甘酒

かのこ

甘酒

甘酒。そうそう甘酒です。あの白くてどろどろしたやつ。

あれって、夏の季語なんですね。私冬に飲むものかと思ってました。いや、本来は季節関係ないと思うんですけど、冬の寒い時期に特に年越しの神社かお寺で振る舞われて、寒い寒い言いながら飲むものかと思ってました。暖まるじゃないですか。生姜が入ってるやつなんか特に。


昔住んでいたアパートの近くに神社があって。その神社、平地のなかに突然小さな山があるその頂上にありました。なので、山をぐるりと石階段があって、それを登って神社にいく形でした。大晦日の23時を過ぎる頃から初詣をするための列が並び始め、待っている間に年越ししちゃって。年を越してから初詣の列が動き出すので、列が前に進みだしてから、あれ?年越しちゃった?なんて気がつく年もありました。

そんなこんなで、初詣をすまし、境内の隅で振る舞われてる甘酒を焚き火の横ですすって、全然暖まらなくて寒いから24時間営業のファミレスに行ったり、コンビニでおやつとお酒を買ってアパートに帰ったり。そんな年越しの思いでのある甘酒です。

あれ?生姜が入ってるやつが暖まる…気持ち的に?寒いところから暖かいところに入って、飲むと暖まりますよね。いやだって寒いところで飲んでもやっぱ冬の深夜の寒さに敵うはずないんですって。暖房のきいた場所に逃げますよ、そりゃ。


いや、夏なんですね。そうですよね、あの子は飲む点滴なんて異名を持ってますもんね。夏バテ防止にぴったりです。

甘酒って酒粕ですよね。酒粕ってもとはお米と麹菌ですよね。飲む点滴と言われるほどの栄養ってなんなんですかね。いろんな野菜の栄養素が入ってたり、タンパク質が豊富とかそんなイメージないですけど、栄養ってなにあはいてるんだろう。

あ、へぇ…今Wikipediaで甘酒のページ見てたんですけど、ビタミンや葉酸、食物繊維、オリゴ糖、アミノ酸等が入ってるみたいで、栄養材としての点滴とほぼ同じ内容だから飲む点滴といわれてるらしいです。

作り方も複数あるんですね。なんかもう説明面倒なんで、気になるかたはWikipedia見てください。

てゆうか、Wikipediaに缶入りは冬場に自動販売機で多く見かけるって書いてあるし!季語的には夏かもしれないけど、欲しくなるのは冬場なんですよね。、みんな。暖かいのが良いですよね。どろどろの粒々したやつを、ズズっとすすりながら飲むのがいい。冬のね、風邪を引きそうなときなんか、寝る前に甘酒と葛根湯を飲んで寝ると、ナチュラルな感じに体に良いことしてるーって感じでほかほかと満足感で暖かく寝れますよ。おすすめです。

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甘酒 かのこ @kanoko

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