「文盲の女」への応援コメント
日常に普通に転がっていそうなシチュエーションで、そこそこの長さがあるのにさらっと読めました。
ここから、ひとつ前の『なにも起きていない』につながったりしないかなとか思ったり。
作者からの返信
サンダルウッドさん
毎度、感想ありがとうございます!
日常に転がっていそうなシチュエーション、ですか。
これが日常なら、社会はもう終わりかけかもしれませんね。
『なにも起きていない』とは直接つながっているわけではありません。
が、似たような登場人物ではあると思います。
今後もなにとぞよろしくお願いいたします。
「なにも起きていない」への応援コメント
「作り直されてきらびやかになったパッケージしか知らない制服女と、記憶の中の輝きしか追えない男の会話は、深夜に冷蔵庫が氷を作る音や、エアコンが動く音のやり取りと同じくらい無意味だった。」
ここの比喩が凄く良いですね。夜勤中によく製氷機の音を耳にすることがあるので、大変共感できます。
あれですね、風〇で事を終えた後の寂寥感ですね。話好きだったり関係性築けてる人だと楽しく終えられるんですが(笑)何とも言えない後味の、しかし興味深い短編でした。
作者からの返信
サンダルウッドさん
感想ありがとうございます。
表現の練習のつもりで始めた短編集なので、そう言っていただけると励みになります。ありがとうございます。
風〇とも、援〇ともとれるし、事が起きたか起きていないかは読者の方にお任せしますし、それは重要なことではありません。
なにせ「なにも起きていない」のですから(笑)
「文盲の女」への応援コメント
『文盲の女』というタイトル通りですね。前作の『なにも起きていない』といい、文面上から窺える世界とその裏側にゾッとしました。文体も美しくて読みやすかったです。
作者からの返信
綾野トモヒトさん
感想ありがとうございます。
伝わって大変安心しております。
『写真家・ササキの存在意義』が分かりやすさを最重視しているのに対し、暗澹編は「わかる人だけわかりゃいい」という意識で書いておりますので、賛否あると思いますがお付き合いいただけるとありがたいです。