第12話 望と朔

「朔、やっと見つけましたわ」


 休憩時間に中庭で呆けていた私に駆け寄ってきたのは、ぼうちゃんだった。

 北辰国ほくしんの上流貴族である彼女は、深層の令嬢とは程遠いくらいに市井を知り発想が柔軟だ。とはいえ、庶民など圧倒されるオーラと気品を備えているから凄い。

 そんな望ちゃんが衣を翻して走るなど、よほどの事態が起きたに違いない!


「あの慌てよう。どうかしたのかな」


 最初の晩餐ばんさんの際は勢いで『ちゃん付け』してしまったが、実はその後も変わっていない。というか、むしろ望ちゃんから猛烈に所望されてしまったのだ。

 当然のごとく神荼しんとさんに睨まれ、ご家族や家来さんたちの色んな視線を浴びて粛々と辞退したよ。それでも、望ちゃん自身に論破されて、気が付いたら『オマカセシマス』と絞り出していたから恐ろしい。


「望ちゃん、どうしたの? 怒った顔も可愛いけど、私は笑ってくれた方が嬉しいよ」


 腰かけていた木の枝(木登り許可は得ている)から、よっと飛び降りる。

 私は、普段ぼうっとしているので勘違いされがちだが運動神経は良い方なのだ。ただ注意すべきは、動きやすい庶民服とはいえ、ふわっとした裾を枝に引っ掛けないか。


「もうっ、朔ってば」


 数多の男性から言われ慣れているだろうに、望ちゃんは律義に頬を桃色に染めてくれた。おまけにと、腕を組んでぷいっとそっぽを向かれた。ツンデレ女子、可愛い。


「わたくしのことよりも、貴女ですわ。またそのような場所で、ぼぅっとして! わたくしの表情よりも、ご自身の顔色を心配なさいませ」

「はいはい、ありがと。それよりも、お茶の時間には遅れてないと思ったけど何かあった?」


 後ろに控えている二人の侍女さんが涙目で何かを訴えてきて、お礼もそこそこに話題を変える。これはお稽古を抜けてきたか、次の予定の時間が差し迫っているかだろう。

 あははと乾いた笑いをこぼすと、望ちゃんはさらに詰め寄ってきた。


「遅れているかどうか、という問題ではありません! 空き時間が出来たなら、お声をかけてくださいまし! 連翹様も神荼たちも、朔を放置するなんてひどいですわっ」

「だっ大丈夫だよ。放置されたわけじゃなくって、休憩時間だもん」


 詰め寄ってくる美少女に両手をかざすものの、あっさりと掴まれてしまった。おまけにと、「なぜ笑うのです」と愛らしい頬がぷっくりと膨れる。怒られているはずなのに、私の口元は緩んでしまう。

 正直、この愛らしさと美しさの混在に揺らめかない男性などいないと思う。星斗たちの理性ってすごい。


「ごめんね。つい頬が緩んじゃって」

「わたくしが膨れているのが、そのようにおかしいのですか?」


 一人っ子で部活もろくにしたことがない私は、年下の扱いなんて知らない。親戚の付き合いもなかったし。それでも、望ちゃんの頭を撫でたくなって、恐る恐る彼女の鮮やかな髪に掌を乗せてしまう。

 すると、望ちゃんは「我が屋敷外ではしないようにね」と、笑いながら怒るという器用さで応えてくれる。だから、私はもう少し手から力が抜けられる。


「違うの。望ちゃんの方が年上みたいだなぁって思って」


 北辰国滞在四か月目ともなると、望ちゃんの印象は当初とかなり異なっている。もちろん、聡明さと可憐さはそのままだ。そして、堂々たる態度に相応しい教養を持ち合わせているのも、私が礼儀もろもろを叩きこまれる度に実感が重なって尊敬しかない。

 そんな中、美少女に相応しくない称号が生まれた。お母さん、だ。私の場合お母さんそのものを知らないからお父さんの方がしっくりくるが、さすがに心の中であっても容姿端麗眉目秀麗ようしたんれいびもくしゅうれいな少女をそう呼ぶのは恐れ多すぎる。


「もう。子どものような反応をするわたくしに、そんなことを言うのは朔ぐらいですわ。それに、貴女の横顔を見ていたら具合でも悪いのを無理しているのかと」

「心配してくれたんだね、ありがとう」


 改めてお礼を口にすると、望ちゃんは冷静になったのか決まりが悪そうに両袖で顔半分を隠した。


「あっ案じもしましょう。いつも言っていますけれど、朔は自分が引き受ける対価の割に要求が少なすぎるのです。例の修行も始まったと聞きましたわ」

「あの修行は自分のためもあるからさぁ」


 例のとは、連翹先生が関わっている痛みに耐え、色んな暗殺法を教え込まれる修行のことだ。

 御守り役としての傷に慣れるには、守る相手にも傷を負わせる必要がある。相手は星斗だ。望ちゃんも御守り役との縁の感覚に慣れる必要があるが、むろん、すぐ治癒するとは言え彼女に大きな傷をつけるわけにはいかない。


「行き過ぎた謙遜は、我が清家の威信にも関わりますのよ?」


 彼女の言葉が額面通りだとは思わない。望ちゃんのことだ。こんな言い方でもしないと私が動かないのをわかっているのだ。

 以前の私なら意固地になって、心配されていると素直に受け止められずに『生活費用を出して貰っているのに、これ以上たかる様な真似はできません』と的外れな怒りをぶつけていたかもしれない。でも、今は大丈夫。


「うん、ごめんね。ちなみに、私が今読んでいたのは、望ちゃんに美味しいお茶を飲んでもらうためのお茶大図鑑。この間、すごく渋いお茶を振舞ってしまったリベンジをしたいの。あっ、でもまだ途中までしか読めていないんだよね」


 脇に抱えていた本を揺らしてみる。望ちゃんの後ろに膝をついて控えている侍女さんたちが、涙目のまま顔を輝かせた。望ちゃんも自分が痛いところに付け込まれたのを理解しているだろう。大きな目が据わってしまった。

 これ、実は初めてのことではない。かと言って、望ちゃんは気分で人を振り回す子じゃない。それは星斗や神荼さんたちのお墨付きだ。

 正義感が強いあまり、他家や清家の使用人に無礼な態度をとる人に対しては辛らつらしい。そこが後宮にあがるにあたっての懸念事項だったと笑ったのは、星斗。


「……ちょうどわたくしも、郁塁うつるいに二・三曲の二胡を披露する約束でしたわ」

「じゃあ、終わる頃合いを見計らって淹れてみるね。頑張る。望ちゃ――望様」


 ほろりと笑みが零れた直後、視界の端に来客らしき人物が見え、腰が落ちた。腰が抜けたのではない。自然と身についた目上の人に対する礼の仕草。

 合わせた裾からちらりと視線を動かすと、客人はこちらに顔を向けていた。たが、「お嬢様もよりお美しくなられましたな」と談笑していたので、私は視界に入っていなかったようだ。


「朔は大事な――客人です。わたくしにへりくだる理由はありませんのに。どちらにしても」


 彼女はきっと友人の類の表現を口にしようとしてくれていたと予想できた。

 けれど、それが何よりも私のためにならない。だから、望ちゃんは一瞬喉を詰まらせた。


「こっちも、どちらにしてもだよ」


 どちらにしてもは、対外的にも対内的にもだ。武器は望ちゃんと自身の盾になれるように。

 望ちゃんが訪問者から見えない角度を計算して、眉をしかめた。この子を尊敬するのと同時、すごく可愛いなぁって思えるのはこういうところだ。自分の表情ひとつで、だれがどんなレッテルを貼られるかを知っている。知っていることを誰かを守るために使う。


「話としては買われた存在だし、事実としても養っていただいている立場なのは本当だし。それに、私は何も知らない小娘だって自覚しているからこそ、相手をじっくり観察しないとドチラ側の人間かは判断できないからさ。体験として勉強させて欲しい」


 自虐的にじゃなくて、真摯に状況と向き合った結果の姿勢だ。


 対外的に、私の扱いは割と面白いことになっている。

 北辰国に流れ着いた東方国のさらに前時代の貴族として扱われているらしい。魔道で氷漬けになっていた骨とう品が輸入され、なんらかの影響で解凍後に息を吹き返し逃亡。街を彷徨っている間に陳家の息子に悪戯されそうになり、そこを本来の買い手である清家に保護された。

 それが、私が保護された事の成り行きとなっている。大雑把なシナリオの気もしたが、そのあたりはさすが公子一派と国の有力貴族。御守り役登場に際して諸々根回しや準備は進めていたと言う。具体的な内容は聞いていない。神荼さんと郁塁さんは知る必要がないとそれぞれの表情で口にするし、星斗なんて愉しげに『俺は話してやってもいいが?』とか悪魔も裸足で逃げ出しそうな笑顔で不気味な笑い声をたてるんだもの。

 不幸中の幸いか、案外的外れじゃないのも面白いのだ。実際に東方国の前時代とやらの何十冊かの書物を読んだが、ITや電気機器以外はほぼ現代日本と合致していた。電気と魔道を置き換えた環境だから、認識としては同じと表現しても問題ないと思えるほど。

 さらに興味深いのは、今の東方国の文化が逆行した江戸以前の平安とか室町とかごちゃまぜなところだ。ただ、異国人をほとんど受け入れていないので神秘の国と呼ばれているとも聞く。鎖国か、鎖国だな。

 あとは、よく知る異世界転移もしくは転生のお話として扱われていない点だ。聖女でもなければ、悪役令嬢でもない。かといって、料理スキルで生き延びるのでもなく、特別な知識を駆使して生きていくのでもない。本当に裸一貫の肉体勝負の御守り役。

 あれ、なんか自分が本当に平凡にのうのうと趣味も持たずに生きてきたのを実感して悲しくなってきたぞ。異世界でも日本知識を応用できる人たちって、ただのチートじゃなくてちゃんと日本でも頑張っていた人だったんですね。すごい。


 思考が謎の方向に旅立とうをした私を引き戻してくれたのは、望ちゃんの体温だった。

 どうやら完全に訪問者の気配が消え、望ちゃんがうつむいたままの私の頬を撫でてくれたらしい。残念ながら、私が顔をあげてすぐに望ちゃんの手は引っ込んでしまったけど。


「朔が貴族の駆け引きに染まる必要なんてありませんわ。いえ、ごめんなさい。わたくしがソレを口に出来る立場ではありませんわね。ソレを暗に朔へ強要しているのは、ほかでもなくわたくしたちなのですから」


 望ちゃんが拳を握った。震えも見えて、柔い肌が赤に染まってしまうかと思うくらいだ。

 この世界の人はみんな優しい。特に望ちゃんの優しさは、哀れみでも同情でもない。私を視てくれて、自分を諫める優しさだ。

 だからという訳でもないけれど……。利用されているって言われても、自分の気持ちくらいは信じても良いんじゃないかって思えるようになるから不思議だ。


「望ちゃんの気持ちはすごく嬉しい」

「ならば――」

「でもね、私にも武器を持たせて。ここで、私が後悔しないように生きられるように。加えると、私だって利用されるだけに甘んじる可愛い奴じゃないからね? 生きられる術は全部吸収させてもらうんだから」


 強がりで背を伸ばした私を、望ちゃんはまっすぐ見上げてくれた。そんな当たり前みたいなことがすごく嬉しくて鼻先がつんとする。まっすぐ向き合ってもらえるのを、当然な反応じゃないって知っているから。私がそう思えたのも、受け止めてもらえるのも。

 思わず、鼻をすすった。でも、しんみりしたい訳じゃない。勝手だけど、嬉しいのだ。哀れみじゃなくて心配されるのも、止められるのではなくただ心配されるのが、すごく嬉しい。


「武器が朔の錆になるのは許しませんから」

「大丈夫。望ちゃんと一緒なら、錆さえも飛び道具に出来ると思うからさ」

「そうですわね。まずはわたくしが朔の、御守り役の錆にならぬようあらねば」


 いやいや。望ちゃんは十分すぎるほど、後宮入りする姫様である。

 あの根性ひねくれ意地悪星斗でさえ、望ちゃんが本当に帝の妃として後宮入りしたなら、歴史に名を遺す賢妃として名を遺すのにと残念がるほどだ。星斗の憎めないところは、望ちゃんのプレッシャーになるからと本人を前にしては言わないことだ。


「望ちゃんの向上心はすごいなぁ」

「……可愛げがないでしょう? 良く叔父に釘をさされるのです。女はしたたかである必要はあるが、あからさまな意気込みを表で見せるものではないと。識っているのを隠し、時折、皇帝の興味を引くように引き出しを小出しにするものだと」

「私には貴族の駆け引きの機微はわからない。現皇帝の性格も知らない。清家の発展を見るなら、叔父さんの意見も一理あるのかもしれない」


 無責任な同意はしたくない。だって、望ちゃんは私にとって大切な友人だから。

 日本では良く親友のノゾミに怒られたっけ。シングルファーザー家庭で色々あったのはわかるけど、朔は人の顔色を見すぎて正解を探して回答しているって。


「それでもね。私は後宮妃としての戦い方は知らなくても、私は目の前にいる望ちゃんを純粋に尊敬してるよ。だから、私も腹を括って前向きになれるんだよ」

「わたくしがいるから?」

「うん。望ちゃんが守りたいもの――偽妃としてでも、目的を果たす上で守っていくものを背負う覚悟を持っているのは傍でみている。理解なんておこがましいけれど、望ちゃんが小さな肩に背負うものに指先位でも添えたいと思うの。思えたの」


 望ちゃんは、最初の晩餐で本音を話してくれた。御守り役を人として認識はしていたが、血が通っている人間とは思えていなかった自分を恥じていた。今になってはそれだけでも嬉しいのに、葛藤しながらも友人として扱ってくれる。

 何も主観と星斗の評価だけじゃない。使用人と連翹れんぎょう先生の評価もある。まれに望ちゃんを世間知らずと評する僕もいるけれど、相対的な評価を見れば嫉妬とわかる。しかし、望ちゃんはただの嫉妬と思える意見にも、耳を傾ける。引っ張られるのではなく、一意見として冷静に受け止められる。私がこちらに転移して幸運なことと言えば、望ちゃんみたいな子が傍にいてくれることだろう。


「じゃあ! いつものお茶室で、とっておきのお茶を淹れられるように待ってるね」


 望ちゃんが年不相応な瞳で固まっているので、私がパンと掌を打ち鳴らした。

 いや、鏡を前にしているようで――鏡に映った自分を思い出して怖かったのかもしれない。泣きたいのに熱が溢れてこない、自分を見ているようで。

 ただ、私と望ちゃんの違いはスイッチの切り替え速度だ。望ちゃんはにったりと笑った。


「えぇ。わたくしが郁塁を音で篭絡ろうらくして、すぐ向かいますわ。ですから待っていてくださいね。望が、扉を開くのを」


 最後まで可愛い。望ちゃん、まじで可愛い。鼻息荒く両手を突き出したかと思いきや、小声で待っていてくださいと呟くコラボがつらい。

 私が男じゃなくて本当に良かったね。御守り役とのスキャンダルで闇を暴くどころじゃなかったよ。本当に。普段『わたくし』人称なのに、唐突の『望』可愛いかよ。可愛いだよ。


「あっ、朔! その裾はちゃんと修繕を頼みなさいね! 一流の職人がいてくれるのに、彼女らを仕事を奪わないように」


 長い廊下を曲がる直前、望ちゃんが振り向いて叫んだ。どこまでも人を考える子だ。

 両腕で大きく丸を作ると、望ちゃんは満足げに頷いて深呼吸すると背筋を伸ばした。


「もう清家の令嬢な姿だね」

「朔よ。お前はまだまだだな」

「――ほんと、星斗様はお暇、じゃなくて望ちゃんの警備に熱心ですね!」


 少女漫画のごとく、脇の樹から現れたのは星斗だった。しかも欠伸つき。気配はなかったので、私が木登りする前からいたのかもしれない。

 ストーカーかよ! 監視されているのはしょうがないけど、公子自らすることじゃないよね。いや、星斗は望ちゃんを可愛がっているのは、目に見て明らかだ。逆に良く偽妃としてでも、後宮入りを許したなって思うくらい。彼女を守るために私を監視したか、たまたま彼がいる場所に私がのこのこやってきたかだ。


「邪推するな。俺は天気が良いので昼寝をしていただけだ。そこにお前がやってきて、裙子すかーとの裾を翻して木登りなど始めるから黙ってやっていただけだ」

「それは裙子の中身を覗いていたと捉えてよろしいでしょうか」


 別に、羞恥しゅうちはない。分厚い黒タイツみたいなの履いている。それに、不本意とはいえ己が披露した非常識な行動の責任を相手に問おうとは思わない。

 それでも文句を言ってしまうのは反射神経だろう。


「あぁ。絶景ではなかったな。朔よ、お前もう少し食べる量を増やせ。傷ついた際に、ただちに神経に被害が及びそうだ」

「ご忠告の意図が全く喜べないものからですが、貴重なご意見として承ります」

「そうしろ。望も喜ぶ」


 星斗は欠伸交じりに呟くと、すたすたと正門の方へと歩いて行った。柱の陰に神荼さんと郁塁さんを見つけて頭を下げる。郁塁さんはぶんぶんと大きく腕を振ってくれた。神荼さんはそっぽを向いたものの、そのまま軽く頭を下げてくれた。

 ついでに星斗は振り返って、ジェスチャーでお前様の食材を届けておいたと伝えてきた。お肉! そして、きのこと生卵‼ 食は生きがいである!


「先ほどの顔もひどかったが、そちらの方が百万倍ひどくても見るに堪えるな!」


 そう声をあげた星斗はさっそうと姿を消した。

 堪えるってなんだよ! と歯ぎしりしなくもないが、星斗の気遣いが目に見えてわかるものだったので黙っておくことにした。


 それに――割と痛いところをつかれた。

 少し前までは望ちゃんの心配に、あたふたと『大丈夫だよ⁈』と慌ててしまい、余計に望ちゃんの心配を煽ってしまっていたのだ。

 それを見た星斗に『朔。お前は人の好意――いや、せめて望の気持ちには向き合え。あれは一度認めた者には誠実だ。何より、あいつがそうあれるのは、お前をソレに値する奴だからだ』と脳天をチョップされ、はっとしたのだ。


「あいつ、人たらしなのは本当なんだな。っていうか良くわからない。扱いが中途半端なんだよ」


 複雑な感情で呟いたものの、先ほどの顔がひどい発言を望ちゃんに愚痴ってしまったのは別のお話。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る