出る者などいないのだ。
「ほおぉ……、凄いねぇ」
ポカンと口を開けて整備専用車を見上げるアルス。
元々女顔だからかもしれないが、その表情は驚くほど幼く見える。
「やっぱりヒロは別格かな………」
「んん? 何か言った?」
「フフフ………、やっぱりヒロは凄いってことだよ。あの『詩人』を手に入れて、僕は少々自惚れてたみたい………、上には上がいるね」
そう呟いたアルスの顔は、やけにさっぱりとした涼やかな表情。
ナニカを思い出したような、もう一度再確認できたような、そんな雰囲気を醸し出していた。
その後、同じストロングタイプの前衛として、軽く剣を打ち合っている剣風と機械種ソードマスター、名をシルバーソードというらしい、の模擬戦を観戦。
ギンッ! ガンッ! ギシッ!
ガシンッ! キンッ! ガリッ!
辺りに響くのは激しい剣音。
重く固いモノが何度もぶつかり合い、その度に周りの空気が悲鳴をあげる。
シルバーソードがその機種名通りの銀剣を閃かせると、剣風は盾を前面に押し出して防御態勢。
一進一退の攻防が続く………ように見えるが、傍から見るとややシルバーソードが優勢。
強く、素早い剣撃が剣士系の特徴。
さらにその動きは流水のように滑らか。
その場に固まるように盾を構える剣風に対し、流れるように移動しながら剣を振るうシルバーソード。
見ている限りは剣風の防戦一方。
剣風も時折、攻撃を掻い潜ってカウンターを決めようとするが、攻撃態勢に入った瞬間、相手は間合いの外へと移動。
タイミングを外され、その剣先を届かせることすらできない。
一瞬、たたらを踏む剣風の隙を突き、再度シルバーソードが連続攻撃で攻め立てる。
またも、防御に徹することとなる剣風。
先ほどからこれの繰り返し。
試合とすればややしょっぱい泥仕合にも見えなくも無い。
もちろんこれは模擬戦だ。
お互い傷つけないように戦っているのだからこのような展開になるのはある意味当然。
これが実戦なら、剣風は自身の防御力を活かして、ある程度攻撃を受けることを前提で前に出て切り込んだであろう。
たとえ傷ついてもそれ以上のダメージを与えれば勝ちなのだから。
さらに言えば、俺が剣風に授けた竜鎧砲を出せば逆に一方的に叩くこともできただろう。
しかし、この模擬戦の意味はあくまで互いに近接戦の力量を知る為のモノ。
次は剣雷とバトンタッチするのだから、無理をする必要なんて無いのだ。
また、この模擬戦の観戦者は俺だけではなく、ハザンとガイも俺の隣に立ち並んでいる。
両者ともこの模擬戦には興味があったようで、俺の隣で食いつくように勝負の行方を凝視。
「やっぱり剣の腕自体は剣士系の方が上だな」
ボソッとハザンが呟くと、
「フンッ! 手数で勝っているだけじゃねえか。あんな軽い攻撃じゃあ、騎士系の装甲は貫けねえぞ」
ガイはムスっとしてハザンの評価に反論。
「だから『剣の腕は』と言っている。その戦闘力は実戦でないと計れんからな」
「俺は散々見て来たぜ。アイツが重量級を事も無げにぶった切っていくのを!」
「ほう? ………では、アレが敵として前に立った場合、勝てそうか?」
「むっ!」
ハザンの問いに、ガイはしばし真顔で考え込み、
「この先の話だよな。当然、ストロングタイプが出てくる可能性は考えなかったわけじゃねえが…………、援護があればワンチャンスくらいあるぐらいだな。普通なら10中8、9、接敵した瞬間に切り殺されそうだけどな」
ガイから出てきたのは自分の力量に照らし合わせたと思われる答え。
しかし、俺からすると少々自分の戦力を過少評価し過ぎのような気がする。
ずっと自分より格上の戦いを見続けてきたガイからすれば仕方がないことなのかもしれないが。
「ふむ………、まあ、俺もまともな勝負ではそんなものだろう。ただ、俺の場合は頭か重要部位をブチ抜かれない限り一撃では死なん。そこを突くことができればもう少し勝率が上がるだろうな」
ハザンが言うのは肉を切り骨を断つ戦術。
人体の再生力を極限まで強化したブーステッドを飲んだ者ならではの戦い方。
「なんでい………、何でもアリなら俺にだって奥の手の1つや2つはあるぞ。その後のことを考えなくていいならな」
「なるほど……………、確かにそうだな」
ガイの物言いに深く頷くハザン。
「一応言っておくが、俺もお前も近接戦がメインだ。現状今の陣営ならほぼ俺達が前に出る必要はないだろう。だが、もし俺達が前に出ることがあるとすれば、それは奇襲を受け乱戦に持ち込まれた時のこと………」
ハザンは一度そこで言葉を切り、じっとガイの方を見やる。
ガイはやはりムスっとした顔のまま、無言でその続きを催促。
「………見ての通り、ヒロを除けば、皆を庇いながら至近距離で重量級以上と戦えるのは俺とお前だけだ。立ち回りにはお互い注意するようにしよう」
「分かってるさ………」
ハザンの忠告に返事をしながらも、顔を向こうへと背けるガイ。
忠告の意味は分かっていても、素直に『お互い頑張ろうね!』とはならないのが、コイツの不器用な所だ。
折角ハザンがコミュニケーションを図ってくれていると言うのに。
「まあ、いきなりガイに素直になられても気持ち悪いだけだけど」
「ああっ! なんだとぉ!」
俺が思わず呟いた言葉を聞きつけ、ガイが激高。
「あ、つい、言葉に出ちゃった………、悪い悪い、反省反省」
「お前! 全然悪いと思ってないだろ! 本当にいつもいつも薄っぺらい謝り方しやがって!」
「傷ついちゃった? ごめんね♡」
突っかかって来るガイに、自分の頭を軽く小突く感じで『ゴメンね』のポーズ。
だが、俺の渾身の謝罪もガイの怒りを収められなかったようで、
「ふざけんな! お前の方が100倍気持ち悪いんだよ!」
「ああっ! また、俺のことを気持ち悪いって言ったな!! 人には言っていい事と悪いことがあるんだぞ!」
傷ついた!
酷く傷ついた!
確かにこの面子じゃあ、一番容姿が劣っているかもしれないが、
面と向かって言われたのなら、その先は戦争しかないだろうが!!
「お前が先に言ったからだ!」
「俺のは『たられば』の話! お前のはタダの悪口! しかも俺の顔のことを言いやがったな! 一番気にしているのに!」
「別に顔の話はしてねえ! お前の普段の態度のことを言っているんだ!」
「普段から俺が気持ち悪いだと! もっと酷いじゃないか! もう許さねえぞ!」
罵り合う俺とガイ。
そんなここ数日、俺達にとっては当たり前に繰り広げられる光景。
しかし、当然ながら初見であるハザンにとっては意外なことで、
「ふむ? …………ヒロもガイも仲が良いんだな。いつの間に?」
「「仲良くなんかない(ぞ)!!」」
俺とガイがほぼ同時に反応。
ハザンへの反論が図らずも仲良くハモってしまった。
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