応援コメント

君は、『朝露』」への応援コメント

  • なんて綺麗な物語なんでしょうか。どストライクだったので、何回か読み返してしまいました。
    主人公の見た世界の書き方が本当に素晴らしいと思います。すごく自然なのに、儚い感じが伝わってきます。確かに主人公の目の前で起きている出来事なのに何となく、遠い所から眺めているような雰囲気がしました。
    その感覚のまま、朝霧が消えてしまった、と来たので、どんどん朝霧の世界に引き込まれてしまいました。
    すごく感動しました。ありがとうございました…!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    瞳さんのドストライクとか嬉しすぎます。

    遠い所から眺めているような感じがしたなら、私が狙っていたことだったので、最高の褒め言葉です。
    儚い感じを自然にどうやって出すか。これがこの朝露という作品でやりたかったことの一つです。できていたなら嬉しいです。

    こちらこそ、素敵な感想とレビューをありがとうございました!

  • 朝露、というワードが切ないです。別れの言葉が言いたくなってしまうとか、見栄を張っておいしいものを食べるとか、切なさが色々なところにちりばめられていて、綺麗だなと思います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!素敵なレビューもありがとうございました!嬉しいです。

    朝露、という言葉にこだわった作品なのでそう言って貰えると嬉しいです。
    切なさの中に美しさや綺麗さを感じていた抱けると幸いです。


  • 編集済

    切ない…

    これが君との最後なら。

    露と答えて消えなましものを

    でも、大輔も朝露も、生きていくのでしょうね。お互いへの想いを抱えて。きっと、その想いは二人の根を深くする。

    消えない、露の物語。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    切ない系を目指してたので、その感想めっちゃ嬉しいです(笑)
    朝露と大輔は多分二度と会うことはないですが、お互いがお互いのことを忘れずに一生生きていくんだと思います。
    露のように消えていったのに、露みたいに想いは消えない……。
    重いし、切ないですね。

  • ただ、いつもみたいなからっぽな会話をしたい。

    言えるとしたら、儚さが増しているとしか言えない。

    しばらくそこで、俺はもうとっくにいなくなってる朝露の背中を見ていた。

    キラキラ輝く朝露のような言葉の数々が、そこかしこに散りばめられ、聖願心理ワールドを創り上げていましたね。
    世界は文体に宿るんだと改めて気付かされました。

    それで、この大輔さんは、申し訳ないですけどこの失恋を引っ張りますね。ずーっと。だって朝露さんとの世界が終わってないもの。始まってないように見せかけて、もうすでに目と目があった瞬間から始まっていたのだし。
    新しい恋をして、彼女ができたとしても、その背中に朝露さんを見てしまう。思い出してしまう。そして、「ああこの子は、朝露とは違くて、消えたりしないんだ」と言って蔑ろにしてしまいそう。「消えないんなら俺じゃあなくていいじゃんか」って。「俺が本当に愛してるのはあのとき消えちまった朝露でで、守りたかったのはあいつだから」って。
    ……いや、でもそうじゃない。ラストにちゃんと救いを残してますよね。読者がハッピーエンド(大輔さんが立ち直る姿)を想像できる救いを。
    私が、救いがあるなと思ったのは、大輔さんが涙を流したことと「朝露だった」と過去形にしたところ。
    このラストがないと、上記した『いつまでも失恋から立ち直れない主人公』を想像してしまうのですが、『泣く』=『認識、そして許容』、『過去形』=『立ち直り』の二本を立てることで、読者の読後の想像に『ハッピーエンドへ向かうための伏線』を張ったわけですね。
    これで大輔さんの今後に振り幅が付けられました。だから読後、失恋のどよんとした、モヤッとした感覚だけで無く、未来へ向かう希望がふわっと現れたのだと思います。
    このラストの救いは、作者の優しい心と、培われてきた感性によるものかと推察します。

    うーん! 唸るほど素晴らしかったです!
    ありがとうございました!

    作者からの返信

    長文コメントありがとうございます。
    出ました、シーチさんの感動的な感想文。これを読むだけで、明日も頑張ろうと思えます笑

    この『朝露』を書くにあたって、表現をかなり気にしました。儚げな雰囲気を全体的な雰囲気として描くために。
    『世界は文体に宿る』『聖願心理ワールド』嬉しい言葉です。ありがとうございます。

    大輔は多分一生忘れないだろうし、恋愛も朝露基準になると思います。朝露は“青春の思い出”とするには、印象が強すぎますし、重すぎます。朝露はなんてことをしたんだって感じです笑
    きっと大輔と朝露はもう会うことはありません。だからこそ、互いに今後の人生にのしかかるんだと思います。

    ラストをどう飾るかは正直迷いました。朝露が消えて終わるか、その少し先も描くか。結果的に後者になりました。それで良かったんだと思います。だって、朝露が消えても時間は流れていくから。

    『ラストの救いは、作者の優しい心と、培われてきた感性によるものかと推測します』
    ありがとうございます。ありがとうございます。感謝の言葉しか出てきません。
    大輔に希望が見えたのは、きっと青春ってそういうものだからだと思います。あっという間に過ぎていってしまうけど、その時間は色濃く残り続ける。そんなものだから。


    ついつい調子に乗って喋り過ぎちゃいました。
    嬉しい言葉を沢山ありがとうございました。


  • せつないですが、どこか幻想的なお話でしたな……!!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    切なくて幻想的な話にしたかったので、そう言ってもらえると嬉しいです!

  • 朝顔の露より脆き身を持って・・・
    わたしの恩人の言葉とこの朝露さんの名前がシンクロしたようなその感覚に惹かれて読ませていただきました。
    美しい、儚い、夢のような短編でした。
    ありがとうございます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    素敵なレビューもありがとうございます!

    確かに恩人の言葉と、シンクロしてますね。こんな偶然あるんですね。驚きです。
    儚い恋物語を一度書いてみたくて、そう言ってもらえると嬉しいです。

    こちらこそ、お読みくださってありがとうございました。