熱い男、もとい猫がヒロインのために奮闘する王道ハードボイルド。読者を飽きさせないストーリー展開に軽快な台詞回しと小ネタが彩りを添え、続きを読む手が止まらない。“他種族に対するバリアフリー”という着眼点も面白い。私事だが、主人公ジャックの声が終始森山周一郎(ポルコ・ロッソ/「紅の豚」)で脳内再生されていたので映画のような臨場感があった。
ううむ……僕の足りない語彙でアレコレ言うのは、一流の素材を素人が飾り立てるようなものなので一言だけ言わせて下さい…… めっちゃ面白いから是非読んで下さい!!