応援コメント

第8話 過去編 奪われた居場所」への応援コメント

  •  『残りカス』『毛虫』が良かったと思いました。
     私の心に刺さる表現でした。勉強になりました。

     あのメチャクチャな勇者候補が主人公だった別の話があったんですね。
     この作品は、そいつのために被害を被(こうむ)った人の側に立ったお話のように感じました。

     そう考えると、ミヤビさんは頗(すこぶ)る分が悪いです。


     @uruu様がスゴイと思いました。
     それは、登場人物のそれぞれの人生をきちんと作り込んでいるからです。
     なかなか、ここまでは作れません。

     また、同じストーリーを別主人公で書くと、どうしても書く作業時間が重なりません。書く時期が異なってしまいます。すると、後の作品を書いている時に、新しいアイデアが出ても、ストーリーに盛り込むことができない事態に陥ってしまいます。
     最初に書いた作品の設定に手を加えずに、書き進めていかなければなりません。

     悩ましかったり、苦痛だったりがあったのだろうと推察してしまいます。

     私も同じストーリーを別な角度から別作品として書くことを一度はやりたいと思っていたのですが、先に書いたような新しいアイデアを入れるのが難しいとか、自分の全力が出せないと思い実現できていません。

     なので、それを実現している@uruu様がスゴイと思いました。


    作者からの返信


     読んでいただき、ありがとうございます。
     
     身の余るほどのお褒めの言葉をいただき、恐縮です。私としても、探り探りの中でやっているので、亜逢様からの評価があると、とても心強いです。
     
     二つの話は元々、ミヤビを主人公にした一つの物語でした。ですが、一章のエピソード数を15前後にするはずが、レンヤ視点の話が膨らみ過ぎて、どうしても全体のテンポが悪くなってしまいました。
     だったらもう、いっそのこと、主人公を二つに分けてしまおう。同一の世界軸で【表】と【裏】のストーリーが出来たのは、そういった事情がありました。
     ただ、これもネット小説でしかできない楽しみ方だと、プラスに考えることにしました。また、そういう形式の小説作りに挑戦してみたい、という新たな目標も生まれました。結果的に、これで良かったと今は思っています。
     
     この物語は【裏】のお話です。基本的に、【表】のストーリーを読まなくても理解できるような流れにしていくつもりですが、時間に余裕があった時は、気になる部分だけでも覗いてみてください。
     
     あの時のセリフはこういう意味だったのか。
     この時の行動はここに繋がるのか。
     
     主人公が変わることで、同じはずの展開が、また違った視点から楽しめるようになっていると思います。