人が悪神に勝ちましたね。ヤバルが青年に成長した我が子と対話しているシーンに目頭が熱くなりました。本当、家族の物語っていいですね(泣)
だんだんメルカルトがお人好しの神に思えてきました。神も成長するでしょう(笑)
きっとロトに父の背中を見せてくれる。
そう信じています!
作者からの返信
いつもありがとうございます。
登場人物の家族のつながりが細くとも最後までつながってクルケアンを救っていくように描いていきますが、このヤバルのシーンが一番書きたかったシーンでもありました。
ナンナ、イルモート、エルシード、バァルが人に感化されていくようにメルカルトもヤバルやロトの影響を受けていきます。
名前を忘れた人たち(魔獣や魔人)が名(親が込めた願い)を思い出すことで自分を取り戻していく話でもあり、実は既出のキャラであるロトは物語の最後で自分の名を思い出して活躍をするので楽しみにしていてください!
ヤバルの生き様は神をも動かしましたね。
強さを求める方向性というか、波長が合ったのだと思います。
ロトは大きくなって父の背中に何を思うのでしょうか。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます。
ヤバルの強さと脆さを描いたこの神殺しの階段編でした。
イルモートはエルシード神の精神を殺すために天を目指し
ヤバルはある意味メルカルトの神としてのあり方を殺したのかもしれません。メルカルトとロトの旅は続いていきます。
夢のような場所であった父と子ですが、ロトは紆余曲折を経ながら父の思いをしっかりと受け継いで、その背中を追い求めます。
また「夢」という存在も終盤大きな意味を持ってきます。
世界創生のお話でもありますので伏線回収を楽しみに待っていてください。