第4話 この場所は。
『ここははるか先の未来です。』
アルディは私の横に立ちそう言った。
『はるか先の未来。。?』
『えぇ。。そうです。
もしお嬢さんあなたは未来を知ったとしたら
この未来に行きたいとおもいますか?』
アルディは前を見ながら私に問いかけた。
行きたいと思う人はいないとおもうけど。。とレイは心の中で
おもいつつアルディに答えた。
『行きたくないです。』
『そうですよね。
誰だって行きたくはありませんよね。』
アルディはそういいながら腕時計を見る。
『もうこんなに立ちましたか、
お嬢さん今日はお話ができてよかったです。
また会うことがあったらいいですね。』
レイもお別れの言葉を言おうと口にしようとしたところ
急に意識が遠のいていく。
あれ。。なんで。。
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