人物紹介(今回のメインヒロイン候補)


 スラム編

 チームトルネラルート

 メインヒロイン候補紹介



 名前:サラヤ

 年齢:16歳

 特徴:クラス内にいそうな美少女。

    褐色の肌に茶髪のショート。

    健康的なプロポーション。

    スポーツ系女子。

 役割(表):チームトルネラのリーダー。責任感の強い頑張り屋。

 役割(裏):正統派ヒロインに見せかけた地雷ヒロイン。弱者救済を願う少女。

 攻略方法:

 ①一定以上の好感度(高)と、一定以上の成果(高)をあげて実力を示す。

 ②報酬として差し出された身体を抱いた際に、寝物語で聞かされる夢に賛同し、協力を申し出る。

 ③ジュードからの一定以上の好感度(高)を維持。


 ベッドの中で語られるサラヤの夢は、チームトルネラの地位を向上させ、バーナー商会と対等な取引関係を結び、将来のチームトルネラの女子達が娼館に入らなくてもよくなる立場を手に入れるというもの。

 それは街の権力者でもあるバーナー商会と敵対するかもしれないリスクを背負う夢。

 現在の恋人に近い立場を持つジュードは、サラヤの身を心配して、これに反対しています。

 このことが、サラヤがジュードに抱く唯一の不満でもあります。


『私、自分がこのチームにいる間に、皆の為にできる限りのことはしたいと思っているの。あの子達が………、私達みたいな思いをすることがないように………、でも、ジュードには反対されちゃって………、バーナー商会と敵対するのは危ないからって………、でも、私………』



 主人公がこのサラヤの夢に協力を申し出ると、サラヤは主人公に頼ることが多くなり、自然と2人の距離が縮まっていきます。

 主人公がそのまま成果を上げ続けると、一定期間後、ジュードが自分から身を引く決断を行い、チームを離脱して魔弾の射手に移籍するイベントが発生。

(ただし、ジュードからの一定以上の好感度が無いと発生しません)


『僕より、○○の方がサラヤのことを幸せにできると思う。僕では………彼女の夢を支えるには力不足だ。だから、サラヤのことは君に任せる。お願いだ。彼女を幸せにしてやってくれ』


 このイベントを経て、しばらくすると主人公はサラヤの恋人の位置に収まることになります。

 そして、2人でチームトルネラの未来の為に、バーナー商会と戦い、対等な立場を手に入れるというルートへと突入します。


 この後、主人公の行動によって、結末がいくつかに分岐します。


 A・・・主人公が力を最低限に抑え、数年がかりで目標を達成する。

 B・・・サラヤに自分の力の全てを打ち明けて、全力で立ち向かい、目標への最短距離を突っ走る。


 Aの行動を取ると、時間はかかりますが、サラヤが卒業する手前くらいには目的を達成することができるでしょう。

 しかし、Bの行動を取ると、主人公の超常的な力を見たサラヤは、その夢をさらに大きい物にしてしまいます。

 すなわち、『チームトルネラの子供達を救う』から、『スラム全ての子供達を救う』へ。


 その為に彼女は文字通り全てを捧げて、その夢の成就を主人公に願います。

 その願いを主人公が断るのは非常に困難で、最初は渋りはするものの、最終的には引き受けてしまうこととなるでしょう。



『お願い、○○。どんなことでもするから。私にできることだったら何でもやるから。だから………、皆を助けてあげて………』



 そうなると、ことは一チームの問題に収まらず、街全体を巻き込んだ騒動へとつながってしまいます。


 主人公は無敵ですが、当然、その周りの人間はそうではありません。

 まだ力を全て出し切れていない状態の主人公では、人間のどす黒い悪意からメンバー全てを守り切ることはできません。

 やがて、主人公の手の届かない所から狙われていき、最後にはサラヤまで失ってしまう結果になる可能性が高くなります。


 そうなれば、主人公は復讐鬼となり、街全体を破壊し尽くし、行きつく先は人類全ての敵と認識されてしまう『黒の魔王ルート』への突入。



 Aを選べば、すぐに『黒の魔王ルート』へ突入するということは回避できますが、結局、遠かれ早かれサラヤに主人公の力を知られてしまうことになりますので、主人公はサラヤの願いである弱者救済に力を注ぐことになってしまいます。

 

 主人公とともにスラムから離れ、街から街へと旅をしながら弱きを救う。

 それは既得権益と、支配者層との衝突を招きやすくなる荊の道と言えます。


 早く人間の悪意をも跳ね除けられるほどの力を得てしまわないと、待っているのはBと同じく『黒の魔王ルート』です。


 サラヤが極端な弱者救済という夢を覚まさせるには、彼女が自分の子供を身籠る必要があります。

 そうなれば、流石の彼女も他人の子供よりも、自分の子供の幸せを優先するようになるでしょう。


【ドロップ品】

 無し。

 彼女は自分のモノを持っていません。

 全てチームの為に処分してしまっています。




【今回のルートでのエンディングの立場】

 

 ヒロが街から旅立った後、彼女は運良く?ジュードの子供を身籠ってしまいます。

 避妊薬を服用しているのにも関わらず、できてしまったことは皆に驚かれることになりましたが、実はそれがチームトルネラにとって言えば、非常に幸運でした。

 

 スラムには定期的に子供が放り込まれますが、今までは困窮状態の為、チームトルネラでたくさんの子供を引き受けることはできませんでした。

 しかし、ヒロが大きな遺産を残していってくれた為、チーム全体に余裕が生まれてしまいます。

 普段の彼女であれば、余裕が生まれた分、弱者を救う為に子供を引き受けようとしたでしょう。それがずるずると拡大していき、新たな負担を産むということに目を瞑って。


 それが、自分に子供ができるという一大事に全て吹っ飛んでしまい、結果、幾人かは引き取ったものの、生まれた余裕を食い潰すほどではない数に留まりました。 


 結果、チームトルネラの財政は悪化せずに、ディックの帰還まで持たせることができたと言えます。


 ディックが帰還した後は、ディックの提案に乗っかり、チームトルネラを解散して、ディックが立ち上げたトルネラ商会へ就職します。

 赤子を抱えた状態ですが、喫茶店部門のトップとして、ウエイトレス達を采配する立場となり、夫であるジュードとともにトルネラ商会を支える重役として辣腕を振るっています。






 名前:ナル

 年齢:16歳

 特徴:丸っこい愛嬌ある顔立ち。

    栗色の髪をふわふわさせたロングボブ。

    小柄な体形のトランジスタグラマー。

    ゆるふわ癒し系女子。

 役割(表):サラヤのサポート役。天然不思議少女。

 役割(裏):実は意外と細かい所までチェックしている。肉食系。女子内の影の統制役。

 攻略方法:

 ①ディックがチームを離脱する。

 ②一定以上の好感度(中)と、一定以上の成果(小)をあげて実力を示す。

 ③チームに重傷者が出ていない

 ④テルネの病気の治療の目途がついた。



 ナルの攻略はディックがチームにいる間は、進めることができません。


 ナルとディックは、表には出してはいませんが、恋人に近い関係を築いていました。

 しかし、ディックが足を失ったことで、自らの将来の道が断たれたことを悟ったディックは、自らナルに別れを告げます。



『今の俺では、お前を幸せにすることはできない。だからお前は別の男を探せ! 俺のことはもう忘れるんだ!』


『でもでもでもー! 私…………』


『悪いが、今は自分のことしか考えられない! お前にかまっている余裕はない!』



 邪険にされるナルですが、それでも負傷したディックの看護を続けます。


 そのナルの行動に、ディックはこのままだとナルを不幸にしてしまうと考え、誰にも言わずにチームを離脱し、繁華街へ行く計画を立てることなりました。



 

 このようにナルの心はディックに向いている為、成果を上げることで、報酬としてその体を抱くことはできますが、主人公に惹かれることはありません。


 しかし、ディックがチームより離脱すると、事情が変わってきます。

 ディックが自分に置手紙すら残さなかったことで、ようやく自分が振られたと実感します。

 そして、彼女は自分に残る感情を整理する為、すぐに他の男性を探し始めることでしょう。

 もしかしたら自分を振ったディックへの当てつけなのかもしれませんが………


 その時までに好感度を上げていれば、すぐさま手の早い彼女のアプローチを受けることになります。

 

 ただし、そこで恋人関係になったとしても、一緒にチームから出ていこうとすると、場合によっては難色を示します。

 チーム内に重傷者がいたり、テルネの病気が悪化していたりすると、チームから離れるのを嫌がります。

 無理に連れ出そうとすれば別れを告げられるくらいに、彼女にとってはチームへの思い入れが強いのです。


 それさえクリアしていれば、ナルの攻略は比較的容易に達成できます。


 旅をする主人公の隣で、陰日向に細やかなサポートをしてくれるヒロインとなってくれます。

 また、彼女はハーレム容認派でもあります。主人公の実力を見て、自分だけではつなぎ止めておくことは難しいと判断し、他の女性に手を出すことをについてもうるさく言うことはありません。

 ただし、しっかりと肝心なところは握って放さないタイプですので、自由そうに見えて、実は手の平で転がされている主人公を見ることができるでしょう。



【ドロップ品】


 ドロップ品名:大振りのナイフ ※取得済み

 宝貝化:莫邪宝剣

 入手方法:ナルからの一定以上の好感度(中)があり、デップ達の大怪我イベントを経て、デップ達への治療が一段落する。


 デップ達の兄貴分であるロップから預かったナイフ。

 3人のうち最も優秀な者に渡すよう言われた物です。3人が競い合って実力を伸ばすようにとの意図でしたが、お互いが張り合い過ぎてしまい大怪我の原因となりました。その結果、ナルはこれを主人公へ渡してしまいます。


 莫邪宝剣は、封神演義における主要キャラクター、黄天化の宝貝です。

 光を刃に変え、金属を紙のように切り裂く剣と化します。

 さらに黄天化が蓄えた戦闘経験や技能を持ち主に付加し、その能力を超一流の戦士に引き上げます。

 ただし、戦意が過剰となり、やや突撃思考となるデメリットがあります。

 



【今回のルートでのエンディングの立場】


 チームトルネラの皆とともにトルネラ商会へ就職、喫茶店でウエイトレスをやっています。

 たまに料理をつまみ食いしてサラヤに怒られたりしていますが。


 また、彼女は戻ってきたディックに言い寄られています。

 明らかな超優良物件となったディックですが、ナルはすぐさま昔のような関係に戻ることを渋っている状態です。

 彼女はディックがチームから勝手にいなくなったことと、自分宛の置手紙を残さなかったことを、未だに忘れていません。

 ディックは平謝りしているものの、ナルがディックを完全に許すのには、まだ時間がかかりそうな雰囲気です。





名前:カラン

 年齢:17歳

 特徴:背中までかかる長いストレートの黒髪。やせ形の長身。

    細い目と筋張った顔つきから一見男にも見える容貌。

    中の下くらい。武人系少女。

 役割(表):チームトルネラの女護衛。猟兵としての訓練も積んだ女兵士。

 役割(裏):バーナー商会への口利き役。意外と純情で乙女っぽいところも。

 攻略方法:

 ①カランと一緒に訓練、若しくは、模擬戦を行い、実力(高)を示す。

 ②一定期間後に発生するカランの出張護衛依頼に同行する。

 ③バーナー商会会頭の孫娘○○○に気に入られる。

 ④出張護衛依頼中に発生する機械種襲撃イベントで活躍(高)する。

 ⑤○○○によるカランへのお化粧イベントにおいて、会話選択肢で『可愛い』若しくは『綺麗』とカランを褒める。

  ※お化粧によりカランは中の上くらいに魅力が上昇。

 ⑥その後何度も発生するカランの出張護衛依頼へ同行し、カランの好感度を上げる。

 ⑦カランから持ち掛けられた真剣勝負に完勝する。



 カランに認められるには、まず実力を示さないと相手にしてくれません。

 その上で、カランから誘われるバーナー商会からの出張護衛依頼への同行を受託する必要があります。


 カランはバーナー商会の幹部の奥方達に気に入られています。そして、バーナー商会会頭の孫娘からも熱いアプローチ(友情?)を受けており、カランと出張護衛依頼に同行することで、バーナー商会の幹部と私的なつながりを持つことができます。

 それを突き詰めていくと、やがて狩人として今後活躍する上で、貴重なスポンサーになってくれるという道が見えてきます。

 狩人になる為には、獲物を換金してくれる『秤屋』の存在が不可欠である為、ここでバーナー商会とつながりを持つことで、他の街に行っても換金に困ることはかなり少なくなるでしょう。


 カランのルートを進めていく為に重要なのが、○○○の存在です。彼女はバーナー商会会頭の孫娘で、カランを非常に気に入っています。生半可な男が彼女の横に立つのを許しません。カランの隣にいる為にも○○○に実力を認められる必要があります。

 道中に襲いかかってくる機械種相手に派手な成果を出して、カランに相応しいと思わせる実力を示しましょう。

 ただし、あまり能力を見せすぎると、○○○本人の興味を引いてしまい、○○○ルートへ逸れてしまう可能性があります。


 カランの攻略は、他へ浮気することなく実力を示し続ければ自然と進めることができます。

 

 そのままバーナー商会に就職するも良し、2人でこの街から旅立つのも良しと自由の高いエンディングを迎えられますが、カランはハーレムを許容してくれません。

 2人目を手に入れようとすれば、間違いなく破たんを迎えてしまいます。

 唯一の可能性は○○○ルートを平行に進めることで発生する『お姫様とその女護衛の合せ丼』エンドのみとなります。



【ドロップ品】


 ドロップ品名:発掘品の小刀 ※未取得

 宝貝化:日月双刀

 入手方法:カランからの一定以上の好感度(中)の上、カランと剣の訓練を複数回行う。


 両親からの形見の一つ。

 カランがサブウェポンとして装備している隠し武器の一つです。主人公への好感度が一定以上になり、剣の訓練を一定数行うと、訓練のお礼プレゼントしてくれるイベントが発生します。

 

 日月双刀は水滸伝における一丈青扈三娘の武器です。能力は自動で浮かび上がって敵へ切りかかっていくというものです。また、こちらの指示もある程度聞いてくれますので、護衛や拠点防御にも使用できる性能を秘めています。



【今回のルートでのエンディングの立場】


 カランはトルネラ商会には入らずに、バーナー商会へと就職します。

 かなり迷ったようですが、これ以上バーナー商会との関係を悪化させない為にも、予定通りバーナー商会の護衛としての道を選びました。


 ですが、別に関係が途絶したわけでもなく、カランは休みの日には頻繁にトルネラ商会の喫茶店へと顔を出すようです。






 名前:テルネ

 年齢:12歳

 特徴:儚げで可憐なお姫様のような女の子。

    色の薄いブロンドのロングヘア。

    華奢で線の細い容姿、大人しく健気な病弱系少女。

 役割(表):保護欲をくすぐる妹のような存在。

 役割(裏):イベントをこなすことで宝貝化できるアイテムを複数プレゼントしてくれる重要キャラ。

 攻略方法:

 ①一定以上の成果(中)と、サラヤの好感度(中)をあげる。

 ②テルネの好感度(小)をあげる。

 ③彼女の病気を治す、若しくは回復の見込みがつく。 

 


 彼女の攻略は比較的容易です。一定以上の成果とサラヤの好感度をあげれば自動的にテルネを紹介されるというイベントが発生します。

 彼女自身、頼りになる男性を見つけないと生存の見込みが無くなってしまうことを自覚しています。

 その為、それなりの実力を示せば自然と彼女から控えめなアプローチを受けることとなります。

 ただし、難病に侵されている身体である為、何も処置をしないと数ヶ月後にはベッドから起き上がれなくなり、1年もたたないうちに病死してしまいます。


 攻略する為には、彼女の病気を治すことが必須であり、その為にはマテリアルを稼いできちんとした医者に診てもらう、もしくは、高額な薬を購入することが必要になってきます。

 

 病気さえ完治すれば、彼女をヒロインとするのに何の障害もありません。

 今は妹のような存在ですが、数年もすれば素晴らしい美少女となって貴方の隣に控えめな立ち位置で佇んでいてくれるでしょう。

 

 また、テルネは消極的ながらハーレムを容認してくれます。

 自分1人では主人公を支えきれないと覚り、常識の範囲内であれば、複数の女性を囲うことにも理解を示します。

 しかし、それは自分に自信が無いことの裏返しであり、あまりに他の女性にかまけて彼女をないがしろにし続けると、黙って主人公から去っていく可能性があります。

 

 


【ドロップ品】


 ドロップ品名①:織物(ハンカチ、衣服、鞄)

 宝貝化:ハンカチ = 混天綾(流体を操り、敵の攻撃を弾く)

    :衣服   = 掃霞衣(あらゆる攻撃を無効化)

    :鞄    = 花籠(向かって来る飛来物を吸い込む)

 入手方法:テルネから好感度が(小)(中)(高)と上がる度に、彼女からプレゼントしてもらえる。

 

 混天綾は封神演義の主要キャラクター、哪吒の宝貝です。物語の中ではその効果がはっきりと示されていませんが、水や空気、振動を操ることができると言われています。


 掃霞衣は封神演義の中の崑崙十二仙の1人、広成子の宝貝です。衣服に纏わりつく霞が全ての攻撃を無効化します。レーザーや重力、空間攻撃でさえも。

 

 花籠は封神演義の中の崑崙十二仙の1人、清虚道徳真君の宝貝です。物語の中ではその弟子である黄天化へと授与されました。

 敵からの飛来物、銃弾やミサイルから投擲型の宝貝までも、その中に吸い込んで捕獲することができます。



 ドロップ品名②:ハサミ

 宝貝化:金蛟剪

 入手方法:テルネからの好感度が(中)以上、且つ、彼女の病気が悪化する。

 死期を悟った彼女は、自分の形見として持っていてほしいと、祖母から貰ったハサミを主人公に贈ります。

 その後、すぐに彼女はそのまま息を引き取ってしまいます。幸せそうな笑顔を残して。


 金蛟剪は封神演義の中の敵キャラである趙公明やその妹達である雲霄姉妹が使用した宝貝です。

 その能力は巨大な2匹の龍を呼び出し、自由に使役することができるというモノ。

 呼び出された龍は、1匹だけでも緋王や朱妃を上回る戦闘力を持ち、2匹揃えば守護者相手にも後れを取りません。

 時間にして1時間程継続して使役できますが、今の主人公の力量では使用制限が付き、一度使用すれば1ヶ月のクールタイムが必要となります。

 物理ならば最強格の宝貝です。




【今回のルートでのエンディングの立場】

 

 チームトルネラの女性陣と一緒に喫茶店部門のウエイトレスをしています。

 病気が完治し、儚げな美貌に明るい表情が戻ったことで、さらにその美しさと気品に磨きがかかりました。

 あと数年もすれば、何人もの男性が彼女の元に跪いて愛を囁くでしょう。


 しかし、未だ彼女の心の奥に残るのは、何の見返りも無く自分を救ってくれた1人の少年。

 色んなモノを貰いながら何一つ恩を返せていない、遠くに行ってしまった主人公のことがまだ気になっているようです。

 

 果たして、幼い恋心はどこへ辿り着くのか。

 時間と共に消えていくのか、それとも…………




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