第13話:温かく包まれて。
予定していた土曜日。
今現在、車で実家へと向かっている途中だ。
そんなには遠くない。車で一時間もかからないくらいの場所にある。
運転手は勿論のこと、俺。助手席には七葉が座り、後部座席から運転席と助手席の間に顔を飛び出させ、前屈みで座っているのが六花。
この帰省とは言い難い、実家への訪問。提案者の六花は七葉とおしゃべりに花を咲かせていた。
俺は運転しながらも、その話を片耳に入れ、たまに六花の発言にツッコミを入れたりと、車内は穏やかだ。これから喧嘩真っ最中の親に会いに行くとは思えないほど、楽しげな空気の中、車を走らせていく。
このまま無事に挨拶さえできてしまえば、こちらとしては万々歳。
最悪、仲直りしていなくても、名目は果たせる。それに六花が家に戻ってくるだけの話であって、追い返そうと思っていたけれど、流石にこれでも可愛い妹だ。兄としては妹の世話くらいしてやらんでもない。これが初めてでもないし。
友達の家に泊まりに行き、迷惑をかけるぐらいならば、俺に迷惑をかけてくれた方がマシって考えだ。それに大切な妹だ。万が一の危険に遭遇するかもしれないので、目の届く範囲にいてくれた方が親も安心するだろう。つっても、もう20歳なんだけどな。
「盛り上がっているところ悪いんだけど、ちょっとコンビニ寄っていい?」
「私、アイスッ!」
「まじで図々しいなお前」
「とか言いながら~買ってくれるのがおにーなのです」
スタイリッシュなボディを強調した。
「じゃあ私もアイスを」
小さく、控えめに胸の位置まで手を挙げて、主張する七葉。
ちょっとあなた? 六花に影響されてませんか? 買いますけども。
「多数決の結果、おにーはアイスを買う事に決定しました! 以上! 分かったらさっさと買ってくるのだ!」
「いつから多数決取ってたんだよ。買うけどさ」
「柊は優しいですね。……私、あれがいいです。すこし贅沢なアイス。ハーゲンラッツの抹茶で」
「七葉!?」
「私もそれでー!」
「六花よ、あまり七葉を毒さないでくれ……」
しっかりとお高いアイスを注文するような子ではなかったはずなのに……一体全体どうしちゃったんだよ。
「「アッイスッ! アッイスッ! 高いやつっ! 高いやつっ!」」
わぁーっと盛り上がった二人は手拍子と共に、煽りに煽る。
「はいはい。分かったから……タバコ吸ったら買ってくるから……」
「「わーい!」」
ダンッと車の扉を閉めて、灰皿の場所へと移動する。
そしてタバコを取り出し、ジッポで火をつけた。
本当にこれから挨拶行く人の心持ちじゃないよな? 俺はお盆に行く花宮家の挨拶、既に緊張してるんだけど?
それに今から行く実家訪問ですら、近づけば近づくほどに変な汗を掻くくらいになっている。
ここでタバコ休憩を取ったのも、一旦落ち着くためにだ。
そんな俺とは対照的に、外から眺める車内の七葉は楽しそうで、六花と仲良しで。
以前、沙也加を挨拶に連れて行ってから、そんなに日が経っていないので、一抹の不安はある。
だから、念には念をと、今日合わせたい人がいるから父さんと母さんに家に居てと当たり前ながら連絡を取っておいた。
追記で、沙也加と別れた事も伝えた。
母からの返信は、はてなが三つ送られてきて、とりあえず了解とだけ。父からは連絡なし。まあ必要ないだろうと判断したんだろう。
返ってくる内容なんて、分かり切った内容だ。向こうも向こうで何となくは理解していると思う。
前の彼女の事は七葉の前ではなるべく話したくないけど、聞かれたら話そう。
あと結婚を考えていることも。
ふぅーっと煙を吐き、心を落ち着かせる。
今、七葉は明るく振舞っているけれど、本当は緊張していると思う。それを察した六花が解くように、話題を次から次へと切り替えていって、考える隙を与えないようにしているのかもしれない。
意外と気が利く女だな。妹よ、今だけは褒めてやる。とありもしない、その思考は彼女にしか分からないのにも関わらず、勝手に褒めてみたり。
俺がしっかりしないとな。七葉も緊張するだろう。切り替えていこう。
タバコの火を灰皿でもみ消して、二人の要望通りのアイスを買い、六花には好物のタピオカミルクティーも追加で買ってやり、車内へと戻った。
「くっせー」
車に入るや否や、六花が鼻を摘まみながらタバコ臭いと言ってきた。
「そうですか? 私は意外と好きですよ」
「七葉お姉ちゃん、どれだけおにーが好きでも、タバコのにおいは好きになれないよう!」
「でも、私は好きです」
「うっぷ!! ちょっと車酔いです……」
六花はわざとらしく誤魔化して、背もたれに背中を預けた。
「大丈夫ですか?」
七葉は気付いてすらいない。
当の俺は……うん……なんだか顔が熱いなぁ……。
パタパタと手で風を送り、素知らぬふりを徹する。
「じゃあ、行こうか。あと少しで着くから、早めにアイスを食べきっちゃうこと!」
「「はーい」」
まるで保護者の様だ。
そんな気持ちで、窓を開けて車を再び走らせた。
*****
佐伯と書かれた表札を構える一軒家に辿り着いた。
言わずもがな、ここが我が実家、佐伯邸だ。
なんか豪邸っぽく言ってみたが、普通の家である。
「し、柊! わ、私っ、身なりは大丈夫そうですか!? 変じゃないですか!?」
家に着くなり、わなわなと慌てふためいた声で問いかけてきた。
彼女の格好は、膝下丈のベージュのフレアスカートに、白のシャツを着た、俗に言うAラインコーディネートで清楚感を出し、尚且つ大人っぽい色気がありバッチリとても似合っている。
「大丈夫だよ。すごく似合ってるし、可愛い」
「そういう事じゃなくて!」
「心配しなくても、しっかりとした身なりだよ。うん、問題ない」
そう、何ら問題はない。あの時に比べたらね……。
「うんうん! すっごく似合ってるよ!」
初めて親に会う。
それは大きな行事みたいなものだ。
心配になるのもわかる。
俺だって、来月に控える花宮家の服装悩んでるから。
「手土産もこれでよかったですかね? 今さらですけど、これでいいのか不安になってきてしまいました」
やっぱりさっきまでの明るさは無理していたか。
「大丈夫だよ。本当はいらないくらいだから。七葉はいつも通りでいいんだよ。さ、入るよ」
「は、はい!」
玄関を開け、「ただいまー」と六花が大きな声を上げる。
そして、その声を聞いた親たちが玄関までお出迎えしてくれた。
「おかえりなさい。それと……いらっしゃい」
「初めまして、柊さんとお付き合いさせていただいております。花宮七葉でしゅっ!」
勢いに任せて頭を下げた。
……噛んだな。
七葉自身も気付いているのか、下げた頭は鉛のように重いのか上がらない。
「あらま、噛んじゃった」
「七葉お姉ちゃん、噛みました」
「今のは完全に噛んだな」
おいおいおい……、家族総出で指摘するのはやめろ! 七葉を見ろ、耳まで真っ赤になっちゃってるだろ!
「緊張してるんだから、そんなみんなしてツッコむのはやめてよ。七葉、顔を上げて?」
「……はい」
ああ、顔真っ赤。茹で上がったタコのようだ。
それでも彼女はすぐに切り替え、手に持っていた物を母に渡した。
「あの、これお酒が好きとお聞きしまして、よければお二人で飲んでください」
「あら、わざわざありがとねぇ。よかったのに。でも、遠慮なく頂きますわ。ささっ、こんな玄関じゃなくて、上がってちょうだい」
「はい、お邪魔します」
「ひっさしぶりの我が家! ただいまー!」
靴を脱ぎ、玄関を上がってリビングに歩いて行くのだが、七葉がなかなか来ない。と思い、後ろを振り返ると、雑に脱いで行った六花の靴と自分の靴を揃えていた。
「柊、彼女素敵な子じゃない。しっかりしてるわ。普段からやっている証拠。六花にはもっと厳しくしないとね……恥ずかしいったらありゃしない」
俺の母はよく人を見ている。
昔からよく言われたものだ。自分の家でできないのに、他人様の家に行っても出来ないと。習慣づけろとしつこく言われてきた。それでも六花は出来ないのだ。……恥ずかしい。
「七葉は素敵だよ。今は緊張してるから仕方がない。いつもはしっかりしてる。急に押しかけて悪かったね」
「全然いいよ。おかげさまで何とか仲直り出来たから。それに六花が迷惑かけたね」
「まあそれは否定しないけど。でも六花と七葉はこの一週間ですごく仲良くなったよ。家では俺だけが仲間外れで疎外感半端なかった」
「仕方ないわ。お父さんもいつも仲間外れだから、そんなものよ」
父と同じ道を進んできているのか俺は。
結婚して、子供が出来たらいずれそうなるのか……嫌だな。
「すいません、お待たせしました」
「いいわよ。逆にごめんなさいね。それとそんなに気を張らなくても大丈夫よ! ってそんな事言われたって無理か! あはははっ」
「ふふっ、まあそうですね。でもなるべくいつも通りになれるように努力します」
母の言葉で少しだけ表情が和らいだ。
リビングへ向かおうとすると、裾を引っ張られ静止される。
「どした?」
「あの……噛んじゃいました」
「うん。噛んだね」
「おバカな子だと思われてませんか?」
「大丈夫だよ、心配しなくても。バッチリ掴めたと思うよ」
「こんな早々にやらかしてしまって、幸先不安です……」
「七葉っぽくて、俺は良いと思うけどな。いつも通りいつも通り」
「なるべく頑張ります」
よしよしと頭を撫で、母たちが待つリビングへと足を踏み入れた。
*****
せっかくお酒を貰った事だし、一杯やるか! というお父さんの提案で、お酒を飲むことになってしまった。
もちろん柊には運転がある。
だから私だけと思っていたのだけれど。
「ぷはぁー! 昼間っから飲むお酒は美味しいなぁ!」
「柊も飲めるようになったなぁ!」
二人とも完全に出来上がってしまいました。
一通り紹介をされて、気が付けば縁側で座り、二人してタバコを吹かしながら私達の出会いやら何やらを話して盛り上がっていた。
ちょっと、柊。それはないでしょうっと少しだけ思ってしまったけど、こちらはこちらでお酒の力で女子会という雰囲気で。
「さっきの話だと柊と一緒に住んでるんだよね?」
「はい、色々とありまして」
「その色々を聞かせてほしいなぁ。柊はお父さんと盛り上がっちゃってるし。久しぶりの話し相手でお父さんも嬉しいだろうから、しばらくは許してあげて?」
「えっと、はい。全然構いません」
そうか、この家は柊が出て行ったから、男1、女2という構図で、かなり肩身が狭いんだろうな。
さっきはあんな事を考えてスイマセンと、心の中で謝っておくことにした。
「私も混ぜてー!」
縁側で話してる二人にも積もる話があるだろうと、私達はダイニングテーブルに腰掛け、女子3人で柊との出会いから付き合うまでを話した。
「———という感じで、お付き合いを始めることになりました」
「柊が迷惑かけてごめんなさいね」
「いえ、私も困っていたのは事実ですし、お互いが丁度よかったんです。それにあれがなければ、今ここにいることはなかったので」
「それもそうね。柊を見る限り、幸せそうなのは伝わってくるよ。私達もよくケンカさえするけど、負けないくらいラブラブよ?」
「お母さん、七葉お姉ちゃんとおにーを舐めたらいかんよ! ほら、これ見て!」
六花ちゃんはおもむろに携帯を取り出し、一枚の写真を見せた。
「私がいてもこれだから! 甘いよ! 砂糖だよ!」
「あらっまあ!」
「ちょっと、六花ちゃん! 恥ずかしいからやめてくださいよぉ」
「いいじゃない、普段の七葉ちゃん達が見れて嬉しいわよ?」
ニヤニヤとお母さんは笑う。
「それでね、話変わるけど七葉お姉ちゃんのご飯すっごく美味しいの!」
「そんなことないですよ……」
「六花が迷惑かけてごめんなさいね。私達のせいで。これからも仲良くしてやってください」
「はい、もちろんです。六花ちゃんの事大好きですから」
「うへへへぇ~、私も七葉お姉ちゃん大好き~」
ギュッと頬を赤く染めた六花ちゃんに抱きつかれる。
彼女もまたお酒を飲んでいる。
「私も抱きついていいかしらぁ?」
「へっ!?」
お母さんも中々にお酒を飲んでいた。机を見ると、さっき渡したお酒は半分以下になっている。ちょっと飲みすぎな気がする。
「七葉ちゃん可愛いわぁ~。あら、また胸が大きいことっ!」
「ひゃっ!? ちょっとやめっ、やめてくださっ、くすぐったいですっ」
両隣から佐伯親子に挟まれて身動きが取れない。
もうされるがまま。おもちゃの気分はきっとこんな感じなんだろうと思ったくらいだった。
「七葉ちゃん、ありがとう」
抱きしめられながら、お母さんはそっと耳元で囁いた。
その言葉が嬉しかった。
その一言で、受け入れてもらえるような気がして、私も家族の一員として迎えいれてもらえてる気持ちになって……。
——本当に嬉しい。
時間差で、涙がぽろぽろと自然に流れ出てきた。
「えっ、七葉ちゃん!?」
「お姉ちゃんどしたの!?」
「ごめんっ、嫌だった!?」
違う。違うんです。
こうしてもらえることが嬉しいんです。
「ごめんなさい……ぐすっ……嬉しくて……」
「もぉ~泣かないでよぉ~なんだか私まで泣けてきたぁ~」
温かい家族。
私がただ単に一人で勝手に泣いているだけなのに、一緒に涙を共有してくれる。普通だったらありえない。
六花ちゃんもお母さんもとてもいい人だ。この二人に抱きしめられるだけで、幸せを感じる。この人たちだからこそ、柊の家族だからこそ幸せという幸福を与えてくれる。
——家族になりたい。
心の底からそう思った。
「私……柊と結婚したいです。まだ付き合いは浅いですけど、でも、時間なんて関係なくて、お母さん、お父さん、六花ちゃんに会って、もっともっとその気持ちが大きくなりました。私もこんな幸せな温かい家庭を築きたいです。それは柊じゃないとできないです」
気持ちは抑えられない。
ブレーキはとっくに壊れている。
私は昂った感情は止まる事を知らないように、家族の前で思いを吐露した。
「もう止まらなくて。柊が大好きで、真面目で真っすぐで、人の気持ちをちゃんと考えてくれて、優しくてかっこよくて……そんな彼が大好きなんです」
「うん、分かるよ。七葉ちゃんの話を聞いてたらすぐに分かったよ。あぁ、この子はすごく柊が好きなんだなって。言葉の端々から伝わってくる。でもね、一つだけ訂正させて? 柊はそんなにカッコ良くないよ。普通な顔よ。そこら辺にいるわ」
お母さんは私の頭を撫で、六花ちゃんは背中をさすってくれている。
こういうところ柊にそっくりだ。やさしい。
「うんうん。お母さんの言う通り、おにーは普通だい。七葉お姉ちゃんは好きだからフィルター掛かってるだけっ」
そんな事ないです。
「かっこいいですよぉ」
「「普通」」
二人声を合わせて言われると、もう何も言えない。
「何が普通なの? さっきから何の話してるの?」
「七葉ちゃんがあんたをかっこいいって言うから、普通って話をしてるの」
「何の話だよ……って、七葉? なんで泣いてる!? ちょっ母さ……までも!? 六花もなんで泣いてるんだよ! なにがあったんだよ!?」
「嬉しくて涙が出てるの! おにーにはわからない!」
「あんた大事にしなよ? こんないい子いないし、あんたにぞっこんじゃない。早く結婚したら?」
「結婚? どうしてそうなる? ちょっと話が見えん……」
「ごめんなさい。私が結婚したいって言いました……」
早とちりしました……。
「まじか!? それは俺のセリフで……その……うん、父さん、ちょっとこっち来てくれ」
柊は結構お酒に酔っぱらっているかと思っていたが、意外としっかりとしていた。
「抱きついてる二人には悪いけど、七葉はちょっとこっちに移動してくれる?」
ダイニングテーブルに急にお父さんも呼び、六花ちゃん、お母さん、お父さんが並んで座り、正面に私達が座った。
「急にどうした柊?」
「そんな改まった感じ見せてどうしたの?」
「いいから聞いてくれ」
柊は背筋を伸ばし、対面に座っている3人を見る。
彼の右手は私の左手を握っていた。
「年始に挨拶に来たけど、その人とは上手くいかなかった。これまで黙っててすいません。
でも今は、こうして七葉と付き合っています。
結婚を前提にお付き合いをしている。
さっきも話したけど、まだ付き合ったばかりで、こんなまた現を抜かしてって思うかもしれないけど、俺は七葉と結婚する。
これは変わらない気持ちで、彼女とこれからの一生を過ごして生きたい。
彼女を、七葉を幸せにしたい。
それだけは伝えておきたかった。
最初に話すべきだったけど、ごめん。ちょっとひよった」
柊の言葉に、また涙があふれてくる。
力を込めて、手を握り返した。
「私も同じ気持ちです。
離れる事を想像できません。結婚したいです。
彼との道を横に立って歩いて行きたいです」
精一杯だった。この言葉を出すのが。
「柊、七葉さんを幸せに出来るか?」
「うん。俺にしかできない」
「ならいい。私とお母さんは柊が決めたことを反対したりはしない。お前が幸せにしたいと思った人なんだからな。決めたなら最後まで守り通しなさい」
「七葉ちゃん、これからも柊をよろしくね」
「はい……もちろんです」
涙ながらに、お母さんの言葉に返事をした。
成り行きは無茶苦茶だったけれど、無事に結婚をすることを認めてもらえた。本来、今日はこのような事を言う日ではなかったのだけど、これはこれでよかったと思った。
今日の私はいつもより泣き虫で、涙が止まらなかった。
「「ありがとうございます」」
改めて2人で頭を下げる。
ゆっくりでいい。
私達の歩幅で歩いて行けば。
「今日は泊まって行くよね? お酒を飲んじゃったし」
「あ、うん。電車で帰ろうと思ったけど、もし七葉がいいと言うなら」
「はい。私もお母さんたちともっとたくさんお話したいです!」
こうして佐伯家初訪問からの初お泊りが決まり、私はまだ家族ではないけれど、家族の仲間入りを果たした気がした。
それから佐伯家では、柊の昔の写真やら、話を色々見せて聞かせてもらった。
柊は恥ずかしそうにしていたが、一つのアルバムを中心に話は盛り上がり、一日を無事終えることができた。
*****
あとがき
こんばんは、えぐちです。
今回にて、第3章終了になります。
次の第4章が最終章の予定です。
ここまでたくさんの方に読んでもらえてとても嬉しく思います。
最近はなかなかコンスタントに投稿できなくて申し訳ないです。
一話一話を長く書いておりますので、時間がどうしてもかかってしまうもので……。
それでも読んでくれている皆さんのおかげで、僕は書き続けることができてると思います。
読者様あっての僕の作品なので、いつも感謝しております。
最終章もよろしくお願い致します!
では、この辺で。
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