【手紙】リーとミノリとマイク
「親愛なるジェーンへ。
こんにちは。まず、わたしのせいであなたを傷つけてしまったこと、改めて謝罪するよ。ごめんね。
あなたが風邪になって、寝込んでるので、私達は退屈です。今思えば、あなたがいて私達が成り立ってるようなものだからね。
あなたが寝込み、一日中経ちましたが、授業自体は、特に進展があるわけではないです。なぜなら、そもそもわたしには、真面目に受けれる授業なんて少しもないから。でも、仕方ないからあなたが帰ってきたら、ノート見せてあげる。
あと、知らないけど、レーズンチョコ好きでしょ?買いだめしておいてあげる。食べたことあるかは分からないけど、たぶん、おいしいよ。
あなたの親友リー・フェンより。」
「偉大な友 ジェーンへ。
体調の方は大丈夫かな?ミノリです。
これを読んでる頃には、体調が優れているといいな。
わたしは、普段はみんなと過ごしていますが、あなたがいないと、なにか物足りない感じはあるよ。なんというか、すごく静かに感じ。あなたが、とってもうるさいって訳ではないからね!
ただ、まん丸眼鏡の女の子がいないってだけで、こんなにも変わるのかと、感じてる。
はやく帰ってこれますように。ミノリより。」
「初めての親友ジェーンへ。
やぁ、こんな手紙書くのは、すごく苦手で、その、恥ずかしいけど、頑張って書くよ。なんていうか、ジェーンがいないと寂しいんだ。いや、僕だけではないよ!たぶん…みんな同じ気持ちなんだ!ジェーンだってそうだと思うよ。ちがうかな?ジェーンには、感謝しかないよ。アビー・セットから庇ってくれて、友達になってくれて、僕はとても嬉しかった!だから、その、これからもずっと友達でいて欲しいな。
マイク・スポナーより。」
ジェーン戦記 さゑな @SayenaC
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ジェーン戦記の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます