28話 明るい未来を捨てて
物語は過去から現在に戻り、「兄」から「弟」へ
【ゲーム世界 :『Fake Earth』】
プレイヤー名=遊津優斗(Asodu Yūto)
↓
【ゲーム世界 :『Fake Earth』】
プレイヤー名=遊津暦斗(Asodu Rekito)
いつも綺麗な座り方をしていた。
長い首が前に傾くことも、腰が反っていることもなく、彼女の背筋はまっすぐ伸びていた。
左右の肩の高さも揃っている。
気品を漂わせながらも、草食獣を襲う前の猛獣のような静けさを感じさせた。
アーケード筐体の光り輝く画面を見つめながら、彼女は細長い指でレバーを動かして、最小限の動作でボタンを素早く叩く。
涼しげな瞳、濃い睫毛は上向きにカールを描いている。
鮮明で臨場感のある記憶だった。
真円の銃口から漂う硝煙を突き破って、3発の銃弾が回転しながら向かってくる。
ハイスピードカメラで撮影した映像のように、スローモーションで近づいてくる。
この銃弾を避けることはできない。
撃たれた左腕を押さえた俺は、自分の身に起きる未来を悟った。
いま体験しているのは「突発的な危機に陥ったときに起きる、周りが遅く見える感覚」だと本能が理解した。
銃弾が皮膚に刺さり、神経や血管を引き千切って、背中を突き破るイメージがよぎる。
アバターはその場からどうしても動かない。
迫りくる銃弾を見つめることしかできない。
そして、次に目にしたのは、母親の
首から下は3発の銃弾を受けて、シアン色の血を流していた。
NPCである母親はこれがプレイヤー同士の戦いであることを知らない。
手のひらよりも小さなコインを手に入れるために戦っていることも、この世界がゲームであることも何ひとつ知らない。
それなのに、俺は彼女の自己犠牲のおかげで、ゲームオーバーにならずに済んでいる。
母親は俺をかばった後、「良かった」と微笑みを浮かべた。
撃たれた胸から血を流しながら、俺が怪我をしていないことに安心していた。
倒れる前には「逃げて」とつぶやき、家族のことを思いやっていた。
『ケルベロ! ケルベロ! ケルケルベロ!』
《小さな番犬》は足元で必死に吠えた。
赤色のスマートフォンは激しく振動するあまり、フローリングの床から真上へわずかに跳ねている。
淀川のほうを振り向くと、光り輝いたイヤホンジャックが俺に向けられていた。
俺は右足を軸にして、アバターをひねった。
胸の位置をずらして、放たれたレーザー光線を紙一重で避けた。
咄嗟に動いたせいで、アバターの体勢がわずかに崩れる。
次に攻撃が来るとわかっていても、回避できない状態に追い込まれる。
淀川はスマートフォンを横に動かし、端末上部のイヤホンジャックを俺の右足に向けた。
表情を一切変えることなく、ホームボタンを静かに長押しした。
──1発目で「崩し」、2発目で「仕留める」戦術!
俺は振動で跳ねていたスマートフォンを左足で蹴り上げた。
宙にスマートフォンが浮いたところを右手でキャッチした。
急いで対プレイヤー用ナイフを起動して、2発目の対プレイヤー用レーザーを当たる寸前で防いだ。
赤色のスマートフォンは、握りしめた手から飛び出しそうなくらいに震えていた。
目の前のプレイヤーがどれくらい危険なのか、《小さな番犬》の吠える声の大きさがはっきりと示している。
ゲームクリアのコインを手に入れるために、自分が割り振られたアバターの職業を最大限に生かして、やるべきことを淡々とこなすプレイヤー。
左手には警察官の特殊アイテムである「拳銃」を装備しており、対プレイヤー用レーザーよりも速い攻撃を瞬時に撃つことができる。
迂闊に近づけば、拳銃の餌食になる。
かといって、離れて射撃戦に持ち込もうとしても、リビングで十分な距離を取ることは難しい。
もし目の力をもう一度使えば、銃弾を見切ることはできるだろう。
淀川の人差し指の筋肉の動きから、撃つタイミングを先読みして、発射と同時に回避できるはずだ。
──頼助、君の目は誇っていい長所だ。ただ、大きすぎる力は、ときに自分自身を傷つけることもある。なるべく眼鏡をかけた生活をしてくれ。「目の力」はあまり乱用しないように。
もし1日に何度も使いたくなっても、「10分間のインターバルを置くこと」、これだけは絶対に守るんだ。
眼鏡を外そうとしたとき、主治医のおじさんの言葉が蘇る。
真っ赤に実ったリンゴの木の下で、薬品の匂いが白衣からしたのを思い出す。
ほんの一瞬、右目の眼球が燃えたように熱く感じた。
後頭部がズキンズキンと痛みはじめる。
嫌な予感がした俺は、ホーム画面から「カメラ」を起動した。
インカメラに切り替えて、画面に映った自分の顔を見る。
アバターの右目はシアン色に染まっていた。
真っ白な結膜も、真っ黒な瞳孔も、青い虹彩の色に合わせるように変色していた。
「……はあ、暦斗くんを撃つつもりだったんだけどな。できればNPCには当てたくなかったよ。そんなことをすれば、君は意地でも立ち上がるだろうからね、遊津優斗くん」
淀川は俺と向き合ったまま、拳銃とスマートフォンを持つ手を入れ替えた。
右手の人差し指を引き金にかけて、左手の親指でホームボタンを長押しする。
背中を撃たれて倒れた優斗が、リビングの壁に手をついて立ち上がっていた。
青色のスマートフォンを手にして、淀川の後ろ姿を睨みつけていた。
だが、ドット模様のシャツは、胸元から裾まで血で汚れていた。
レーザー光線で撃たれた穴から血は垂れつづけている。
アバターの顔の色も青白い。
意識を保っているのが不思議なくらいボロボロの状態だった。
「なあ……知ってるか? ……明日はさ……弟の誕生日なんだ。……お前が自分勝手な理由で……台無しにしていいものじゃないんだよ!」
壁から手を離した優斗は、対プレイヤー用ナイフを起動した。
桜色の光の刃を構えて、淀川に向かって突っ込んでいった。
一歩前に進むたびに、シアン色の血が傷口から漏れる。
優斗は顔を歪めることもなく、確かな足取りで一直線に駆けていく。
淀川は振り返り、親指をホームボタンから離した。
光り輝いていたイヤホンジャックから、スカーレット色のレーザー光線を放った。
近距離からの対プレイヤー用レーザー!
美桜は兄の名前を叫んだ。
走っていた優斗は急に方向転換できない。
アバターの
だが、それでも優斗は足を止めなかった。
シアン色の血が滲み出るほど舌を強く噛んでいた。
撃たれたところに目をくれず、淀川の目だけを見ていた。
俺は淀川の重心が後ろに下がるのを見て、対プレイヤー用レーザーを撃った。
ライトグリーン色のレーザー光線で、淀川がその場から一歩も引けないように牽制する。
優斗はスマートフォンを握る力を強めた。
フローリングの床を強く蹴った。
そして、淀川に跳びかかり、桜色の光の刃を力いっぱい振り抜いた。
──シャギィン!
優斗は目の前のアバターを肩から腰へ斬った。
シアン色の血が噴き出して、フローリングの床へ飛び散った。
斬られたアバターはゆっくりと倒れていく。
業務用の無線のコードは千切れていた。
制服の水色のシャツは切り裂かれて、数センチの深さで皮膚もえぐれていた。
「ありがとう、蔵内くん。君の働きぶりに感謝する」
淀川は斬られた部下を見下ろす。
彼が手に持ったスマートフォンの画面には、「警察官の指人形」が表示されていた。
操作系のギアで盾になるように動かしたらしい。
次の瞬間、若い警察官の頭から手足につながっていた糸が見えた。
数百本の糸が全身のいたるところに引っ付いていた。
死んだ魂が肉体から抜けていくように、細い糸は天井へ伸びていく。
緩かった糸はピンと張って、一斉にプツンと音を立てて切れて消える。
俺はイヤホンジャックを淀川に向けた。
優斗は歯を食いしばって、対プレイヤー用ナイフを突きだそうとした。
しかし、淀川が腕を交差させて、拳銃とレーザー光線を同時に撃つほうが早かった。
銃声がリビングに響きわたり、スカーレット色のレーザー光線が駆け抜けていく。
俺が頭を左に倒した瞬間、アバターの頬をレーザー光線がかすめた。
優斗は脇腹を撃ち抜かれて、片膝をついた。
優斗はもう一度立ち上がろうとするが、積み重なったダメージは大きいらしい。
片膝を床から浮かせた直後に、アバターはよろめいて、優斗の体勢はガクッと低くなった。
淀川は引き金をもう一度引き、拳銃が弾切れになったことを確認する。
使えなくなった拳銃をホルスターにしまって、若い警察官の拳銃と装備を交換した。
「すまない。同時撃ちはどうしても精度が落ちるんだ。
──今度は1人ずつ、ちゃんと急所に当てるよ」
淀川は優斗にスマートフォンを向けた。
端末上部のイヤホンジャックが光り始めると、優斗の額にスカーレット色の照準点が浮かび上がった。
──ただでさえ劣勢なのに、唯一のアドバンテージとなる「数の利」さえ失ってしまう。
俺は赤色のスマートフォンを構え直した。
淀川の手に狙いを澄まして、威力の弱いレーザー光弾を連射しようとした。
だが、淀川は右手を後ろに向けて、こちらを見ずに拳銃を撃った。
銃口から放たれた弾丸は、目にも留まらない速さだった。
最初に弾丸を受けた左腕に風穴がもう1つ増える。
「グッ」と思わず声が漏れ、全身の細胞が破裂したように、アバター中に痛みが駆け回る。
ライトグリーン色の照準点が淀川からフローリングの床に下がった。
俺はスマートフォンを落とさないように堪えることしかできない。
美桜は座り込んだまま、「……やだ……やだ」と震えながら泣いていた。
優斗は口元にスマートフォンのマイクを当てたが、苦しそうに咳き込んでギアを起動することができなかった。
淀川のスマートフォンのイヤホンジャックは、煌びやかなスカーレット色の光で輝いた。
──ドソッ。
『Fake Earth』はプレイヤー同士がコインを奪い合うゲーム。
NPCはゲームの舞台装置であり、現実世界を再現するために用意された存在だ。
彼らは「人間」に見えても、実際はよくできた「プログラム」にすぎない。
「心」がないのだから、信念も感情も当然持っていない。
しかし、包丁で刺された父親の司は、淀川の顔を死角から殴りつけた。
腰の入っていないフォームでありながらも、固く握りしめた拳を思いきり振り抜いた。
淀川はアバターの体勢を崩して、優斗からスカーレット色の照準点が逸れる。
光り輝いたイヤホンジャックから放たれたレーザー光線はフローリングの床に命中する。
父親は息を切らしていた。
シアン色の血が腹の傷口から溢れている。
額から首筋へ汗がダラダラと流れていた。
「全員……逃げろ。……安全なところまで……逃げて逃げて……逃げるんだ。……父さんのことは……気にするな。……後で追いつくから……みんな、早く、先に行っ──」
NPCの父親の言葉は、銃声とともに途切れた。
父親の口から最後に出てきたのは、シアン色の血だった。
深いため息が続いて聞こえてくる。
淀川は眉をひそめて、拳銃の引き金を引いていた。
真円の銃口から硝煙が漂っていた。
頭から倒れた父親はフローリングの床で一度だけ小さく弾む。
そして、人間からマネキン人形になったかのように、うつ伏せになったまま動かなくなる。
優斗は撃たれた父親を見つめていた。
アバターは震えていて、「──ッ」と言葉にならない声を漏らした。
一粒の涙が目尻から頬を伝っていった。
「──不確定要素は先に排除すべきだったか」
淀川は目を閉じる。
親指でホームボタンを長押しして、対プレイヤー用レーザーのエネルギーを溜め始めた。
スカーレット色の照準点は優斗から遠ざかっていった。
近くで倒れた父親を通過し、倒れた母親を横切り、その先にいるアバターに狙いをつける。
「……おい、お前……それだけはやめろ!」と優斗は怒り狂ったように叫んだ。
しかし、淀川は何も言わず、腰の抜けた美桜に向かって対プレイヤー用レーザーを放った。
彼女の額にスカーレット色の照準点は定まっていた。
対プレイヤー用レーザーはまっすぐ向かっていく。
美桜は目をぎゅっと閉じて、小柄な体を強張らせた。
──ビギィィン!
俺は対プレイヤー用ナイフを振り、淀川の対プレイヤー用レーザーを弾いた。
弾かれたレーザー光線は、真っ白なレースカーテンに命中した。
焦げた穴がカーテンに開き、スカーレット色の光の残滓が漂った。
美桜は目を開けて、俺のカットソーの裾を縋るようにつかむ。
俺は美桜を5人掛けのソファの陰へ引っ張った。
急いでアバターを屈めて、美桜の頭を下げさせると、頭上を通過した銃弾がリビングの窓を貫いた。
《小さな番犬》は激しく吠えて、青かったスパイク首輪は赤色に変わっていた。
美桜は母親の面影のある顔をぐしゃぐしゃにして泣いていた。
「……ごめんなさい、ごめんなさい。私がおかしくなったせいで、お父さんが、お母さんが、お兄ちゃんが……。みんなは悪くないのに……私なんて一番生きてる価値はないのに」
泣いている美桜は震えながら謝っていた。
大粒の涙が俺の手の甲に何度も落ちてきた。
温かい感触が皮膚に染み込むように伝わる。
俺は美桜の手を握って、震える身体をそっと抱き寄せた。
「謝らなくていい。自分を責めなくていい。美桜は何も悪くないんだ。誰がなんて言おうと、俺はわかってる。だから、『生きてる価値がない』なんて言うな。大事な家族が死んでいいわけがないだろう」
俺は美桜の頭をポンと叩いて、彼女の目尻から流れる涙を指先で拭った。
そして、真っ白なレースカーテンをめくり、リビングの窓をそっと開けた。
「1つだけお願いがある。この窓から出ていって、頼りになりそうな人に警察と救急車を呼んでほしい。これは美桜にしかできないことだ。大変だと思うけど、任せてもいいかな?」
「……嫌だよ、お兄ちゃん。……それだと私は助かるけど、お兄ちゃんたちが殺されちゃう」
「優しいな、美桜は。心配してくれてありがとう。でも、大丈夫。俺は絶対に死なない。
──だって、あの悪い警察官は、俺と兄さんの2人でやっつけるから」
俺は微笑み、自分の胸を叩く。
撃たれた腕は激痛を訴えていたが、表情が崩れないように我慢した。
美桜は怪我をした俺を心配そうに見つめる。
俺から手を離さず、何か言いたそうに唇を噛む。
だが、泣き顔をブラウスの袖でこすると、カーテンの裏にある窓から駆けだした。
俺は息を吸って、ゆっくりと吐いた。
シアン色の血で汚れたリビングは、母親と父親が倒れて、若い警察官が仰向けに引っくり返っていた。
優斗は《愛を証明するために》を起動して、半径1メートルのピンク色の球体を展開していた。
美桜とソファの陰に隠れる前よりも、アバターの傷の数は増えていたが、苦しそうに呼吸しながら生き延びている。
淀川は息を乱すことなく、親指でホームボタンを長押ししていた。
──大丈夫だよ、主治医のおじさん。俺は目の力を二度と使うつもりはないし。だいたい1分間しか持たないんだから、スポーツでもたいして役に立たないよ。
──ああ、そうだね。でも、僕は医者として、君に目の力のリスクを説明しなきゃいけないんだよ。いま10歳の君が、この先どんな人生を歩むのかは誰にもわからない。もしものために、いつか後悔しないように、頭の片隅に留めてほしいんだ。
──わかった。じゃあ教えて。目の力を連続して使うと、いったいどうなるの?
──まだはっきりとしたことはわからない。君の目は特別だから、研究が十分に進んでいなくてね。
ただ、人間の目は電球みたいに寿命がある。一般的に約70年だが、使いすぎると目の消耗は早くなってしまう。
もし君が目の力を連続して使ったら、「目の寿命は10年以上早まる」と言われている。運が悪ければ、50年分の寿命を消費する研究結果もある。
怖いと思うだろう? だから肝に銘じてくれ。
最悪の場合、君が大人になったとき、大切な人を見ることは二度と叶わなくなることを覚えておくんだ。
俺は主治医のおじさんとのやり取りの続きを思い出す。
古傷が開くように、右目が焼ける感覚が蘇る。
正直に言えば、美桜とともに「にげる」を選択することはできた。
そもそも、俺は厄介事に巻き込まれているだけで、淀川と無理に戦う必要はまったくなかった。
プレイヤーがゲームクリアに必要なコインは1枚。
淀川からしても、優斗を倒せば済む話で、俺と戦う理由はとくにないはずだ。
「──学習しろ」
けれども、俺は「たたかう」を選択した。
片腕が使えなくなったアバターで、血を一滴も流していないプレイヤーとの勝負を挑むことにした。
どうしてそうするのか、自分でもよくわからない。
NPCの家族に感化されたからなのか、アバターが脳に影響を与えたからなのか、結論を導き出すことはできない。
ただ、俺はゲームオーバーになるわけにはいかない。
この世界から凛子を救うまで負けるわけにはいかない。
戦う以上、絶対に生き残る。
たとえ相手が銃の扱いに長けていようと、常に落ち着いた判断力を持っていようと、コインを奪われるわけにはいかない。
「──学習しろ、学習しろ」
プレイヤー『淀川』を攻略する。
この瞬間、無限に分岐する未来の中から、「勝利」のルートを見つけだす。
「──学習しろ、学習しろ、学習しろ!」
だから、頭脳をフル稼働し、目の前の状況を整理しろ。
相手の行動を予測し、想像を超える作戦を考えろ。
本気で、真剣に、最善を尽くせ。
どんなゲームにも勝てるチャンスは必ずある。
相手の弱点を見抜き、わずかな隙に付け込むんだ!!
「思考パターン、学習完了。攻撃パターン、学習完了。不確定要素、解析。完全理解まで、学習率56……78……99%……」
──連携。パートナー『
俺は目を見開き、スクエア型眼鏡を投げ捨てた。
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