1/7 二次創作を清書する
本エッセイよりも、先ごろ完結させた前エッセイの方が未だにじわじわ読まれてるのはなぜだ?
そんな疑問を隠せない今日この頃。ちなみに七草粥は食べていません(家族内で好きなのが私だけなので、一人だけ延々お粥さんをすすり続ける羽目になるため。いくら好きでも二日三日お粥を食べ続けるのは嫌だ)。
まあ、本エッセイより前エッセイの方が読まれるのは、圧倒的にタイトルのお陰でしょうねえ。「読まれない小説を機嫌よく書く方法」だし。自分でも未だに真芯を捉えたいいタイトルだと思いますよ。薄い内容に反してガンガンPVもまわりましたし……。ついでにリンクを張っておきます。本当に大したことを語ってませんよ?https://kakuyomu.jp/works/1177354054884365739
対して本作はほぼ単なる日記ですしねぇ。エッセイ好き、日記好きの人以外はあえて読もうとは思うまい。読まれないのも仕方ない。
さて、長編を完結させてボロボロになってしまった「お話を作る回路」の修復が終わり切っていない、産褥期のような日々をあいもかわらず過ごしております。そういう時期のせいか、オリジナル短編を書こうとしても、いつものようにはうまく書けません。先日から書き始めた魔女っ娘バトルもの短編を、結局一旦寝かせることにしました。
それでも、ぼんやりしていると他の方の創作意欲に刺激されてなにかしら書きたくなるものです。
どうせなら二次創作のSSでも書いてみるかな、気楽なやつを……と考えて、ふと思い出したのが、数年前に自分を楽しませるためだけに新潮社のマイブックに極細ボールペンにちまちまコマコマと書き綴り続けていたクロスオーバー系二次創作小説の存在でした。
何と何のクロスオーバーか? プリパラと艦これですよ。正確に言うと太平洋戦争中っぽい昭和十年代後半のプリパラを舞台に艦これ由来のキャラクターが繰り広げるオカルトでサイバーな銃後の少女活劇みたいなものです。
そんなへんてこりんなものをカクヨムを始める前に一人書き溜めていたのですが、いかんせん大変な悪筆なもので自分自身ですらまともに読み返せないし、「どうせ読むのは私一人だ、私が読み解けさえすりゃあいいのだ」という気楽さから書きたいところから書きたいままに書き綴ったためにストーリーを把握するのが面倒なことになってしまいました。
せっかく書いたのに、このまま謎の怪文書として死蔵するのはもったいない気がしていたので、清書して二次創作OKのサイトで公開するのがここしばらくの懸案事項だったのですよ。
ちょうどいいわ。書きたい欲は高まっているのに完全オリジナル作品を書こうとすると数行で息切れしてしまう今やることにもってこいだわ! と閃いて早速昨日から清書を始めたわけですよ。
が、昭和三十年代の風俗描写といった時代考証に躓き、さっそく面倒になっています。いくら昭和っぽい時代とはいえ、最低限の交渉はしておかないとみっともないことになっちゃいますからね……。大切な作業ではあるけれど、ガタガタの頭で時代考証は正直億劫だ……。荷が重い……。
それでもイチからお話を考えずにすむので、先日の執筆を思えば圧倒的に楽と言えば楽な作業ではあります。
適当な分量がたまったら、アカウントがあるpixivあたりから順次公開するつもりでいます。クオリティは保障しませんので、期待せずにおまちください。
ところでこの二次創作話……、設定をいじってオリジナルとして公開する案が私の中であったりしましたが、どうにもこうにもプリパラという存在の唯一無二ぶりに阻まれてオリジナル化は諦めたという経緯があったりしたのでした。
旧石器時代から人類とともにある、女の子ならだれでもアイドルになれるテーマパーク型仮想空間ですよ……。女の子がお年頃になるとプリパラへ行けるチケットが女神様から配られるんですよ……。なにこのテンプレ化を許さない強すぎる設定。誰がプリパラを作ったのかとかそういった説明は一切無いし。「この世界にはそういうものがあるんだよ!」で押し切る腕力のゴリラっぷり。ストロングすぎる。憧れる。
・本の話……
佐藤亜紀『黄金列車』を読み始めました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます