第2話 入学式(2)

教室につくと、先生が1人1人に席を教えていた。その列に並んで1分くらいしたら、私の番になった。

「あなたの名前は?」

「尾瀬沙月です。」

「尾瀬さんね。尾瀬さんはえーと…出席番号6番で、席は1番前の、窓側から2番目のとこだよ。後ろのロッカーにカバン入れて席で座っててね。」

「ありがとうございます。」

そして私は席へと向かった。


席につくと、隣の席の人はまだいなかったが、後ろの席の人は既にいた。

「尾瀬沙月です。よろしくお願いします。あなたの名前は?」

と、私が尋ねると、

「小野怜那だよ。よろしくね。」

とてもフレンドリーな感じの子で良かったぁ。怜那ちゃんと少し談笑していると、隣の席に見覚えのある人が来た。その人は、

「「あっ!!さっきの!!」」

その人は新河くんだった。

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スベテノハジマリ 卯月 @UDUKI

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