日差しの力
暑い
熱い
熱に包まれて
通りを歩くと
何故か心まで
熱くなってくる
そんな気がする
どこか
気持ちが上ずって
体も軽いような
そんな錯覚
日差しからは
逃れられなくて
じっとしていられなくて
それでも恨めしげに
手でひさしを作って
空を見上げてみたりする
そこには
堂々とした
熱の塊が
浮かんでいるだけ
全てを焼き尽くすような
真っ白い光
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