屍を越えてきたなっ!

 自主企画「おかしな戦争」参加作品として、企画主が読みました。

 お世辞は嫌いだし、組織票は好まないので、参加作品のレビューは書かないつもりでおりましたが、それを抜きにして実に面白い。「これは重畳、阿井上夫もかくありたい」感じの出来で、本家を軽く越えてきました。

 また細かい仙台銘菓ぶりも素晴らしい。宮城野の思いを胸に読めます。ただ、次第に「ZUN田震九」が気になって仕方がなくなるので、読みすぎには要注意です。日本語にならなかったのね。

 ということで最後に一言。
「貴様っ、ジャージをジャスと呼ぶ類の人間だな!」