第189話 エンディング・後日談
第一章 スラム編クリア
キャラクター名:ヒロ
選択ルート:チームトルネラ
ヒロイン:獲得できず
エンディング:スラムからの旅立ち
チームトルネラルートの回収フラグ状況
通常回収フラグ1:チームトルネラの戦力の向上 合計490P Sランク
①機械種ラビット【スキル強化済】20体 400P
②ジュードへの強化武器贈与 40P
③ボスのメンテナンス費用(100年分以上)贈与 50P
通常回収フラグ2:敵対チームへの対処 合計450P Sランク
①黒爪団 半壊状態 団長の殺害 セザン生存 300P
②チームブルーワ 壊滅状態 ブルーワの殺害 100P
③青銅の盾 半壊状態 50P
通常回収フラグ3:チーム内の統制 合計400P Sランク
①トールの内応・・・チームトルネラが追い詰められなかった為、発動せず
200P
②ジュードの転籍・・・主人公がサラヤに手を出さなかった為、発動せず
100P
③ザイードの出奔・・・デップ達との仲が主人公により修繕された為、発動せず
50P
④ピアンテの逃亡・・・主人公のフォローにより回避 50P
⑤ディックの離脱・・・主人公の活躍・傷を癒さなかったことにより発動
ただし、その後のフォローにより減点無し
通常回収フラグ4:バーナー商会との関係 5P Eランク
①バーナー商会から依頼を受ける・・・無し
②バーナー商会スラム担当モウラとの接触・・・無し
③バーナー商会戦闘班長ビータとの接触・・・無し
④バーナー商会の新人パルデアとの接触・・・初回のみ 5P
⑤バーナー商会会頭○○○○との接触・・・無し
⑥バーナー商会会頭の孫娘○○○との接触・・・無し
特別回収フラグ1:ダンジョンの異常発生への対処 1000P
ダンジョンを踏破しての紅姫撃破 朱妃生存 1000P
1年後に発生する『ダンジョンからの侵攻 行き止まりの街崩壊』を回避
特別回収フラグ2:森の守護者の討伐 0P
戦闘より逃亡 0P
『新たなる開拓地の開放 行き止まりの街からフロンティアの出発点へ』は発生せず
特別加点フラグ 合計650P
① ディックへの招幸運の術【強】 200P@1
② サラヤ、テルネへの招幸運の術 100P
③ マテリアル精錬器『鍋』(高位・ブレッド)を贈与 100P@2
④ ザイードへ機械種の残骸を多数贈与 100P
⑤ 魔弾の射手のアデットからの一定以上の好感度 100P
⑥ 魔弾の射手のアテリナとチームトルネラの友好的接触 50P
減点フラグ 合計-250P
①雪姫の殺害【隠蔽】 -200P
②青銅の盾からの敵意 -50P
総合計 2745P Sランククリア
上記に加え、@1、@2を回収したことにより特別エンドA-2へ。
【特別エンドA-2】
『新しいチームトルネラの形・いらっしゃいませ「トルネラ商会へ」』
チームトルネラはヒロの残した遺産により、資産、武力を増大させた。
また、黒爪団、チームブルーワ、青銅の盾といった敵対するチームの凋落したこともあり、スラムにて確固たる地位を確立する。
チームトルネラのリーダーであるサラヤは総会において、スラムチーム同士の争いを禁止することを提案。
好戦的な2チームが大きな損害を受けていることもあり、当面、スラム内においての他のチームへの攻撃が禁止されることとなった。これを破ったチームは周りから袋叩きにされるという罰則が設けられ、しばらくスラムに争いのない平和な期間が訪れた。
主人公が街から旅立って1年後、1人の若者がスラムに帰ってくる。
それは片足を失い、街の繁華街へと去っていったディック。
彼は信じられないくらいの度重なる偶然に助けられて、この街から脱出を果たしていた。そしてこの1年間、他の街で狩人や商売を営み、異様なまでの幸運に支えられて莫大な資産を稼ぐに至った。
彼はかつての自分を支えてくれたチームのことを忘れられず、その資産を手土産にチームの元へと帰ってきたのであった。
彼はその資産を投じて、この街に商会を立ち上げる。
その名は『トルネラ商会』。
彼はスラムチームであるチームトルネラの人員そのままに、街へと場所を異動させ、商会として運営する道をサラヤに提案したのだ。
サラヤはこの提案に悩んだものの、結局、皆の幸せを考えて了承し、スラムチームとしてのチームトルネラを解散させる。
もちろん、チームトルネラのバックであるバーナー商会とは一揉めがあった。
しかし、他の街とのパイプを持つディックの存在と、この街では無視できない勢力である魔弾の射手とのつながり、予想以上に強化されているチームトルネラの戦力等を見て、最終的に妥協することを選ぶ。
こうして、チームトルネラはトルネラ商会として生まれ変わり、新たなスタートを切ることとなった。
【トルネラ商会】
この行き止まりの街で最も新しくできた商会。
トップは、かつてこの街のスラムチームの一員だったというディックという若者。正しくスラムでの出世頭と呼べるだろう。
そして、商会のメンバーも全員がスラム出身と言うから驚きだ。
主力商品はこの街では珍しい『ブレッドブロック』。
下位のブレッドブロックは店舗での販売を行い、嗜好品として十分以上の美味しさを秘める上位ブレッドブロックは、商会内の喫茶店で味わうことができる。
そして喫茶店では、オーソドックスなデザインの給仕服に身を包み、とてもスラム出身とは思えない洗練された所作のウエイトレス達が迎えてくれる。
いつもニコニコと笑顔を絶やさない朗らかな表情のウエイトレス。
大きな声で挨拶してくる元気はつらつなウエイトレス。
一番マナーがしっかりしていて立ち振る舞いが綺麗なウエイトレス。
物静かで声が小さい恥ずかしがり屋なウエイトレス。
そして、ウエイトレス達に指示を出すのは、カウンター内にいる女店長。
彼女は基本的にカウンター内でお茶を注いだり、書類を整理したりしている。
カウンターの外に出ることはあまりなく、基本的に座っていることが多い。
よく見ると、赤ん坊を背負っており、たまに膝の上であやしたりしている。
随分若いように見えるが、自分の子供なのだろうか?
赤ん坊の相手をしながら、仕事をするのは大変だと思うのだが・・・
それでも、カウンター内からてきぱきとウエイトレス達の指揮をとっており、滞りなく店内を回しているようだ。
そして、店内には機械種も働いている。
機械種ドワーフは小粋なジョークを飛ばしながら、レジを担当。
機械種タートルは商品を甲羅の上に乗せて動く移動陳列台。
機械種ラビット達は、ウエイトレスや客の邪魔にならないよう、店内を歩き回り愛想を振りまくマスコット。その可愛らしい仕草は女子供の心を鷲掴みにして離さない。
独特の雰囲気と、ブレッドブロックの珍しさもあり、あっという間に人気店へと成長していった。
ちなみに商会の男達は狩りに勤しみ、ブロックの材料であるマテリアル稼ぎに精を出しているそうだ。
聞けば、機械種使いが5人もいるという。
この規模の商会ではなかなかの人数と言える。
しかも、コボルトやオークまで従属しているというから戦力的にも侮れない。
また、自前で機械種を整備できる藍染を抱えており、全く隙の無いメンバー構成だと言える。
設立したばかりで、その実力はまだ未知数であるが、将来性は極めて高いだろう。
商会の目指す所は?と言う質問を、商会のメンバーに投げかけてみる。
『え、目指す所ですか?・・・そうですね。いつか超一流の狩人となって帰ってくる人を驚かす為・・・、少なくとも、その人に見劣りしないくらいに立派な商会にすることでしょうか・・・』
※このエンディング・後日談で一旦完結とさせていただきます。
ある程度次章の書き溜めが進みましたら、再開いたします。
その時までお待ちいただけますようよろしくお願いします。
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