第2話 私の好きな人
こんにちは、ゆくろだよ。
次は2人目の子のお話をしよう。
私には好きな人が居る。
その人はいつも遠い目をして、何処でもない何かをいつも見ていた。
その人の恋人の噂は聞いた事ないから、私が頑張ればきっと私の事好きになってくれるって思ってるの。
ねえねえ聞いて! 同じ会社のその人の電話番号を聞くことに成功したの!!
SNSとかしてるのかな。連絡先を全て紙にメモしてその人以外の連絡先を消して私はTwetter、Onstagram、Facobaokで連絡先を同期してその人のを探してみた。
あ!見つけた。Twetterでその人のアカウント2つ見つけた!
1つ目のを見て見よ。うんうん、この人は猫が好きなんだね。あ、朝は珈琲飲んでるんだ。ふふ、甘いの好きなんだね。
2つ目の見てみよっと。
…あれ、……あ、私は読み進めて行くうちに涙がでた。それからそのツイートの言葉を読む度に心臓が締め付けられるように痛くなって、それでも目が離せなくて最後まで読んでしまった。
その人は体は細く白い肌の髪の長い恋人の話をツイートしていた。そこから読み取れる感情は愛情。今は居ない、その人の事をこんなに愛してるから今も恋人が居ないのはすぐにわかった。
私は今日失恋した。
君の見つけた小さな物語 紫宮ゆくろ @Regaide_moi_
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