第2話 トゥインクルの意味を教えて

「お前のことが好きだ。俺と付き合ってくれ」

「ちょっ!?」

 そんなことを言われて、あたしは絶賛混乱中です。混乱なうです。

「......ダメか?」

「い、いや、あんたのことは嫌いじゃないし、付き合うのはやぶさかではないけど!えっとね、だから、その......。あぁぁ!もう分かったわ!言ってやる!言ってやるわよ!あたしも...!あんたのことが好き!!だから......!あたしと付き合いなさい!」

 ふんっ!どうだ!言ってやったわ!あたしだってやるときはやるのよ!


チリリリッ


 けたたましく鳴り響く目覚まし時計の音で目が覚めました。

「......」

 いま、あたしの顔は真っ赤でしょう。見なくても分かります。

「......だぁぁぁ!なんであいつなのよぉ~!」

―良いじゃない。素直になっちゃえば?

「うっ」

―貴女の事だから、「話したり、バカしあったりする―そんな関係が続くといいな」って進むのが恐いんでしょ?だから隠したんでしょ?

「な、な、なんで...?」

―分かるわよ。だって、わたしは貴女なんだから。でもね、全然隠しきれてない。あの子が鈍いだけで他の子はみんな知ってるよ?

「~~ッ!」

―だから、素直になっちゃえば?

「ぅ、うるさいわね!あたしはあの関係のままで良いと思ってるの!」

―ふ~ん?ほんと?

「ほんとよ!?あんた、もう黙ってなさいよ!」

「ねぇちゃん!朝から独り言うるさい!」

 ビクッとして振り返ると、ドアを開けた姿勢の弟がいました。目覚まし時計はいつの間にか止まっていました。

「ご、ごめんね?ちょっと、電話かかってきてて、独り言じゃないのよ?」

 あたしの朝はいつもこんな感じです。


あとがき


 ど~も、葉乃ヒロミです。僕の話には、大体あとがきが付いてきますよ~?あとがき大好き人間だから。むしろ、こっちが本編的な?

 今回は曲原作の小説です!原曲は、「トゥインクル(ver鹿乃)」です!勢いで書いてみたらこんな感じになりましたエヘヘ(*^-^*)。

 ......二次創作にあたるのかなぁ?だったら、消さなきゃなんだけど......まぁ、一応載せてみますね~。

 本日はここまで~!ピピー!あのね、あのね!この先、工事中なの!

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ラブコメの創庫 葉乃ヒロミ(元・ハープ) @harp0

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