第3話 家路
◆ 2020年12月29日(火曜日) 午後05時10分
真島はJR大曽根駅の構内に入ると直ぐに立ち止まり、上着の内ポケットからスマホを取り出した。
真島は普段から腕時計をしないタイプである。
「午後05時10分かぁ、5分早く着いたな」
再びスマホを上着の内ポケットに押し込んで、周囲を見回してから歩き始めた。
普段なら自動改札に直行するのだが、今日に限っては駅構内をぐるりと一周して柱を見て回る事にした。
規制線のテープが貼られているかを確認する為だ。
遠隔思念 コンスタンティヌス1世 @oikaze2005
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。遠隔思念の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます