作中の「手記」は、どうか朽ちる寸前まで発見されずに眠っていて欲しいけれど、この物語は、ちゃんと光のあたる場所へ引っ張り出すべき。書いてくれて、ありがとう。読めるように残してくれて、ありがとう。ええい、化粧しなきゃいけないのに鼻水が止まらないぜ、チクショウ。