理系脳の新魔法【pv1600越え(≧∀≦)、有難うございます！】

もう1人？

いきなり居なくなってしまった2人。

目の前には2人を奪った元凶がいる…

やることはわかりきっているだろう。

「ぶち殺すっ‼︎‼︎」

なにかが渦巻いている。自分の中で。

止めることは、しない。それが最善だと本能は分かっていた。

身体は動かせないが、思考は出来る。

身体を動かしているのは、別の何か。

何かは、だいたい予想できるが…

『君が爆発させた、怒りの感情。もともと君の中の人格の一つだから、乗っ取ったりなんかしない。安心して任せろ。』

自分と同じ声、同じ影は言う。

『自分自身の内に秘めた仮面（じんかく）の一つ。

今までほとんど現さなかったもの。

ほんの少し発現させるだけだよ。』

全てを委ねる。警戒は無い。だって自分だから…

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

一方的な戦い。剣はなかった、それでも圧勝するほどの戦闘センスがあった。

相手は強かった。とっさとはいえ、俺の魔法を受けて無傷だった。

『終わったよ。』

「あぁ、すごいな。」

『戦いは慣れてるんだ。記憶がね、色々なものが混ざってる。

そうそう、今まで考えてたことがあってね。』

曰く、魂が飛ばされる時に少し離れてしまった。前世で、怒りとその他の感情が半々だったからなのかもしれないが、切り離された。

もちろん半分しか無い魂は存在できない。だからさまよっている小さなもの一つ一つを吸収して、1を創った。

『その時吸収した中に技術も含まれてたのかもね。』

自然と吸収したものは、もちろん関係があるものだろう。

『怒りを核に集まった、負の感情。その関連には喧嘩から犯罪、果てには戦争。全てを理解するのに結構かかったよ…』

救世主は笑う。

もう1人の自分。

共に生きる仮面（じんかく）

『ほら、元に戻そう』

手には二つの球体が握られていた。

………………………

あの…

ほんっっっっっとうに申し訳ありませんでした！！

週1投稿だなんだ言って、結局こんなブランク開けてしまって…

こんな自分ですが、

まだ小説は書きたいと思ってるので、書かせてください…

不定期投稿になってしまうかもですが、よろしくお願いします。