第二話 特訓

 2週間後に試験があるから、それまでの2週間を鈴師匠との特訓に使った。試験内容は対人戦闘。最も多い試験内容だ。


「うりゃーーーー!」


そう言って、俺は鈴師匠に竹刀を当てようとしたら…

「もっと正確に!これじゃ、遠距離異能力の

異能力者には勝てないよ」

そう言って鈴師匠は、軽やかに避けた。

「何でだ?何で当たらないんだ?」

「それは多分、『身体能力向上』で、全体的に身体能力を上げたのは良いけど、慣れてないせいで、上手く当てれないじゃないかな?」

 よくよく考えてみると確かにそうだ。

身体は軽くなって、当ててみようとするとタイミングが合わなくて、当たらなかったのが殆どだ。

「よし、じゃこの2週間で、出来るだけこの『身体能力向上』を使いこなして、剣道技が当てられるように頑張ってみるか!」

「お!その調子だよ!って、もうこんな時間!急がないと、学校遅れちゃうよ?」

「やっべ!」

そう言って、俺達は学校まで走って行った。



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僕って最弱?それとも最強? パーカーさん @yu-jin3417

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