初依頼に出発①

遺跡それはダンジョンと少し違い古代の鉱石や宝などが隠されている。

ダンジョンは冒険者が遺跡は遺跡調査員が探索となっている。

内容の違いは冒険者は国、団体、個人と依頼を受け付けダンジョンで狩りをしお金を稼ぐ。

遺跡調査員は国、自分自身での調査のみそして遺跡関係の調査しか受け付けない。

冒険者はたくさんの人たちが名を遺しているが調査員はとても少ない。

そもそも調査員は世に名が出ることは本当にまれなのである。

だから調査員志望人数は少なく志望したものは落ちる確率が高い。

その中僕は受かったということ。


最初の依頼は順調に国から受け取った。

『アウレ遺跡の探索・資料集め』

それが一番最初の依頼。アウレ遺跡はここらへんでまだ探索しきれていない遺跡だ。そんな仕事を僕がしていいのだろうか。

まあ頼まれたんだやるしかない。

依頼書を徐々に読んでいくと最後の文にコメ印がついてあった。


※一人だと危険性が高いため同行者を送る


同行者、いわゆる仲間となる人。

僕はあまり他の人と行動するのが苦手で嫌いだできるだけ避けたいがどうせ今回のみだし我慢するか。

その同行者とはいったい…


「あっ、あの!えっと…マクリルさん、です、か?」


この声どこかで…

ああ試験のとき最下層で会った人だ。


「ああそうだ。試験の時以来だな。改めてエド・マクリルだエドでいい」


「あっはい、えっと、わ、私は…マナ・サンジュリエ…です」


サンジュリエってどこかで聞いたことがある。

確か遺跡関係の本で…


「えっと、その…私の祖父は、一番最初に遺跡を攻略し最初の謎を解決した、人、です」


なるほど。イドル・サンジュリエの孫ということか。

面白そうだ。

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頭がおかしかったんで冒険者を諦めました NOMO消し @NOMO0425

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