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2024年6月17日 00:20
主人公が他の戦いを見る側になるシーンは久しぶりですね。今回はたまたま来たので見届け人になりましたが、彼がいなかったら別の人間に頼んだのでしょうか?
作者からの返信
かれらは集合精神であるにもかかわらず、奇妙な習性を持っています。軍人気質というか、組織内の上下関係にとても厳しいです。もしもレイラがいなかった場合、より階級の高い戦士を呼んで見届け人にしていたと思います。そもそも彼らは集合精神で、種族全体で情報を共有しているのだから見届け人なんて必要ないと思われますが、儀式めいた決闘を好むように、ある種の格式ばった形式に対して執着しています。今回も警備隊を通してレイラが来ることが分かると、すぐに考えを変えました。かれらは一般的な戦士階級でしたが、レイラは勇者を従える上位者でした。ですので、見届け人に相応しいと思ったのでしょう。それは進化の過程……というより、他種族を征服し、交配を繰り返しながら混じり合う過程で獲得した余計な性質だったのかもしれないですね。いずれ失われる可能性がありますが、とても興味深い特性だと思います。M.M.Mさん、感想ありがとうございました!
主人公が他の戦いを見る側になるシーンは久しぶりですね。
今回はたまたま来たので見届け人になりましたが、彼がいなかったら別の人間に頼んだのでしょうか?
作者からの返信
かれらは集合精神であるにもかかわらず、奇妙な習性を持っています。軍人気質というか、組織内の上下関係にとても厳しいです。もしもレイラがいなかった場合、より階級の高い戦士を呼んで見届け人にしていたと思います。
そもそも彼らは集合精神で、種族全体で情報を共有しているのだから見届け人なんて必要ないと思われますが、儀式めいた決闘を好むように、ある種の格式ばった形式に対して執着しています。
今回も警備隊を通してレイラが来ることが分かると、すぐに考えを変えました。かれらは一般的な戦士階級でしたが、レイラは勇者を従える上位者でした。ですので、見届け人に相応しいと思ったのでしょう。
それは進化の過程……というより、他種族を征服し、交配を繰り返しながら混じり合う過程で獲得した余計な性質だったのかもしれないですね。いずれ失われる可能性がありますが、とても興味深い特性だと思います。
M.M.Mさん、感想ありがとうございました!