日差しの力

暑い

熱い

熱に包まれて

通りを歩くと

何故か心まで

熱くなってくる

そんな気がする


どこか

気持ちが上ずって

体も軽いような

そんな錯覚


日差しからは

逃れられなくて

じっとしていられなくて

それでも恨めしげに

手でひさしを作って

空を見上げてみたりする


そこには

堂々とした

熱の塊が

浮かんでいるだけ

全てを焼き尽くすような

真っ白い光

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る