奇妙な出来事

@Hirokis

第1話

いつものように部活の行っていた。しかし今日の部活をする場所は学校のグラウンドではなく学校からバスで一時間ほどかかる山の中にあるグラウンドだった。そのグラウンドは学校のグラウンドと比べて気温が3度くらい違うので選手も暑さに負けずに練習ができるので今日の練習にはやる気がとてもあった。しかしその日は雨が降っていてさらに雨のおかげで気温が下がりとても良かった。そして、練習の準備をするためにそのグラウンドのすぐ隣にある建物に入った。その建物は更衣室もついておりとても便利な所だった。しかし今日、その建物に入ってみるとなんだかとても誰がいそうな雰囲気がしていた。それを一番先に入った私が感じ興味本位で私の彼女とその謎の雰囲気の元を探しに建物内をうろうろしていた、するといつも更衣室だったところの扉が襖に変わってしまっていた。本来ならここで止まっておいたほうがいいものの何故か私達はその襖を開け中に入ってしまった。襖の奥には約10メートルおきぐらいにまた襖が置かれていた。流石にこの先に進んでしまったら何が起こってもおかしくないと思いその部屋から私達は出た。そして、その事を部活の顧問の先生に伝え今日部活は中止にしてもらった。それから私達は襖の奥のことが気になり、ある日部活を休み2人で襖のある建物まで行った。そこにはグラウンドの他に体育館も設置されておりその日はバスケットボール部が体育館で練習をしていた。そして私達は更衣室のある例の建物の中に入った。しかし建物の中に入ってもこの間感じた謎の雰囲気は感じなかった。そこで、バスケ部のマネージャーの子達がその建物内にいたのでそのような雰囲気を感じなかったか聞いてみた。するとその子達は全くそのようなことは感じなかったと言っていた。なので私達は更衣室に向かってみるとそこには以前からある普通の更衣室になっていた。それから私達はその例の建物に週に1.2回ほど通っていた。しかし半年経ってもこの間のような誰かがいるような雰囲気を感じることもなく時だけが過ぎて行った。そしてそれから1カ月ほど経ったある日、私達はその日も例の建物に向かっていた。すると急に雨が降ってきたので急いでその建物に向かった。雨に濡れるのが嫌なので私達は急いでその建物の中に入った。するとこの間体験した誰かがいるような雰囲気を感じた。そして私達は更衣室の前まで行くとやはり更衣室の扉ではなく襖になっていた。私達は覚悟を決め襖の中に進んだ。すると前と同じように10メートルほどおきに襖があった。私達は次いつ、この現象が起こるかわからなかったので襖の奥に進んでみた。襖の奥にはまた10メートルほどおきに襖があった。しかし奥に進もうと襖を開けようとしてもなぜかその襖は開かなくなっていた。もう一度襖を開けようとすると誰かに睨まれているような感じがした。

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