完結まで想像を超え続ける物語と愛の大きさ

ヒロインは「超能力者」というわけで、この子は確実に只者ではないな…という心構えで読み始めましたが、読めば読むほど自分の想像を空よりも高く超えて宇宙に行きそうな展開に、心がフワフワとしてきて無重力空間にトリップしたような感覚です。
物語だけでなく、途中途中に載せられている詩まで考えたのがすごすぎます。
今作に出る敵にも様々なエピソードがあり、「敵」「悪役」だが「悪」ではない…と感じました。
不思議で壮絶…それでいて尊いストーリーと、心打たれる詩をお楽しみあれ。