第5話 再び

レイはうっすらと意識が戻ってくる。


『ん。。うぅ。。あれ。ここは』


レイはゆっくり起き上がりあたりを見回した。


『最初にいた小屋の中。。?』


相変わらず何もないこの小屋だ。。


アルディさんと話しているときに急に意識が遠のいて。。


『この扉は公園に繋がっているのかな?』


扉の方を見ながらレイは考え込んでいた。


もう一つの扉はなんだったんだろう。。


怖いけどここに長くいたくないし。。


でも公園に繋がっているとも変わらないし。。


しばらく考え込んでいるとレイは決意した。


『や。。やっぱりこの場所無音で怖い。。』


そう言いレイは扉に向かいゆっくりとドアノブを押していく。。。


扉を開けたその先には通路のような場所に


スチュワーデスさんのような人が迎えてくれた。


『ようこそ。お待ちしておりました。

 どうぞこちらへ。』


にこやかにそういうと席まで案内される。


途中レイはあたりを見回すが人はいない。


向かい合う二人用の席がいくつかありその一つに誰か座っている?。


疑問系なのは、椅子からほんの少し帽子のようなものが見えているからだ。


スチュワーデスのような人はその誰かいるテーブルのそばに近づいた。


『お客様がお見えになりました。』


『うむ。ありがとう。』


偉い人なのかな。。?


『どうぞこちらへ座ってください。』


レイにそういうと向かいの席へ案内された。


レイは言われるがままそういうと席に座った。


そして目の前の席を見るとにかっと笑ってレイにこう言った。


『よっ。私はライルという。

 ここは私のプライベートジェットだ。』


そういうと帽子をあげたがレイはプライベートジェットよりびっくりする。


子。。子供?





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夢をみる女の子 ローヒー @ro-hi

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